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橋本 幸尚 副院長の独自取材記事

はしもと歯科医院

(大阪市都島区/都島駅)

最終更新日:2019/11/08

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大阪メトロ谷町線都島駅から徒歩1分、ビルの2階に構える「はしもと歯科医院」。副院長である橋本幸尚(はしもと・ゆきひさ)先生は、朝日大学歯学部卒業後、大阪府内の4院の歯科医院で勤務、多くの経験を積んだ。1976年に院長である父が開業し、長く地域住民から頼られる存在となっている同院に、2012年に副院長として就任し、現在に至る。「特に力を入れている診療は顎関節症と入れ歯の治療です」と幸尚先生。治療に際しては、患者の噛み合わせをしっかり診ながら進めることが何よりも大事だという。「これからも正しい診断、治療をして患者さん自身の歯でおいしく食事ができるようにお手伝いしていきたいですね」と語る幸尚先生に、医療にかける思いや今後の目標などをじっくり聞いた。
(取材日2019年5月14日)

父と恩師から学んだことを日々の診療に生かして

こちらの副院長に就任されるまでのご経歴をお話しください。

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1999年に朝日大学歯学部を卒業後、大阪歯科大学臨床研修科で1年間研修し、その後、大阪府内の4ヵ所の歯科医院に勤務しました。途中、こちらで歯科医院を開業していた父が病気で入院をしまして、その間は一旦退職して、父の代わりに当院で診療を行っていた時期もあります。父が復帰してからは同じ区内の、今はもう閉院していますが、父の友人の先生が経営されていた諏訪歯科医院で10年ほど勤務させてもらいました。その後、豊中市の歯科医院で約3年勤めましたが、また父の入院を機に2012年から当院に勤務するようになって、現在に至っています。父の体調が戻ってからは2人体制でやっていましたが、今、父はヘルニアのリハビリ中なんですね。でも間もなく復帰してくれると思っています。

歯科医師をめざされたきっかけやクリニックの歴史についてお聞かせください。

父が歯科医師をしていましたので、小さい頃から診療している父の姿を見て育ちました。長男ということもあり、ごく自然に、自分も歯科医師になりたいと思うようになりました。当院は、もともと1976年に、父がここの隣のビルで開業したのが始まりです。その後、1999年にこちらに移転していますから、通算してこの都島の善源寺町で43年間、開業させてもらっているということになりますね。ですから開業当初からの患者さんとは40年以上のおつき合いの方も多く、その方のお子さんやお孫さん世代の方々も含め家族ぐるみで通ってきてくださり、ありがたいことだと思っています。

先生が歯科医師として影響を受けた恩師の先生がいらっしゃるそうですね。

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はい。10年勤めさせていただいた諏訪歯科医院の諏訪兼治先生です。諏訪先生は大学の大先輩にあたる方で、論文や本、専門誌の連載などもたくさん執筆されていて、業界ではとても知られている先生でした。諏訪先生のもとでは主に入れ歯のこと、顎関節症のことなどを中心に、大学では習えなかったことを1から勉強させていただきました。私にとっては父以外では師匠として尊敬する先生で、諏訪先生の所に勤められたのは本当に幸運だったと思いますし、その経験が今につながっていると考えています。先生がすごかったのは、普通入れ歯は何度も調整を重ねてやっと合うものですが、諏訪先生の作る入れ歯は1回でピタっとはまり、外れず、患者さんが痛がることもほとんど見ないんです。調整が必要ない入れ歯を作られるのは本当にすごいなと思いましたね。

患者がおいしく食事できるように手助けしたい

この地域の特徴や患者の年齢層や主訴などについてお聞かせください。

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以前はこの辺りは工場が多く、そこに働く人々が住む町でしたが、現在では工場はなくなり、跡地にマンション群ができています。比較的都心に近く通いやすいので、ベッドタウンとしてファミリー層も多く住む地域になってきました。昔からの住民と、新しい住民とが混在して比較的活気がある、そんな土地柄だと思います。患者さんは父の代からの方々も多いので、年齢層は高めですね。小児歯科は標榜していないので子どもさんは少なめですが、マンションに住む若い方や、駅すぐなのでサラリーマン世代の方、そしてお年寄りまで、イメージとしては大人の患者さんが多いと思います。主訴は、虫歯、歯周病、顎関節症などが多いですね。

