澤歯科医院

澤歯科医院

澤 正久 院長

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「口の中にダムをつくる」そんな力強い言葉をはつらつと語る澤 正久院長。中町にあるクリニックは広々として明るく、ついつい長居したくなるほどの居心地だ。院内には歯科技工室を設置し技工士も常勤。8020運動にも積極的で多くの患者が「歯っぴいフェスタ世田谷」で表彰されている。患者からも信頼され、教え子の歯科医師や技工士からも慕われつづける院長。飾ることなくざっくばらんに話すその表情を見ていると、院長の人気のワケがよくわかる。

(取材日2010年2月1日)

8020運動にも積極的に参加。年老いても自分の歯がある喜び

―先生が歯科医師を目指した理由は?

先祖が鳥取藩の藩医をしていました。途中、職業軍人になった者もいたそうですが、医師の家系は脈々と引き継がれ、祖父も父も医業に携わっていました。でも父は私に医者になれとはまったく強制しませんでした。それどころか好きなことをやりなさいと言ってくれましたね。そこで私は一時期建築家になる夢を持っていました。巨大なダムや長い橋など、地図に残る仕事に就きたかったのです。中学・高校と進学するにつれ、「建築家か医師か、どっちの方が向いているだろう…」と迷い始めたのですが、知人が「だったら口の中にダムをつくりなさい」とアドバイスしてくれました。「よし!誰にも負けない立派なダムを口の中につくろう」と決意し、歯科医師の道を歩むことにしたのです。歯科医師も建築家も手先の器用さは武器になります。幸い私は生まれつき手先の器用さに恵まれていたようです。趣味の園芸でも、育てるのが難しいといわれる蘭の栽培に成功しています。寒い時期は寝室に蘭を置いているのですが、まるで蘭の花に囲まれるようにして寝ています(笑)。

―先生の「手」には特別な力が宿っているのでは?

さあ、それはどうでしょうか(笑)。よく特別に緑を育てるのが上手な人の手を「グリーン・ハンド」と呼ぶそうですが、さしずめ私の手は「ホワイト・ハンド」かもしれませんね。私が触った患者さんの歯は長持ちするからです。世田谷区では「歯っぴいフェスタ世田谷」を開催しており、80歳以上の方で20本以上の歯を残しておられる人を表彰しています。平成21年度の表彰では、328名の表彰者のうち52名が当院の患者さんでした。私も表彰式に出席したのですが、私の姿を見つけた患者さんたちが「ありがとうございました!」と言いながら駆け寄ってきてくださる。8020運動を通じて仲良くなった患者さん同士が1年に1回まるで同窓会のように集まるのです。でもね。私自身はまったく驕るつもりはないんです。たまたま私のクリニックに通ってきてくださった患者さんが熱心なだけですよ。頑張ってこられたのは患者さん。私の方が感謝したいぐらいです。

―実際に20本以上の歯を残すことはとても難しいのでは?

いいえ。ご高齢者でもきちんとケアしてこられた人なら、しっかり残すことは可能です。もちろん残し方にはいろいろなアプローチがあります。マグネット方式などもあり、残し方はじっくり医師と相談すればよいでしょう。確かに現在80歳ぐらいの人の子ども時代は、現在ほど歯の知識や歯を守る意識は高くなかったかもしれません。しかも戦争も体験されていますから、食糧事情だって決して良くはありませんでした。ところが、歯の芯は意外なほどしっかりしているんです。ある意味、現在の若い人よりもしっかりしているかもしれませんね。おそらくスナック菓子や加工食品などを摂取せず、硬い粗食をしっかり噛んで食べておられたからでしょう。ご高齢者の歯や食生活からは学ぶこと、見習うことがたくさんあります。

記事更新日:2016/01/24


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