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歯が生え始めた子どもから大人まで
定期的な通院で虫歯予防を

佐々木歯科医院

(大阪市此花区/西九条駅)

最終更新日:2024/07/12

佐々木歯科医院 歯が生え始めた子どもから大人まで 定期的な通院で虫歯予防を 佐々木歯科医院 歯が生え始めた子どもから大人まで 定期的な通院で虫歯予防を
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虫歯や歯周病を予防するのに重要なのは、自宅でのケアと歯科医院で受けるメンテナンスだ。長年、予防歯科に力を入れてきた「佐々木歯科医院」では、定期的なメンテナンスの受診につなげようと、エアフローを使ったクリーニングや患者のやる気を引き出す声かけなど、さまざまな工夫を取り入れている。質問が多いというのが、子どもの虫歯予防について。始めるタイミングや歯列矯正の必要性について気になっている母親が多いという。副院長の佐々木崇良先生は「歯科医院の雰囲気を怖がる子どももいるため、できるだけ早い段階から来ることで歯科医院に慣れてもらいたい」と話す。佐々木先生に、予防歯科におけるこだわりや子どもの虫歯予防、自宅でのケアのポイントなどについて教えてもらった。

(取材日2024年6月20日)

セルフケアで落としきれない汚れは、クリーニングで取り除くことが大切。磨きにくい場合は矯正の検討も

Qこちらで行っている予防歯科の特徴を教えてください。
A
佐々木歯科医院 歯周ポケットの細かい汚れにまで届くクリーニング

▲歯周ポケットの細かい汚れにまで届くクリーニング

当院では、メンテナンスの際にエアフローを用いてクリーニングを行っています。エアフローとは、微粒子のパウダーを勢い良く吹きつけて歯の汚れを落とすものです。歯周ポケットの細かい汚れまで届くため、通常のクリーニングと比べて虫歯や歯周病の原因となるバイオフィルムをしっかりと取り除くことが望めます。メンテナンスにあたっては、歯科衛生士が以前より良くなっている部分を見つけて褒めることで、患者さんが予防歯科に対して前向きになれるよう心がけています。

Q子どもの虫歯予防はいつから始めたら良いでしょうか?
A
佐々木歯科医院 口腔内スキャナーを用いて精密な診断を行う

▲口腔内スキャナーを用いて精密な診断を行う

基本的に、歯が生え始める頃が望ましいでしょう。子どもの歯は虫歯になりやすく、乳歯が虫歯になったまま放置していると次に生えてくる永久歯に悪影響が及ぶ場合もあります。「乳歯はどうせ抜けるから」と軽く考えずに、小さなうちから虫歯予防に取り組むことが大切です。歯科医院に慣れるためにも、できるだけ早い段階で見せに来ていただければと思います。お子さんの歯の成長というのは、いろいろ気になるものですよね。当院では年2回、0歳から3歳までの子どもを持つお母さんのために講義を行っています。気になることや聞いてみたいことがあれば、こうしたイベントもぜひ活用してください。

Q矯正も予防に役立つと聞きました。
A
佐々木歯科医院 矯正を始めるタイミングについては歯科医師に相談を

▲矯正を始めるタイミングについては歯科医師に相談を

矯正が必要な人というのは、歯並びが乱れて歯ブラシの入りにくい部分ができてしまっている場合が多いです。そうした場合は、矯正によって歯磨きしやすい整った歯並びをめざすことで、虫歯や歯周病の予防につなげることが大切です。また、口の中というのは歯と歯の間が特に虫歯になりやすいとされていて、歯と歯の間にデンタルフロスを通せるような状態であることも重要です。見た目の面でも、歯並びがきれいになればやはりうれしいものでしょう。矯正をすることで、自分の歯にさらに愛着が持てるようになることも見込め、自然と予防に対する意識も高まるのではないかと思いますよ。

Q小児では、どのような矯正が受けられますか?
A
佐々木歯科医院 子どもを持つ母親のための講義も行っている

▲子どもを持つ母親のための講義も行っている

当院では、お子さんにはマウスピース型装置を用いた矯正を行っています。矯正の進み具合に合わせて2週間に1回装置を替えるというもので、食事や歯磨きのタイミングで取り外せるため、衛生的に保ちやすく虫歯になるリスクが少ないのがメリットです。ただ一方で、一定時間装着し続ける必要があるため、お子さんの協力が欠かせません。何度もつけ外しの練習をしたり、親御さんにしっかりつけるよう言ってもらったりしながら、お子さんが装置に慣れるよう働きかける必要があります。低年齢の場合にはなかなか難しい部分もありますので、矯正を始めるタイミングについては歯科医師と相談しながら決めるようにしましょう。

Q自宅でのケアで注意すべきポイントはありますか?
A
佐々木歯科医院 自宅でのケアと歯科医院で受ける定期的なメンテナンスが重要

▲自宅でのケアと歯科医院で受ける定期的なメンテナンスが重要

まずは、歯ブラシをこまめに変えること。ブラシ部分が広がってくると細かい汚れに届かなくなるため、1ヵ月に1回のペースで買い替えるのが良いでしょう。そして、歯ブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れを落とすために、デンタルフロスを使う習慣をつけてほしいと思います。自宅でのセルフケアは健康な歯を保つために大切ですが、自分の力だけではどうしても落としきれない汚れが出てきます。歯科医院でのメンテナンスを定期的に受けていただくことで、歯のさまざまなトラブルを予防することが期待できます。できれば1ヵ月から3ヵ月に1回、最低でも半年に1回のペースでメンテナンスを受けるよう心がけてもらいたいですね。

ドクターからのメッセージ

佐々木 崇良副院長

忙しい中、メンテナンスに通うのをおっくうだと思っている人も多いと思います。ですが、半年に1回でもメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病のリスクを減らすことにつながります。また、実際にクリーニングを受けてもらえば、その気持ち良さをきっと実感できるはずです。歯科医師の私であっても、自宅のケアでは落としきれない汚れがあるものです。専門の機器とプロの技術によるメンテナンスを、ぜひ受けてみてください。お子さんの虫歯が心配な場合には、メンテナンスに加えて日頃の間食指導や矯正など、さまざまな相談に乗ることが可能です。お子さんの成長に合わせたケアや対処法を一緒に見つけていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正(小児)/44万円~、マウスピース型装置を用いた矯正(成人)/88万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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