こうらクリニック

こうらクリニック

児浦 利哉院長、児浦 美欧花副院長

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昔ながらの風情が漂う豪徳寺商店街の中に開業して40年近く、地元に親しまれた「こうらクリニック」は、2011年に隣地に新しく移転した。呼吸器内科を専門とする児浦利哉先生だけでなく、妻である整形外科専門医の美欧花先生が担当する整形外科が2014年より開始。内科と整形外科、ますます地域のかかりつけ医として信頼を集めている。内科医として、整形外科医として、互いの専門分野を生かして協力し合っている二人に、日々の診療への思いを訊いた。
(取材日2016年3月16日)

地域のかかりつけ医として幅広く対応するための移転

―クリニックを隣地に移転して5年目ですね。

【児浦院長】2011年12月に、以前のクリニックの隣に新しく建て、移転しました。以前は薬局の2階で手狭でしたし、階段の上り下りもあって、患者さんに不自由を感じさせてしまっており、きちんと広いところでやりたいという気持ちがずっとあったんです。ですから新しいクリニックはこだわって建てました。1階に移り、オールバリアフリーにし、2階へはエレベーターを設置しました。吹き抜けもあって明るく、居心地の良い空間になったと思います。
【美欧花副院長】病院にありがちな白よりも、暖かい色の方がリラックスしてお待ちいただけるようにと、壁の色はオレンジにしました。全体の色彩のバランスは、お花の先生をしている友人がトータルに見て、考えてくれたものなんです。リニューアルオープンのときには患者さんからもたくさんのお花をいただいて、一緒に喜んでいただきました。

―診療内容について教えてください。

【児浦院長】当院は父が40年近く前に皮膚科・形成外科としてスタートしましたが、呼吸器内科が専門の私が引き継いでからは内科・皮膚科のかかりつけ医として診療しています。加えて副院長を務める妻が整形外科を担当し、大学病院に勤務しながら手伝ってくれていました。内科がメインといっても、火傷やねんざ、手を切ったなどの外傷の患者さんも来られるので、整形外科の診療日を週に3日(火曜、木曜、土曜)に増やしました。こちらは基本的に予約制ですが、緊急の場合には予約なしでも診療しています。おかげで、形成外科的な処置や縫合なども迅速にできるようになり、患者さんはもちろん、私自身も助かっています。

―新しい機器など、設備も充実されたようですね。

【美欧花副院長】当院の2階に本格的なリハビリ室をオープンしました。リハビリに訪れる患者さんも、治療効果の評価を行い、最終的には自分でリハビリを継続していける良い方法がないかを考え、その人にあった治療を行っています。
【児浦院長】内科においては呼気NO(一酸化窒素)測定の機器を導入しました。従来の喘息の診断は問診に頼ることが多かったのですが、この機器によって、患者さんにも客観的に喘息の診断を理解してもらえるようになりました。咳に悩んで来院される患者さんはがんや結核など、いろいろな病気を心配されています。このNO数値を見ることで、患者さんも自分の状況を理解して、喘息の治療にも向き合えるのです。小さなお子さんでも簡単にできる検査ですので、咳にお悩みの方はご相談いただきたいですね。



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