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水野 惇子 院長の独自取材記事

東松原皮フ科

(世田谷区/東松原駅)

最終更新日:2019/08/28

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東松原駅より徒歩3分、静かな住宅街にたたずむのは2010年2月に開院した「東松原皮フ科」。ガラスブロックから差し込む温かな自然光があふれる院内では、チャーミングな笑顔がすてきな水野惇子先生が診療にあたっている。女性らしいきめ細かな診療で、患者からも親しまれているという。湿疹やあせも、アトピー性皮膚炎などの一般皮膚科を中心に、しみ・しわの相談など「皮膚のメンテナンス」にも注力。院長を頼って、幅広い世代の女性をはじめ、男性の患者も多いのだとか。今回、「この地域にお住まいの皆さんは、本当に品格がある素敵な方が多いんです」と微笑む水野院長に、皮膚と食べ物、皮膚と心など興味深い話をたっぷりと聞いた。
(取材日2018年9月7日)

東松原の人々とともに、年を重ねていく

まず、医師を志した理由からお聞かせください。

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「ただ成り行きで」という面白くない答えです(笑)。私は名古屋出身で、祖父と父、叔父が医師でしたので、他の先生方のようなドラマチックな動機はありません。他の職業を考えることもなく、もし医学部に入れなかったら普通のOLさんか主婦になるだろうと思っていました。ですが、今では「天職だった!」と実感しています。というのも、東邦大学医学部卒業後、同大学皮膚科に入局し、大森赤十字病院やせんぽ東京高輪病院などで皮膚科部長として勤務しました。その後皮膚科クリニックで美容皮膚科についても多くの経験を積ませていただき、2010年2月に当院を開院しました。皮膚科を専門にしたのは、父のアドバイスも大きかったです。「将来は医療機器が革新的に進歩しているはず。写真や映像などでの診断能力を高める努力を続ければ、よりよい皮膚科医療につながるだろう」と言ってくれました。まさに父の話のとおりになりましたね。

こちらで開院されたきっかけは何でしょう?

実は、当院が開院される前は、この地で別の女性医師が25年間皮膚科をしていました。その先生とは大学も医局も異なりますし、直接的な知り合いではなかったのですが、その先生がお辞めになるときに、後継させていただけたらうれしいなと考えました。結果として、「東松原皮フ科」として引き継ぐことになりました。ですから、もうここで30年以上も皮膚科をしていることになりますね。ずっと通っていただいている患者さんもいますし、たまに、「前の先生はすてきだった」とか言われちゃうんですよ(笑)。私も頑張らないとって思いますね。地域に密着したクリニックとして、患者さんと長く信頼関係を築いていきたいです。

最近はどのような症状の患者さんが来られていますか?

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皮膚科の病気は、季節の影響を受けるものが多いんです。例えば、夏場は虫刺されや水虫、日焼け、とびひ、あせもなど、さまざまです。女性の患者さんの中には、アクセサリーをしていて、汗で肌がかぶれてしまう方もいらっしゃいますね。市販薬で済ませる方もいらっしゃいますが、かえって悪化してしまう場合もありますので、気軽に来院していただけるとありがたいです。また、これは開業当初から変わっていないのですが、男性で「しみを取りたい」と相談に訪れる患者さんも多くいらっしゃいます。たとえ高齢の方でも、いろんなところからしみについての情報収集をして、来院されているようです。中には、まずはご主人が来られて、後から奥さまを紹介されるなんてこともありますよ。男女ともに、しゃきっと凛とされていて、意識が高い方が多いなと実感しています。「私も将来、この方々のように年を重ねられたらすてきだわ」と目標にさせていただいています。

皮膚の健康のために、メンテナンスにも注力

健康的で美しい皮膚のために、どんなことができますか?

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やはり、何よりもメンテナンスが大切ですね。当院では、最初は湿疹やかぶれ、じんましんなどで来られた患者さんが、皮膚が徐々に落ち着いていくにつれて、「もっときれいになりたいな」と思われることも少なくないようです。そこで、しみ・しわなどの自由診療のメニューもご用意しています。ただ一つ知っておいていただきたいのは、美容皮膚科の施術は、すぐに結果が出るものではないということです。まるで変身したかのように急激に効果の出る施術を望む方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではないのでそこをご理解いただければと思います。

毎日の食生活もお肌に影響しますか?

