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田端 利彦 院長の独自取材記事

たばた歯科医院

(大阪市西区/九条駅)

最終更新日:2020/09/16

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昔からの住民に加え、若い世代のにぎわいも感じられる西区九条界隈。中央大通り沿いにある「たばた歯科医院」は下町の歯科医院らしく、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層の患者を迎え入れる。「患者さんの将来の歯の健康を守りたいですね」と笑顔で話す田端利彦院長は、患者の話をよく聞き、希望に応じた治療計画を立てていく。豊富な診療経験に基づき、健康保険の範囲での治療はもちろんのこと、インプラント治療などの自由診療まで幅広く対応できるのが強みだ。歯科用CTやマイクロスコープなど、適切な診断を行うための機器も充実。またバリアフリーや感染対策など環境整備にも力を入れてきた。現在の場所へ移転して9年目だという田端院長に、診療内容や診療時に心がけていることなど、今の思いを聞いた。
(取材日2020年8月8日)

誰もが安心して治療を受けられる歯科医院をめざして

こちらは最寄り駅や商店街の入り口に近い、便利な場所です。

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当院は当初、1991年にここから少し離れた西区の川口で開院しました。そこで20年間診療していましたが、技術や時代の変化に対応した、より安心・安全で清潔な環境を整えたいと考え、2011年の11月にこの場所へ移転開業したわけです。九条には大きなアーケード商店街があり、買い物の人通りが絶えません。また、商店街の周囲には住宅地やマンションがあり、昔からお住まいの方だけでなく、子育て世代のファミリーも多い、暮らしやすい地域だと思います。ですから当院にも、歯が生えかけた赤ちゃんから100歳近い方まで、幅広い年代の患者さんが通院されています。

だから、誰もが治療を受けやすい環境づくりに力を入れているのですね。

はい。川口で診療していた頃から通ってくださる80代の方、ベビーカーを押したお母さん、体が不自由な方。老若男女が来られますので、どんな方にも居心地の良い場所にしたいと考え、院内はできるだけ段差のないバリアフリーにしました。院内用の車いすを用意し、待合室や診察室、トイレはレイアウトを工夫して、車いすで移動できる広さを保っています。また、折りたたみ式のベビーベッドやキッズスペースがありますし、マッサージチェアも置いていますよ。診察室は半個室タイプの診察チェアと完全個室の特診室があり、治療内容やご希望に応じて使い分けています。

安全面にもこだわりがあるとお聞きしました。

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新型コロナウイルスの感染拡大が問題になっていますが、歯科診療ではもともと飛沫が飛びやすいので、以前からさまざまな工夫をしてきました。診察室には、手術室で使うレベルの天井埋め込み型大型空気清浄機を設置していますし、他にも一般用の空気清浄機やオゾン発生器を計8台置いています。また、歯科診療ではホース型の口腔内バキュームを使いますが、当院ではさらにエアマスク型のバキュームを併用して、空気中に飛び散る飛沫や粉末をしっかり吸引しています。うがいに使う水は診療ユニット内で作った過酸化水素水ですし、診療器具は厳格なヨーロッパの滅菌基準をクリアする滅菌器を通し、可能なものは使い捨てにしています。徹底して清潔な環境を整えていますので、今のような時期でも安心して治療を受けてもらえると思います。

先進の設備と技術で、幅広い診療ニーズに応える

こちらで受けられる診療内容を教えてください。

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幅広い年代の方が来られますので、多様な症状に対応できる、総合的な診療を行っています。虫歯や歯周病はもちろんですし、虫歯予防、ホワイトニングなどの審美歯科、中高年になるとCAD/CAMシステムを用いたかぶせ物の製作やインプラント治療、ご高齢の方では入れ歯の相談もありますね。当院では性能の高さにこだわった診療機器を日常的に使っていて、広範囲に撮影できるCTやデジタルエックス線も早期に導入しました。また、マイクロスコープを使うと、肉眼では確認しにくいわずかな虫歯やかぶせ物の境目がよく見えて、根管治療などでなるべく削らない治療ができますし、自然な見た目をめざすことができます。またCAD/CAMシステムを使えば、型採りをせずカメラで必要な情報を収集し、数時間で適切な形のかぶせ物を作ることが可能です。多彩なニーズにきちんと応えるためにも先進機器を活用し、同時に新たな治療知識や技術の習得に努めています。

