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渡邊 康介 院長の独自取材記事

いりなか眼科クリニック

(名古屋市昭和区/いりなか駅)

最終更新日:2020/06/10

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市営地下鉄鶴舞線・いりなか駅の2番出口を出てすぐ、オレンジ色のファサードが目印のビルが「いりなか眼科クリニック」だ。院内に入るとまず、1階の受付奥にある庭が目に入る。バラやツツジなど季節の花々が美しく咲き、庭の奥にはサツマイモが植えられた畑まであるのに驚く。院内は3つのフロアからなり、受付や診察室など、どのフロアもポップな色使いが印象的で、患者が緊張せずくつろげるようにという心遣いが伝わってくる。関西出身の渡邊康介院長は名古屋に開業して19年。今では近隣住民にとって、なくてはならないクリニックの一つになっている。関西弁でおっとりとした口調で話す渡邊院長に、クリニックの診療方針や患者に対する思いなどをじっくり聞いた。
(取材日2016年5月20日/情報更新2020年6月10日)

美しい庭とポップな内装が優しい雰囲気のクリニック

庭もあって明るく優しい雰囲気ですね。

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クリニックは3フロア構成で、1階は受付と待合室、2階は診察室、3階が手術室とリカバリー室となっています。「病院は怖い」というイメージをお持ちの患者さんもいると思いますので、院内はなるべく明るくポップな内装を心がけました。特に受付は最初に患者さんの目に触れるフロアですので、緑色のカウンターに黄色の天井など、明るい色を取り入れています。また、受付奥には庭を作って季節の花やハーブを植えています。クリニックを移転して8年がたちますが、その間に庭も成熟して、春には桜、秋には紅葉したモミジも見られるんですよ。また、2階、3階も目に優しい緑色を基調としていて、診察中や手術前後にリラックスしてもらえるように配慮しています。「笑顔で来て、笑顔で帰ってもらえるクリニック」がコンセプトです。

先生のご経歴を教えてください。

私は関西出身で、近畿大学医学部卒業後に付属病院勤務を経て、名古屋や東京の眼科医師のもとで修業をした後に、2002年に開業をしました。まだ20代の頃ですが、救命救急センターに半年ほどいた時期があり、そのときに命は有限であるということを目の当たりにしました。限られた人生の中で、眼科の医師として一流をめざしたいという思い、日本の眼科クリニックの中でもよく知られる名古屋の杉田眼科病院に手紙を書き、学ばせてもらうことになったのです。杉田眼科病院では、困難な手術を数多くこなす偉大な先生方にご指導いただきました。その後、レーシックを日本に広めた慶應義塾大学医学部の坪田教授のもと、先進の近視手術の経験を積みました。名古屋には勉強をさせてもらった杉田眼科病院があったこと、そして開業予定の土地の前にあった樹齢100年以上の桜の木にインスピレーションを感じて、この地で開業することを決めました。

桜の木が開業の決め手だったんですね。開業されてからはいかがですか。

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若さゆえの勢いですね(笑)。杉田眼科病院で偉大な先生方とご一緒して、自分はまだまだだと痛感しましたので、まずは名古屋で開業をして、この地に根づいた眼科の医師になろうと思いました。ですが、開業当初は未熟さゆえに開業医のつらさをたくさん味わいました。勤務医時代と違い、経営面やスタッフの管理など、思うようにいかないことも多く、さらに、知らない土地で暮らすことの厳しさも感じました。開業して19年、そしてクリニックを今の場所に移転して8年がたち、今やっとこの地に根づいてきた手応えを感じられるようになりました。

近隣に住む患者やその家族との交流を大切に……

クリニックの診療方針を教えてください。

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いかに一人ひとりの患者さんと時間を共有して、向き合っていくかということに重点を置いています。当院は、いりなかという場所柄、若い学生さんから年配の方まで、いろんな患者さんがお見えになりますので、電子カルテでそれぞれの患者さんの診療記録をしっかり保管して、10年後に来てもらっても記録をもとに診察ができるようにしています。私も患者さんと一緒に年を重ねながら、地域に根差して、何かあったら気軽に来ていただけるようなクリニックになれればと思います。また、白内障の手術やオルソケラトロジーという新しい近視治療の実績なども多くありますので、自分にできることで地域に貢献していきたいですね。その他、最近では逆まつげ手術や眼瞼下垂手術などにも力を入れています。

患者さんを招待する感謝祭とはどんなものですか?