皮膚のトラブル改善には、食物の栄養素が頼りになります。栄養バランスを考えた食事を続けることで、きっと将来に差が生まれるはずです。よく継続は力なりと言いますが、まさに食べ物がそうですので。患者さんの中には、食生活が乱れている方がいる一方、こちらが驚くほど気をつけている人もいらっしゃいます。先日も若い男性の患者さんに食生活を聞いたら、「自分で作っています。だっておいしい物を食べたいから。コンビニ弁当よりも僕が作ったほうがおいしいんです」という方がいて。偉いなと感心しましたよ。また、ニキビの患者さんなどから「どういうものを食べればよいのか?」と聞かれたら、一生懸命にアドバイスしています。

他に、肌のために気をつけたほうがいいことは何でしょう?

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正直なところ、「気にしすぎも良くない」ということですね。ときどきご自身のあら探しをしているような方もお見受けします。小さくて薄いしみをみつけて、「これじゃ恥ずかしくて外に出られない」と。でも、そのようなストレスこそが、肌に悪影響を与える原因になることだってあるんです。というのも、皮膚は精神的なものの影響が非常に大きく現れる部位です。人間の体そのものが精神の影響を受けやすいとも言えますが、例えば脳や肝臓を取り出してみることはできないですよね。でも、皮膚の場合は、鏡を見たらありありとわかってしまいます。だからこそ、気になることも多いのかなと。しかし、ぜひ大らかな気持ちで過ごしていただきたいです。あとは、とにかく紫外線と保湿に気をつけてもらうことは大切です。そして、十分な睡眠をとることも。現代人にとってはなかなか難しいことかもしれませんが、健康的な生活を送ることが大事だと思います。

地域の人たちの「肌の応援隊」をめざす

先生の明るくて、とても話しやすい人柄がすてきだなと感じました。

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ありがとうございます。不思議なことに、先日眼科に行ったさいにも、「話しかけられるオーラがある」と言われたんです(笑)。待合室で、同じ患者の立場である私に対して、見ず知らずの年配の女性からレンズについていろいろと相談を受けました。他にも、皮膚科での勤務医時代に、「ここって、よろずの相談所ですね」と言われたこともあります。患者さんが他の科で医師に聞き出せなかったことを、私に相談してくるんです。あとは、ここで診療を始めた頃、90代の女性の患者さんが「先生はやさしくて頼もしい」と言ってくださいました。すごくうれしい言葉でしたね。「頼もしい」という言葉がとても印象的で、こんな私にも頼りがいがあるのかなとしみじみ言葉を反芻したのを覚えています。

ちなみに、先生の趣味は何でしょう?

なんとか時間をつくって、海外旅行をすることですね。別世界に行くことで、日常から離れて気分転換しています。海外旅行が好きなので、そのために働いているようなものですよ(笑)。今のパスポートには、20ヵ国ぐらいの国や地域のスタンプが押されています。国によっていろんな魅力がありますので、楽しいです。あとは、健康管理にも気をつけていて、午前と午後の診療の間に、クリニック周辺をウォーキングしています。この近くには公園や素敵なお家もたくさんありますので、いいリラックスになっていますよ。

最後に、今後の目標を教えてください。

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スタッフみんなで「地域の人たちのお肌の応援隊になろう!」と決めました。一般皮膚科にも美容皮膚科にも対応していますので、患者さんの健康的で美しい皮膚のために、幅広く対応していきたいと思っています。今は長寿命化の時代ですので、人生の途中で健康的で美しい肌を保つために治療やメンテナンスをお受けになる方と、そうじゃない方とでは、やはり最終的に肌の美しさも、心の健康や若さも違ってくるように思います。肌のトラブルに悩んでいる方も、もっとよい肌にしたいと思っている方も、気軽に通っていただけるとうれしいです。

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