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稲澤 かおり 理事長の独自取材記事

稲澤クリニック

(吹田市/山田駅)

最終更新日:2023/07/06

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック main

精度の高い眼科診療の提供に努める「稲澤クリニック」。稲澤かおり理事長は日本眼科学会眼科専門医の資格を持つ、レーシック手術など数多くの手術に携わってきた眼科診療のエキスパートだ。0歳から100歳までを診るホームドクターとして、地域の目の健康を支えている。2人の子どもを育てる母親としての一面もあり、子どもの健康を願う親心に寄り添った診療につながっている。その一環として最近では、患者の待ち時間軽減をめざして電子カルテを導入し、スタッフの作業効率向上にも励む。「常に新しい情報に敏感で、活気のあるクリニックでありたいです」とほほ笑む稲澤理事長に、注力する子どもの診療や趣味のマラソンに至るまで、幅広く話を聞いた。

(取材日2023年04月25日)

幅広い世代の疾患を診療、地域に根差したクリニック

主な患者層や主訴を教えてください。

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック1

0歳から100歳まで、幅広い世代の患者さんが受診されます。この辺りはファミリー層と昔から住んでいる方が多いので、小学生のお子さんとご高齢の方が多い印象です。お子さんは弱視や近視など視力に関する相談や、プールの時期に増えるはやり目、花粉症によるアレルギー性結膜炎です。ご高齢の方は加齢に伴い発症リスクが高まる緑内障や白内障、加齢黄斑変性などの症状で来られますね。中年世代は、角膜乾燥症(ドライアイ)で悩む方が多いです。ドライアイは長時間パソコンを使ったり空調の効いた場所にいたりすると、肌と同じように目が乾燥して発症します。ですから、オフィスワークをされている中年世代に発症しやすいのです。当院でのドライアイ治療は、点眼薬を中心にご提案。重度の患者さんには涙点プラグによる治療も行っています。市販薬では症状の改善につながっていないと感じる場合はぜひ来てください。

最近、需要が高まっている治療はありますか?

ここ2~3年で、小学生へのオルソケラトロジー治療の提供が増えています。患者さんの多くは、クチコミを参考に来られたようです。オルソケラトロジー治療とは、特殊なコンタクトレンズを就寝中に装用し、視力の回復を図る治療。装用を止めると元の視力に戻ってしまうので、毎晩装用する必要があり、お子さんの協力が必要となります。また、中学生になるとコンタクトレンズを希望される患者さんが増える印象があります。今は誰でも簡単にコンタクトレンズを購入できる時代ですが、当院では安全性を考慮して、適切な使い方の指導を徹底しています。提供前に必ずスタッフと一緒に装用練習を行ってもらい、自分できちんと装用できるようになった方に販売することを重視しています。

診療の際に、女性の眼科医師として強みを感じることはありますか?

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック2

医師が男性でも女性でも、診療の質に差は生じないと思っていますが、5歳くらいまでの小さなお子さんは女性医師のほうが怖がらないように感じていますね。また、私は2児の母として子育て経験があるからこそできるアドバイスもあると自負しています。親御さんたちは毎日子育てに一生懸命です。ですから、お子さんが目の病気にかかったときに「きちんと目薬をさしてください」と伝えても、親御さんにとってはプレッシャーになってしまうでしょう。とはいえ、改善につなげるためにはきちんと点眼や服薬する必要があるので、「お子さんが寝ているときなら無理せず点眼しやすいですよ」など、具体的でやりやすい方法をお伝えするようにしています。

患者の立場に立ち、わかりやすい説明を心がける

普段の診療で心がけていることはありますか?

