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山本 祐三 院長の独自取材記事

耳鼻咽喉科・アレルギー科 山本医院

(寝屋川市/寝屋川公園駅)

最終更新日:2020/04/01

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「耳鼻咽喉科・アレルギー科 山本医院」は、学研都市線の東寝屋川駅徒歩2分にあるクリニック。大学病院で長年、研究・臨床・教育に取り組んできた山本祐三院長は「大学病院に匹敵する医療を提供したい」と日々知識・技術の向上に努めるだけでなく、約20年前の開業以降、学会発表や論文投稿を毎年のように行うなど精力的に活動している。特に口腔咽頭潰瘍については専門性が高く、大学病院からの患者紹介やセカンドオピニオンの依頼なども多く受けているそう。一方で何でも話せる気さくな性格で患者から「優しいですね」と慕われる山本院長。医師になった理由、患者に接する際に心がけていること、院長の持つ幅広い人脈のメリット、今後の展望、早期発見・治療の重要性など話を聞いた。
(取材日2018年10月16日)

論文執筆や学会発表など、新しい医療の探求を続ける

クリニックの特徴を教えてください。

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この地域は、1999年の開業時はまだ農地もあり発展途上だったのですが、医師の数が少なくこれからの町だと思ったため、ここで開業しました。現在は街並みも変わり、お子さんからご高齢の方まで幅広く来院いただいています。開業するまで大学で研究、臨床、教育の3つに取り組んできました。大学での臨床については、耳鼻咽喉科の中には頭頸部、耳、鼻、咽頭部などさまざまな分野がありますが、診療から手術まで十分経験しましたね。開業医としてさまざまな症状に対応する上で、大学で長く勤務し、オールラウンドにやってきたのは強みではないでしょうか。現在も当院で対応できる耳、鼻や口腔、咽頭の中の各種疾患に関しては、日帰り手術も行っています。

開業後から現在まで研究を続け、毎年のように学会発表や論文投稿を続けていると伺いました。

毎年学会発表をして、論文を書くことは私のこだわりなんですよ。大学病院に匹敵、いやそれ以上の医療を提供しようという強い思いがあるため、患者さんを第一線で診て治療するだけにとどまらず、学問的にも精進し開業医からでも医療を変え、医学を牽引できることに誇りを感じています。そういったこだわりを一貫して持っているので、毎年1回は学会で発表、論文を書いてきました。また書籍の執筆も同時に行ってきました。患者さんに説明する時も自分が書いた本や論文を示して説明することもできますから、説得力も増します。研究を続けているということは、日々最新の論文を読んで勉強しているということですから、最先端のホットな知識を患者さんに提供できることに直結します。

開業後に研究を続けることは並大抵の思いではできないことだと思います。

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開業後、研究を続けている人は多くはないかもしれません。現在私は、口腔咽頭潰瘍に興味を持っております。特殊な症例はよほど注意していないとなかなか集まるものではありませんが、開業したら一次病院として口内病変を診る機会が多く、大学時代に得られなかった症例にたくさん遭遇します。いくつか書籍を執筆しており、大学などの医療機関で口内病変を調べようとパソコンで検索をかけると、私の論文がたくさん出てくるようで、大学病院から紹介を受けた患者さんが当院に受診されることも多いんです。研究する、論文を書くということは大学病院時代から長年やってきたことで、それが開業してからも継続できる力になっています。その成果は当院の診療に活用するだけでなく、いちクリニックから発信された研究成果が医学の発展に役立っているのではないかと感じています。

“優しい院長”が提供する「最終形を考えた」診療

患者さんに接する際に心がけていることはありますか?

