小さな頃から歯を大切にする意識を育み
自発的な歯科受診を習慣に
たつみ歯科医院
(大阪市旭区/森小路駅)
最終更新日:2025/12/25
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超高齢社会を迎え、生涯自分の歯で食べられるようになるために、さらに全身の健康を守るためにも、虫歯・歯周病の予防が必須だ。厄介な疾患だが、細菌感染で起こるトラブルであるこれらの予防策は存在する。虫歯・歯周病を未然に防ぎ、早期発見・治療につなげ、そして歯を削ったり抜いたりする大がかりな治療を避けるために大切となるのが、口の中の健康を気づかう姿勢と予防ケアの習慣づけ。「たつみ歯科医院」院長の巽継一郎先生は、「できるだけ早期にかかりつけの歯科医院を見つけ、定期的なメンテナンスとご家庭でのセルフケアを習慣にすることで、歯を大切にする意識が自然と持てるようになってほしいです」と呼びかける。今回は巽院長に、同院が注力する予防ケアや、その重要性、スタート時期、実際の診療の内容などについて解説してもらった。
(取材日2025年8月29日)
目次
早い時期からの適切な口腔ケアと生活習慣が将来の健康につながる
- Q何歳頃から歯科医院に通えば良いのでしょうか?
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A
▲将来自発的に通いたくなるような診療と接遇を大切にしている
当院ではマイナス1歳からの虫歯予防を掲げ、妊娠がわかったらまず受診することをお勧めしています。生まれたばかりの赤ちゃんのお口には虫歯菌は存在しません。その多くは大人の唾液が赤ちゃんの口の中に入ることで感染してしまうので、あらかじめお母さんとお父さんの口の中の虫歯菌や歯周病菌を少ない状態にしてから赤ちゃんを迎えてあげることが大切です。虫歯ができてから歯科デビューをすると「痛いことをされる所」というネガティブなイメージがついてしまいがちです。虫歯予防に「早すぎる」ということはありませんので、生後3~4ヵ月頃から受診してください。将来自発的に通いたくなるような診療と接遇を大切にしています。
- Q予防のためにどのようなことをするのですか?
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A
▲子どもが楽しく通うための工夫をたくさん凝らす同院
予防ケアの目的は、虫歯や歯周病の発症を未然に防ぎお口の健康を維持することです。歯科衛生士が中心となって患者さんをサポートします。成人の場合は、検査でお口の状態を把握し、カウンセリングで生活習慣などについて伺い、目標や改善方法を一緒に考えるというのが流れです。歯垢や歯石の除去や歯のクリーニングも行います。子どもの場合は歯科に慣れてもらう必要があるため、専用のプログラムを使い、1人で診療台に座れるようになることから無理のないステップアップをめざします。予防のためには「自分の歯を守るのは自分」ということに気づいていただくことが大切なので、ご家庭でのセルフケアの指導に力を入れているのも当院の特徴です。
- Q子どもの虫歯予防のための取り組みを教えてください。
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A
▲食事の内容や食べ方や歯磨きなどについてもアドバイスを提供する
当院では生活習慣を大切に考えており、食事の内容や食べ方や歯磨きなどについて具体的なアドバイスを提供します。ただし、あれもこれも駄目となるとストレスがたまりますので、無理のない範囲で改善できることを一緒に始めるのが基本姿勢です。お口の発達不全が見られるお子さんにはトレーニングを案内するとともに、歯並びが気になる場合は6〜8歳くらいからマウスピース型装置を用いた矯正を提供します。装置の装着は昼間の1時間と就寝時なので、負担なく続けやすいのが特徴です。装置の装着とともにトレーニングが設定されており、ご家族に協力してもらいながらお子さんが自主的に取り組めることをめざします。
- Q小さな頃から予防に取り組む意義を教えてください。
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A
▲子どもが受診しやすい雰囲気や優しい対応を心がけている
ご高齢の方は「もっと若い時に歯を大事にしておけば良かった」と皆さん口をそろえておっしゃいます。一度虫歯になると、治療はできても元の状態は二度と取り戻せないため、まず小さい時から虫歯にならないための生活習慣を確立することが必要です。また、お口の状態は食事はもちろん、顔つきや姿勢などにも深く関わるため、小さな頃から歯を大切にする気持ちを育むことが何よりも大事ですね。子どもの頃に養われた予防意識や身につけた生活習慣は、生涯にわたって歯と全身の健康を自分で守るための力になります。虫歯のない状態を維持できれば、治療で痛い思いをすることがなく、結果的に歯医者さんが苦手な子どもを減らすことにもつながります。
- Qどのくらいの頻度で通えば良いでしょうか?
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A
▲早期発見・早期治療のためにも、定期的な受診が大切と話す巽院長
当院の場合、多くの方がお口の状態に合わせて1〜3ヵ月ごとに定期通院されます。定期的な受診は、疾患の早期発見・早期治療にもつながり、磨き残しに気づくなど、毎日のお手入れの精度を上げるためにも役立つのがメリットです。将来お口の中に何本の歯が残っているか、定期検診を受けている人とそうでない方とを比較すると大きな差があるため、当院では、1年以上は空けないようにとお話ししています。虫歯や歯周病は気づかないうちに進行し、自覚症状を感じた時には抜歯しか選択肢がない場合も少なくありません。後悔しないためにも「このまま放置するとこうなりますよ」と話して、患者さんご自身に危機感を持っていただくようにしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた小児矯正/33万円〜
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