感謝祭は当院に来てくださる患者さんへ感謝の気持ちを伝えたいと思い始めました。4月と10月の年2回、患者さんやそのご家族を招待して、大道芸やマジックなどのイベントや、サツマイモ掘り、ライブ演奏などを楽しんでもらっています。私が幼い頃にサツマイモ掘りをして感動したことを覚えていて、その感動を患者さんたちと共有できたらと思ったのです。クリニックを移転して、庭の奥に小さな畑を作ることができたので、そこにサツマイモを埋めて、10月の感謝祭でイモ掘りをしています。また、4月は庭の新緑がとても美しいので、庭を散策してもらって「見える喜び」を感じてもらっています。

感謝祭では他にどんなことをするのですか?

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クリニックを移転してから感謝祭を欠かさず行っていますので、年々内容がブラッシュアップされています。庭の新緑を散策したり、サツマイモ掘りをする以外にも、地元名古屋大学のジャグリングサークルの学生さんに芸を披露してもらったり、大道芸や落語家を呼んだりもしています。また、最後には必ずバイオリンやヴィオラの演奏者などによる生演奏のライブも開催しています。お土産に庭で育てたハーブの苗木をプレゼントしたこともありますよ。「五感を刺激して感動を共有すること」が感謝祭のテーマです。感謝祭を実施することで、患者さんとの距離が近くなって、医師という職業が地域の人にとってより身近で優しいものになるような気がしています。また、当院のスタッフも患者さんと接する機会を楽しみにしているので、これからも続けていきたいと思います。

“10人家族”で地域に愛されるクリニックをめざす

クリニックでは美容皮膚科の診療も行っていますね。

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週に2回、皮膚科の女医さんに来ていただいて、エイジングケアのための外来を行っています。眼科では白内障の手術などでエイジングケアに貢献することはできますが、もっといろいろな参入の仕方があるのではないかなと思っていました。そんなときに医療用レーザーに出会って、その進歩に驚き、当院でも導入することにしたのです。実際、白内障の手術をされた患者さんは、「よく見えるようになって顔のしみやしわが気になるようになった」とおっしゃるので、皮膚科の外来を喜んでいただいています。

お休みの日や自由時間の過ごし方を教えてください。

昔から体育会系なので、ゴルフをしたり、ランニングをしたり、山登りをするなど、体を動かしていることが多いです。ここ最近は、トライアスロンチームに入ってトライアスロンを頑張っています。チームでいろいろな大会に出ることや3種目をこなすことが難しいですが、大自然を相手にするスポーツなので楽しいです。診療にも集中力面で役に立っています。また、白内障手術の前は必ず7、8キロ走って集中力を高めています。1mm、2mmの単位で正確さを要求される手術で、視力という大切なものを患者さんから委ねていただくのですから、判断を研ぎ澄まして手術に臨むようにしています。

今後の展望を教えてください。

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何の縁もなかった名古屋で、19年間続けてこられたことに感謝して、これからもこの地で、近隣住民のための医療を続けていきたいと思っています。やめるのは簡単で、続けることこそ難しいと感じていますので、難しいことに挑戦したいですね。これからの時代は、広い範囲で眼科診療ができるジェネラリストな医師が求められます。また、眼科治療のみならず、エイジングケアの分野も一層需要が高まるでしょう。そういった時代の流れにマッチングしながら、よりよい医療を提供していきたいと思います。また、患者さんの方向を向くのはもちろんですが、スタッフを大切にしていきたいという気持ちもあります。現在、スタッフは常勤7人とパート3人程でやっていますが、10人の大家族のような気持ちです。良いスタッフがいてこそ、良い医療が提供できますので、“家族”みんなで地域に愛されるクリニックをめざしていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/片眼3万1818円、両眼6万3636円(検査費用は別途)
しみケア/4000円~
※価格は税抜表記

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