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患者さんの持っている病状、背景をより深く聞き出すことです。いろんな方が来院されますが、過去・現在の病歴を聞き出したり、病気につながるような情報をより多く引き出すことが疾患の的確な診断、早期発見・早期治療の糸口になります。私自身、割とざっくばらんで気さくな性格だと思いますので、話を聞き出すのは得意かなと思いますね。開業して約20年たちますが、大学病院時代の患者さんがいまだに来てくださるんですよ。かつて私が手術を行った患者さんが元気に来院してくれたり、地域の方でもがんで大学病院を紹介した方が「がんを早期に発見してもらったので助かった」と来ていただけたりするのがうれしいですね。

優しくて話やすい先生だからこそ、早期発見につながる話を聞き出せるのですね。

特に最近、よく「優しい」と言われるんですよ(笑)。患者さんにとって最善の治療を提供するために、完治するまでを見据えて対応するのがモットー。私は長年、大学病院にいましたし現在も学会発表や論文投稿を行っていることから、多くの医師と交流があり、それぞれの疾患に合った適切な病院と医師のネットワークがあります。患者さんを診察して「この人を一番早く治すにはどうしたらいいか」がわかるので、ここまでは当院で、その後はあの病院の先生に任せよう、など患者さんの最終形を考えて逆算して治療を行えます。「とにかく大学病院に行って検査を受けてみて」というのではなく、その疾患の治療に適した病院と先生を紹介できるので治療時間のロスもない。たとえ大学病院を紹介してもそこに患者さんが必要とする専門の医師がいなければ意味がありませんが、私の人脈を通じて患者さんの疾患にぴったりのエキスパートを紹介できるのも私の強みだと思います。

どの部位にどんな症状があれば耳鼻科を受診すべきでしょうか。

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耳鼻咽喉科が受け持つ範囲は、脳外科と胸部外科の中間領域で、口腔外科とも競合領域がたくさんある科です。さらに、内科と被る部分もあります。ですから、どの科を受診すれば良いかわからない症状がみられる場合は、一度受診していただいて判断させていただきますし、もちろん耳鼻咽喉科以外の医療機関でも紹介させていただきます。何か気になることや症状を自覚したら、早期発見・早期治療のためにも、まずは一度ご来院いただければと思います。

手遅れにはさせない、早期発見・治療に全力

先生はなぜ医師をめざし、耳鼻咽喉科に進んだのですか?

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私の両親が医師というわけではなかったのですが、高校生くらいの時に医師になりたいなと何となく思い、両親も勧めてくれたのが大きかったですね。大学卒業後、大学院では病理学を専攻しました。病理学は患者さんの病変部位から組織を採取して顕微鏡で病理診断を行います。耳鼻科の医師なら自分で患者さんの耳や鼻、口の中から病変組織を採取して、病理診断できるからそれほど強みになるものはないだろうなと。病理学を生かせる科といったら耳鼻科が一番良いと思って選びました。

今後の展望をお教えください。

開業していても学会での発表を続けたいですし、論文も書き続けたいと思っています。それは私の強みでもありますし、私のモチベーションです。こうした取り組みは学問的見識も広くなり、学会に参加することで大学病院の先生と交流できるのもメリットです。また、他科の領域の学会に参加することで、耳鼻科にとらわれない新しい知識やいいアイディアも得られるんです。事実、内科や皮膚科の先生方と組んで論文を書いたり、症例を提供しあうという交流もありました。そこで得た情報やつながりは、地域の患者さんへ診療を通して、還元していきたいと考えています。そしてまた書籍を出版していきたいですね。本来は開業したら研究はスパッとやめる人が多いと思いますが、やっぱり好きでなんでしょうね。医師にレクチャーする講演会等もやっていますし、こうした活動はこれからもやってきたいと考えています。

読者へのメッセージをお願いします。

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本来、時間やお金を投資するということは何か新しい価値を生み出す生産性のある行為です。ですが、病気の治療に関してはマイナスの状態から本来の0の状態に戻るだけに過ぎず、何か新しいプラスの価値を生み出すわけではありません。ですから、患者さんにとって、お金や時間をかけてクリニックや病院は行きたくない場所なのです。だからこそ、的確な診断を行い、早期治癒を図り、その結果患者さんの時間的・経済的負担を軽減する医療の提供が第一だと思っています。今後も患者さんの症状を見逃しのないように、さまざまな可能性を考え疑って、早期発見・早期治療・早期治癒が得られるよう努めてまいりますので、気になることがあったらまずはご来院いただければと思います。

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