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック3

患者さんに信頼していただけるように、相談しやすい雰囲気をつくることを心がけています。また、しっかりと納得していただけるような説明を意識していますね。眼科に限らずどんな病気においても、患者さんはどんな治療法があるのか、悪化する可能性があるのか、改善はめざせるのかが気になるでしょう。そして、それらの説明が不十分でわからないままだと、大きな不安になってしまいます。そこで当院では、初診時に「早めの治療がお勧めですよ」「しばらくは様子を見ながらでも良いでしょう」とお話ししながら、診療の見通しをお伝えしています。期間や費用などをお話しする際は、できるだけ具体的な数字を挙げるようにしています。丁寧にお話するのは、患者さんの不安を減らし、治療をスムーズに進められたらとの思いから。他にも、当院は働き世代の方も多くいらっしゃるので、なるべく受診回数を少なくすることも大切にしています。

場合によっては、はっきり意見を伝えることもあるそうですね。

そうですね。大事なことを適切にお伝えするのも医師の使命の一つだと考え、下手にぼやかさずはっきりと伝えています。例えば緑内障のように、用法どおりに点眼を行わないと、悪化のリスクが高まる可能性があるからです。受診が遠のきがちな方には「目薬をきちんとさして定期的に来てください」とお話ししています。お子さんの場合、弱視治療など、改善を図れる時期が限られている治療もあります。その際は親御さんに「将来目のことで困らないようにするには、今しっかりと治療を行うことが重要ですよ」と説明させていただきます。とはいえ、仕事や家事で忙しいと忘れてしまうこともあるでしょう。当院のスタッフは優秀なので安心して任せています。私が話した説明をメモに書いて患者さんに渡したり、重要な情報をわかりやすく伝えるために掲示物を作成したりしてくれています。患者さんのことを手厚くフォローさせていただくので、何でもご相談ください。

訪問診療にも対応されていると伺いました。

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック4

ええ。高齢の方や認知症の方など、受診は難しいけれど日に日に見えづらくなることに不安を感じている方を対象に訪問診療を実施しています。院内で診療するのと同じように丁寧な説明を行い、可能な限りのことをさせていただきます。状態を診させていただき、手術が必要だと判断した場合は、大規模病院への紹介もしています。患者さんとそのご家族のご要望によっては、ケアマネジャーや介護施設と協力しながら対応することも。受診をあきらめていた患者さんを診させていただき、ご家族の方と力を合わせながら治療ができることに、とてもやりがいを感じています。

先進技術を積極的に取り入れ、活気のあるクリニックに

最近、新しく導入したものがあったら教えてください。

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック5

2022年6月に電子カルテを導入しました。以前は紙カルテだったので、患者さんが受診されたらカルテを探し、診療が終わったら元に戻す作業がありました。今はその手間がなくなったので、スタッフの作業が圧倒的に少なくなりましたね。診療中も前回処方した薬の詳細など、欲しい情報をスムーズに引き出せるようになりました。また、2023年5月にはネット予約ができるように。待ち時間の負担軽減につながったら幸いです。

お休みの日は何をされていますか?

野球観戦が好きですね。新型コロナウイルス感染症が流行っていた時期は行けませんでしたが、だいぶ落ち着いてきた今、以前のように球場まで観に行っています。また、マラソンも好きで毎朝5kmほど、休みの日は20~30kmほど走っているんです。他のスポーツはあまり得意ではなかったのですが、マラソンは私に合っていました。走るようになってから疲れにくくなり、友達とのすてきな出会いもあったので、始めて良かった趣味だと強く思っています。

最後に、今後の展望や目標を教えてください。

稲澤かおり理事長 稲澤クリニック6

ありがたいことに2004年に開業してからずっと、多くの患者さんに来ていただいています。これからも開業当初からの目標である「本当に来て良かったと思えるクリニック」をめざし、努めていくつもりです。また、「ここに来れば何か新しい提案をしてくれるかも」という期待にも応えられるクリニックでありたいとも考えています。実現のために、常に新しい情報をキャッチし、研鑽を続け、知識と技術のブラッシュアップをしていきたいです。新しい機器や設備が登場したら、電子カルテやインターネット予約のように、積極的に取り入れようと思っています。スタッフ全員が和やかな気持ちで、患者さんを温かくお迎えさせていただきますので、気軽に来ていただけたらうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/検査・コンサルテーション5000円(税込)、レンズ代 両眼6600円/月(税込)

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