特に力を入れている診療や得意分野などはありますか。

諏訪先生の所で学んだ顎関節症と入れ歯の治療です。そして歯の噛み合わせの問題ですが、諏訪先生は、歯科医師が歯の噛み合わせのことをわからずに治療するのは、弁護士さんが六法全書を読まずに仕事するのと同じようなことだと、よく言っておられました。噛み合わせをしっかり診ながら治療を進めなければいけないな、といつも意識しています。目的は口全体の機能を向上させるということですね。顎関節症について言えば、患者さんは虫歯でなくても歯とか顎が痛いとかいう症状を訴えられます。それは噛み合わせの問題だったり噛む力が過剰だったりという問題ですが、ちゃんとした診断をしなかった場合、歯が痛いと削ったり、神経を取ったり、最終的には抜いてしまったりということもあるかもしれません。正しい診断、治療をして患者さん自身の歯でおいしく食事ができるようにお手伝いしていきたいと考えています。

普段、患者と接する際に心がけていることなどはありますか。

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これは最初に勤めた歯科医院の先生がされていたことなんですが、患者さんに声かけをする場合、後からとか横からではなく、前に向きを変えてからお話ししていたんですね。これは大事なことだな、と思いましたので、私もその方法を使わせてもらっています。どうしても横で話さなければならない場合もありますが、極力、最初は前からごあいさつさせてもらうようにしています。あとは、土地柄もあるかとは思いますが、ざっくばらんに、というか、フレンドリーに、親しみを持って接するように心がけています。それはスタッフさんも同じで、治療が終わってからも受付でお話をしていく患者さんも多いのですが、患者さんとのコミュニケーションはこれまで通り大切にしてほしいとは思いますね。

今後も地域のかかりつけ医として頼られる存在に

今までのご経験の中、印象に残る患者とのエピソードなどがありましたらお聞かせください。

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つい最近のことですが、以前インプラントをしていたのが抜けてしまって、困ってたまたま当院を訪ねた患者さんがいらっしゃいました。インプラントの場合は骨に打ち込んであるので、それが抜けてしまうと入れ歯もなかなか難しいんですね。でも、なんとか入れ歯を作らせてもらったことがあります。難しい症例でも、患者さんは困っていらっしゃる。それに一生懸命取り組んで、患者さんから喜んでいただけると、やはりやりがいを感じますね。

今後の目標を教えてください。

父の代からこの地域で長く診療をさせていただいていますので、これからもずっとここで、地域のかかりつけの歯科医院として続けていきたいと考えています。これからはますます高齢社会が進んでいきますから、いつまでもお元気で、しっかり食べられるように、地域の皆さんのお口の健康に寄与していきたいですね。また、現代はストレス社会ともいわれてますから、顎関節症の方も多く、噛み合わせの問題で歯が痛い、顎が痛いという方もいらっしゃいます。当院ではマウスピース型の装置を使った顎関節症の治療を行っていますので、その分野は今後とも力を入れていきたいと思います。マウスピース型の装置を使うことで、ご自身の歯を削ることなく治療ができれば、それが一番良いことだと思っていますので、顎が痛い、口が開かないなど気になることがあったらぜひ一度相談してほしいと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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子育てママさん世代の方は、お子さんの世話、親御さんの介護のことなどがあって、ついついご自分のことが後回しになってしまいがちだと思います。お母さんたちは、よく子どもさんを連れて来てくださいますが、ご自分はまた今度、となってしまうことが多いようですが、もし良かったらご自身も一緒に、そのタイミングで受診していただけたら、と思います。また、親御さんの介護とかがある場合は、特に通院が難しくなれば訪問診療も行っていますので、気軽に相談していただけたら、と思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎関節症/診断料5万円~(装置代5000~6000円)
入れ歯/部分入れ歯25万円~、総入れ歯30万円~
インプラント治療/1本35万円~

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