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患者の不安にしっかり寄り添う
安全面に配慮したインプラント治療

にしむら歯科医院

(八幡市/樟葉駅)

最終更新日:2024/05/20

にしむら歯科医院 患者の不安にしっかり寄り添う 安全面に配慮したインプラント治療 にしむら歯科医院 患者の不安にしっかり寄り添う 安全面に配慮したインプラント治療
  • 自由診療

失った歯を補う手段として、まず頭に浮かぶのがインプラントという選択肢。現在は医療技術や品質の向上もあり、多くの歯科医院が診療メニューとして導入している。その一方で期間や費用、手術の安全性、将来的なリスクなど、何となく不安を感じている人も少なくないという。こうした状況下で、常に誠実な姿勢でインプラント治療に向き合っている一人が「にしむら歯科医院」の西村亮多郎院長。患者自身が正しい知識や心構えを備え、信頼できる歯科に相談することが何より大切と呼びかける。同院がめざす安全性を追求したインプラント治療とはどういうものか、一般的な症例を中心にその流れを追ってみた。

(取材日2024年5月7日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qインプラント治療は誰でも受けられるのでしょうか?
A

インプラント治療は骨に金属製の器具を埋入するため、顎の骨が足りない方や、重度の歯周病がある方、糖尿病などの全身疾患がある方はその疾患を先に治療してからでなければ手術が受けられません。どうしても治癒しない場合は入れ歯やブリッジという選択になります。食事の際の快適性や安定性では入れ歯よりインプラントに軍配が上がります。また、ブリッジよりもインプラントのほうが耐久性に優れていますし、他の天然歯を損ねることなく自立していることもインプラントのメリットといえるでしょう。そのままでは適応外と診断された方も、事前に骨造成などの治療を行えば可能となるケースもあるので歯科医師によくご相談ください。

Q治療には、どの程度の時間や費用がかかりますか?
A

その方の口の中の状態にもよりますが、顎の骨がしっかりしている場合で3ヵ月、骨造成を伴う場合で6ヵ月というのが治療期間の一般的な目安となります。インプラント治療は建築と同じで、精密な設計から土台となる骨の完成、柱となるインプラント体と骨の結合、最終的な上モノの調整まで着実に進めていく必要があります。性急に行えば将来的なリスクが伴うことをご理解ください。インプラント治療の費用は自費診療となり、人工骨による骨造成が必要な場合は別途費用がかかります。支払いは一括である必要はなく、診断・手術・型採りといったステップごとの精算も可能です。

Q検査や手術に際しての、安全面での取り組みを教えてください。
A

当院では歯科用CTによる精密な事前検査を行い、画像上にてインプラントの埋入角度や深度から人工歯の形状まで徹底的にシミュレーション。そのデータをもとに作製するサージカルガイドという治具を用いることで、正確かつ失敗のない手術の提供をめざしています。また、インプラント自体も自分が信頼できるメーカーのものを採用。骨との結合性に優れているので治療期間の短縮も図れます。さらには院内に手術専用の個室を用意し、各種滅菌はもちろん、ディスポーザブル(使い捨て)な器具を用いて二次感染リスクを徹底的に防いでいます。インプラント手術において、安全性は何より重要なテーマ。しっかりと対応している歯科医院をお選びください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1ヒアリングとカウンセリング
にしむら歯科医院 ヒアリングとカウンセリング

歯を失った場合、一般的な選択肢として挙げられるのが、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3つ。インプラントありきで考えるのではなく、それぞれのメリット、デメリットをしっかりと理解し、自分に最適なものを選ぶことが第一段階となる。まずは歯科医師の説明をしっかりと聞いて、治療のプロセスや期間、費用などを把握。熟考の上、さらにインプラント治療を希望する人に対して詳しい検査が行われる。

2詳細な検査と治療計画の立案
にしむら歯科医院 詳細な検査と治療計画の立案

まずは歯科用CTで口の中や顎の骨の状態を入念に調べ、インプラントの適応を確認する。歯周病で歯を失った場合は顎の骨がかなり減っているケースが多く、検査の結果次第では、骨造成が必要だったり、治療が受けられなかったりする場合もあるという。特に問題がなければ治療承諾書を提出し、計画に沿った治療がスタート。口腔内の掃除などを受けながら約2週間後、サージカルガイドが完成すれば埋入手術が可能となる。

3埋入手術を行い骨との結合を待つ
にしむら歯科医院 埋入手術を行い骨との結合を待つ

インプラント手術の所要時間は、1本の場合で30分から1時間程度。麻酔をした上でガイドに沿って顎の骨に穴を開け、金属のインプラント体を埋入してから歯肉を縫合する。手術当日は運動などを控え、翌日には消毒のための来院が必要。特に問題がなければ2週間後に抜糸を行い、インプラントと骨が結合するまで待機期間を置く。約2ヵ月後、インプラントの安定を確認した上で最終的な上部構造となる人工歯の作製に取りかかる。

4人工歯を装着して治療が完了
にしむら歯科医院 人工歯を装着して治療が完了

安定したインプラントに印象用の治具を挿入し、シリコーンによる型採りを実施する。人工歯の材料は、現在はセラミックが主流。各種ジルコニアを筆頭にさまざまな素材があるので、耐久性や審美性、機能性、価格など、それぞれの特徴をよく聞いた上で歯科医師と相談して決めるといい。歯科技工所へ発注すれば、2週間くらいで人工歯が完成。人工歯の取りつけ後、必要に応じて微調整を繰り返してインプラント治療は完了となる。

5インプラント治療後のケア
にしむら歯科医院 インプラント治療後のケア

治療後に欠かせないのが3ヵ月に1回の定期検診。インプラントの状態とともに、口腔内全体や噛み合わせなどもチェック。歯科衛生士によるPMTCと呼ばれるメンテナンスで、インプラント周囲炎や不正咬合などのリスクを未然に防いでいくことが重要なポイントとなる。きちんと受診していれば万一の場合の保証も受けられるため、日々のセルフメンテナンスとともに生涯にわたってしっかりと続けていく覚悟が必要だ。

ドクターからのメッセージ

西村 亮多郎院長

一昔前に比べれば、インプラント治療の予後は格段に良くなり、より長期的な使用が期待できるようになりました。ただし、決して永遠にもつわけではありません。精度の高い治療を受け、大切に使っていくことが何より重要なポイントといえるでしょう。そもそも、なぜインプラント治療が必要になったのか。そこに立ち返り、治療後もしっかりとメンテナンスを続けていただくことを願っています。インプラント治療は手術を伴いますので、安全性の追求が最重要テーマ。本当に必要な方にベストな治療をお勧めするのが当院のモットーです。高額な自費診療を無理にお勧めすることはありませんので、迷っておられる方はぜひ安心してご相談ください。

西村 亮多郎院長 にしむら歯科医院

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/1本45万円前後※上部構造(人工歯)まですべて含めた金額。 骨造成/5万円 ※すべて税込み

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