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堀坂 充広 院長の独自取材記事

堀坂歯科・歯ならび矯正歯科

(大阪市浪速区/難波駅)

最終更新日:2019/08/28

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地下鉄御堂筋線なんば駅から徒歩3分程のところ、大国町に抜ける幹線道路沿いに「堀坂歯科」がある。院内に入ると、大きな窓から自然光が差し込む、ゆったりとした待合室が広がっている。白と木彫を基調にした院内は清潔感にあふれる一方、温かみも感じさせる。一般歯科の治療に加え、矯正やインプラント、審美歯科もこなす堀坂充広院長。診療は一口腔一単位という考え方で口全体の健康を考えた治療が受けられる。患者との何気ない会話で治療時の緊張感を和らげてくれると共に、生活のスタイルや他の持病についても聞き出し、一人ひとりに合った治療法を提案している。不具合が生じる可能性を事前に回避し無理のない鉄板の治療にこだわる理由など取材した。
(取材日2017年5月18日)

尊敬する父の後を継ぐために日々研鑽した学生時代

なぜ移転されたのでしょうか。

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道路を挟んで向かい側のほど近いところに、30年前に父が開院した歯科医院があり、私も数年前からそちらで勤務していました。機器を更新するため休診を考えた折にビルの解体が決まり、移転することに決めました。長期間にわたり地域医療にとけ込んできた歴史を大切にするため、スタッフや診療の基本概念はそのままで、院長だけ父から私に継承しました。また、患者さまの医療ニーズに応えるべく設備を一新、IT化しました。待合室は広めにしました。ここはターミナル駅至近のため、患者さまは大人の方だけでなく、お子さまも電車で来院されます。すると、保護者の方やご兄弟など、時には一人の患者さまに対して、多いときには4人くらい付き添いの方がいらっしゃるため、広い待合室は好評です。小さなお子さまも年配の方も安心してお待ちいただけるように、床は絨毯にして滑りにくく、転倒など万が一の際にも怪我をされないように配慮しました。

移転後、変化したことはありますか?

現在、あらゆる年代の患者さまがいらっしゃいますが、移転後は、周辺環境や設備更新を行い、特に20代から30代の患者さまが増え、ビル玄関から段差が無くしたことで車いすや足腰の不自由な方が戻ってこられました。また、矯正治療を希望する女性の方も非常に増えました。道を一本隔てた場所に移転しましたが、難波駅周辺と大国町など居住地域をつなぐ人の流れがあるので、この付近にお住まいの方や、仕事で近辺に通勤されている方など、若い年代の患者さまも来院されるようになりましたね。また、父の代からいらしていた患者さまは、移転後も引き続き来院していただけています。

二代目ならではの苦悩はありましたか?

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当院では、一般歯科、インプラントの治療、矯正歯科、それらすべてを組み合わせた治療の希望が患者さまから出されるため、先代と変わらずパーフェクトにこなすことが求められました。そのため、大学卒後は口腔総合診療部で歯科治療全般の診療に従事しつつ、大学院では補綴学を専攻する指導教官に従事し、インプラントの手術や入れ歯、かぶせ物をする技術の習得に励みました。早くから手術のアシスタントを任せてくれる先生に師事し、積極的に臨床経験を積めたことは幸運でした。日々着実に前に進める環境に身を置くことで、ますます興味や探究心が深まっていきました。その後、臨床研修指導医を経て、2006年から4年半、矯正科で矯正の臨床と研究に没頭しました。

口腔全体の健康を見据えた堅実な治療

口腔全体の健康を考えた治療をされているのでしょうか。

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一般の歯科と矯正歯科、インプラント、審美的な治療を網羅していますので、一口腔一単位での診療、つまり、患者さまのお口全体の健康を考えた治療ができます。ひとつの治療計画を立て、患者さまに説明し、そのすべての治療をほぼ当院だけで完結できます。たとえば、インプラント治療を主体にされている患者さまの場合、歯と歯の隙間が少ないとか、歯と歯の根っこが近すぎて治療ができないことがあります。しかし、当院ではそうした場合、インプラントと矯正治療を組み合わせた方法をご提案し、すべての治療を同じ歯科医師が担当することができます。また、そうすることで、患者さまにいただく時間や費用を最小限に留めることができます。