中でも、インプラント治療には早くから取り組まれたそうですね。

歯科医師を志したきっかけがインプラントだったこともあり、早くから診療経験を積みました。入れ歯で悩んでいた患者さんがインプラントにすることで満足されることもあり、インプラントの噛みやすさは大きな利点と考えています。ただ、治療期間は半年程度はかかりますし、下部構造を埋め込むだけでなく、周辺の歯肉や骨を治療し、骨が不足していれば人工骨を埋めるといった事前の処置も丁寧に行っています。インプラントは長く使えるケースが増えていて、30年前に私がインプラントを入れた患者さんが、今でもそのまま使い続けています。この方は定期的にメンテナンスに来てくださるので、大きなトラブルもなくこられたのだと思います。「本当に快適に過ごせています」と話す笑顔を見ると、こちらも大きな喜びを感じますね。

インプラントを含め、先生が診療で心がけていることはありますか?

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患者さんの歯や口腔全体を見ながら治療することを、最も大事にしています。1本の歯だけを治すというより、全体の噛み合わせも含め、「長期間にわたってどれだけ噛めるか」を常に意識していますね。例えば虫歯で受診された方でも、歯茎全体の状態や、ぐらついている歯がないかといったことを噛み合わせも踏まえて確認し、問題があればわかりやすく説明して、きれいな状態になるまで責任を持って治療しています。当院に来られる患者さんの多くは、健康保険の範囲内での診療を希望されるので、それに沿って丁寧に治療を行うことで、結果的に感謝していただけます。患者さんに喜んでもらえると、頑張ったかいがあったと励みになりますね。

地域の口腔の健康を守り続けるために

ところで、先生が歯科医師をめざした理由を教えてください。

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高校生の頃、歯科医師をしていた従兄弟が東京で開業していたので遊びに行き、そこでインプラントを見せてもらって、興味を持ったことがきっかけです。当時はまだインプラント治療が珍しい時代でした。インプラントでは入れ歯の悩みである異物感が軽減し、噛む力が変わってくるという従兄弟から話を聞いて、「これは画期的な治療だ」と大きな衝撃を受け、自分も歯科医師になりたいと思うようになったのです。

この地域で診療されているのはなぜですか?

大学卒業後は東京の都心部にある歯科医院で勤務しました。労働時間が長くハードな日々でしたが、できるだけ早く技術を習得して開業したかったので、頑張りました。指導教官に教わりながら診療していた学生時代とは違い、自分自身ですべての治療を担当したため、反省点も多かったです。それだけに、初めて歯を削らせてもらった患者さんや抜かせてもらった患者さんには思い入れがありましたし、患者さんへの接し方や、各患者さんの思いを大事にする診療姿勢も学びました。実は、故郷の和歌山に帰って開業したいという気持ちもありましたが、都市型の診療を経験するうちに大都市で開業したほうがよいのではと思うようになり、大阪での開業を決めたわけです。ちょうど親族が建てたビルの1階で開業する話が出たので、川口で開業し、この地域とのご縁を深めてきました。

最後に、今後の展望をお聞かせください。

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長く西区で診療を続け、初診から今日まで治療を任せてもらっている患者さんも多くいらっしゃいます。歯科診療の魅力は、治療の大半を私自身で完結できるところだと思っていますが、カルテを見ると、各患者さんの変化の過程や治療を受け持つ責任の重さを感じますし、皆さんのお口を守っていきたいという思いが深まりますね。また、歯に対する価値観が高まっていますので、悪い部分を治療するだけでなく、見た目の美しさや使い心地などもサポートしていきたいです。子どもが歯科医師になる勉強をしていますので、家族で仲良くやっていく時代はそんなに遠くないのかもしれません。いずれにせよ、これからも当院が地域の皆さんのお口の健康を維持できるように、頑張りたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ラミネートべニア/8万円~、CAD/CAMシステムによるかぶせ物/オールセラミッククラウン:6万円~、メタルボンドクラウン:8万円~、ジルコニアクラウン:12万円~、インプラント治療/30万円~、ホワイトニング/2500円、骨造成/10~20万円(1本~2本相当)

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