なぜ鉄板の、堅実な治療を大切にされているのでしょうか。

一般の歯科と矯正歯科、インプラントの治療は、同じ歯科の治療ではありますが、時間の流れが違います。矯正の治療は、年単位なので、ゆったりと大きな時間の流れの中で治療します。また、一般の歯科が普通の時間の流れだとすると、インプラントは非常に早く、短い流れの中で治療します。滞りなくすべての治療を行うためには、できるだけ救急の患者さまを出さない、安全に配慮した治療をしなければなりません。食事などで矯正のワイヤーが外れるなど、想定できる事態もありますが、自身でカバーしきれないような無理のある治療は避けます。そうした事態が重なると、ひいては患者さまにご迷惑をおかけすることになるからです。そのため当院では、一本一本の歯を大事にしつつ、お口全体の改善を最短期間で行えるように、堅実な治療法を選択するように心がけています。

患者さんとの印象に残るエピソードはありますか?

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歯科医師になった直後、大学病院勤務時に担当していたインプラントの年配の患者さまが、担当初回、一生懸命に治療中に上司に「チェンジや、担当を変えてくれ」とおっしゃいました。驚いて、何か気に障ることがあったのか考えました。すると、その患者さまは「歯科医師が黙って治療していては、怖くて仕方ない」とおっしゃったのです。そこで、先輩の先生方を見ていたら、時折、気を紛らわせるような会話をしていることに気がつきました。たとえば、入れ歯を削りながら、「最近、ゴルフどうですか」とか耳元で話しかけているのです。治療中に歯科医師は、集中とリラックスを短い時間の中で繰り返しますが、リラックスしている時に患者さまに話しかけることが大切です。習って覚える治療の技術以前に、患者さまとの接し方を教えていただいた患者さまで、今でも感謝しています。

信頼関係とコミュニケーションを重視

日々の診療の中で大切にされていることは何ですか。

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患者さまとのなにげない会話が、非常に大切だと思っています。例えば、ご夫婦でおみえになっている患者さまの場合、ご主人の治療をしている時に「最近妻が大病を患い、付き添いが大変です」とおっしゃったとします。ところが、奥さまは治療に訪れた時に何もお話しにならない。肺がんや子宮がんは歯には関係ないと思われることが多いので、歯科医師に伝えないのです。しかし、がんの患者さまなど別に病気の治療を受けている患者さまは、薬を飲んでいらっしゃったり感染するリスクが増している場合、歯茎を切ったり、裂いたりする治療は、危険を伴いますので注意が必要です。そうしたお話をしていただくためには、日頃から患者さまと会話できる空気や信頼関係をつくっておかねばなりません。ですから当院では、患者さまとのコミュニケーションを非常に大切にしています。

休日はどのように過ごされていますか?

休日や夜中は海釣りをして過ごすことが多いです。特に、木曜日は海釣りに行って、家族にお土産を持って帰るのを楽しみにしています。ブリや太刀魚、鯛、鰆など、食べられる魚を釣るのが好きですね。料理もできるので、持ち帰った魚は普段は自分でさばきますが、多すぎるときは魚屋さんにもお願いします。冷凍庫がいっぱいになることもあります。釣りをしている時はじっと待機していることが多いため、患者さまの治療について考えることもあるんです。出かける前に、患者さまの写真や模型を見て、どういうふうに矯正しようかと頭をめぐらせます。海に向かって考えると、リラックスしているので名案が浮かびやすく、釣りが終わる頃には考えがまとまるので、帰ってから診断書を書くこともありますよ。

読者の方にメッセージをお願いします。

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当院では、矯正歯科やインプラントの治療もいたしますが、基本的には保険主体の診療をしております。患者さまに適した治療法について、丁寧にご説明しています。こちらから治療を無理強いせず、患者さまとの信頼関係を醸成し、安心・安全に配慮した治療をすることに第一に考えています。また、治療にご満足いただけるように、患者さまには十分な時間をお取りしています。その時間を非常に大切に考えておりますので、キャンセルをされる時にも必ずご連絡をいただきたいです。今後も地元に密着して、一人ひとりに適した歯科医療を提供いたしますから、ぜひお気軽にいらしてください。

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