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吉澤 孝之 院長の独自取材記事

千林よしざわ歯科

(大阪市旭区/千林大宮駅)

最終更新日:2020/03/31

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大阪市営地下鉄谷町線の千林大宮駅より徒歩4分、京阪本線の千林駅より徒歩5分の住宅地に、2019年7月にリニューアルオープンした「千林よしざわ歯科」。これまで「吉澤歯科医院」として30年にわたり診療を続けてきた医院を、院長の吉澤孝之先生が父である秀樹先生から継承した。病院と同レベルの診療を行うことをめざし、規模拡大のため医院全体を改装。現在は吉澤院長と秀樹先生との二人体制で診療を行っている。同院にはベビーカーのまま入れるファミリールームが併設されているほか、診療チェアから見える位置にキッズコーナーを設けることで、ママの診療中に子どもが同じ空間で過ごせるようになっている。そうした医院のこだわりや、注力している予防歯科についてなど、吉澤院長に幅広く語ってもらった。
(取材日2019年7月25日)

愛着ある地域住民の口腔内の健康を支える

リニューアルオープンにあたり、こだわったことはありますか?

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「歯科医院らしくない空間」をコンセプトとしています。床はカーペットを敷いてホテルのように上質な雰囲気を出し、歯科医院独特のにおいや治療音をできるだけ少なくするなど、徹底して空間づくりに取り組みました。患者さんによっては治療中にまぶしさを感じられる方がいらっしゃいますので、診療室ごとに照明の明るさを調整できるようにもしています。歯科医院ではなく、美容院に行く感覚で通院していただければと思っています。当院は父が開業し、長らく「吉澤歯科医院」として診療を続けていました。私が継承したタイミングでリニューアルを行い、その際に院名も変えました。生まれた頃から過ごしてきて、たくさんの思い出がある「千林」をつけ加え、地域の皆さんに少しでも親しみを持っていただきたいと思い、「吉澤」という漢字は平仮名にしました。

ファミリールームが併設されているのですね。

そうなんです。ママやお子さんに気軽に通っていただける歯科医院にしたいと思い、ベビーカーのまま入れるファミリールームをつくりました。ベビーカーが1台入ってもまだ十分にゆとりがありますし、ママの治療中にお子さんがおもちゃで遊びながら待てるよう、室内には小さなキッズコーナーも設置しています。それだけでなく、ママの治療が終わるのを待っているお子さんが一人にならずに済む環境を整えるために、ゆくゆくは保育士を雇用したいと考えています。お子さんに「あの歯科医院に行くのは楽しい」と肌で感じてもらい、幼少期から歯科医院に行くきっかけにつなげられればいいなと。子育てに追われて歯科医院に通院する時間が取れないママは多いと思うので、お子さんが楽しめる空間があると、親子で通いやすくなると思いました。

診療する上での先生の想いをお聞かせください。

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痛いところをただ治療するのではなく、「なぜこのような治療をするのか」を患者さんに理解していただいた上で、治療に臨めるようにと考えています。「先生を信頼しているからお任せします」ではなく、例えば麻酔を使用する理由や歯を削る理由など、きちんと説明してから治療を始めます。ただ、痛みをなくすための治療というのはスタート地点に戻っただけ。再発しないよう、歯科衛生士によるメンテナンスを受けていただく必要があります。その際も、歯石取りやブラッシングチェックをする理由をしっかりと説明しています。また、当院では唾液検査や位相差顕微鏡を用いた検査によって、虫歯や歯周病など細菌の有無をチェックし、歯科疾患リスクを患者さんにご理解いただけるようにしています。

予防歯科を中心に、すべての世代が笑顔になれる診療を

位相差顕微鏡について詳しく教えていただけますか?

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位相差顕微鏡を使えば、虫歯や歯周病など歯科疾患の原因となる細菌が口腔内に存在するのかを、拡大して観察することができます。それを当院では、モニターに映しながら、患者さんご自身の目で見ていただき、説明をしています。言葉だけの説明よりも説得力が増すんです。ご自身の口腔内の状態をきちんと知っていただくことで日々の歯磨き習慣につながりますし、「もっと早くにこれを見たかった」と言ってくださる方もいらっしゃいます。普段は見えない細菌を可視化することによって、皆さんの予防意識の向上につながれば私もうれしいです。もちろん、見たくない方に無理やりお見せするようなことはありませんのでご安心ください。また、虫歯や歯周病がどのように進行するのか、そもそもどんな疾患なのかを理解していない方はたくさんいらっしゃいますので、そうした説明も併せて行います。

予防に対する先生の考えをお聞かせください。

久しぶりに来院された患者さんが、「虫歯に気づかなかった」とか「まさか自分が歯周病になっているとは思わなかった」と話されることがあります。診療時に口腔内の状態を説明すればするほど「もっと早く来ていれば……」と後悔されます。私は患者さんには全員、80歳になってもご自身の歯で食事を楽しんでいただきたいと考えています。日本は北欧に比べて、メンテナンスを目的に歯科医院に通っている方の割合や、80歳時点で残っている歯の本数が、圧倒的に少ないともいわれているんです。口腔内は外から見えない部分ですから、意識することの難しさはあるのですが、やはり患者さん自身に「虫歯にならないようにしなくちゃ」と感じていただくことが大切だと思っています。

今後力を入れたい治療はありますか?

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小児矯正に注力したいと考えています。歯列を整えると日々の歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病のリスク軽減にもつながります。歯科疾患を未然に防ぐために、幼いうちから予防歯科を実践していただきたいですし、当院もそれをお手伝いできる場所でありたいのです。歯列矯正は、永久歯に生え替わるタイミングでの初期対応がとても大切です。子どもは顎の成長コントロールがしやすかったり、骨がやわらかいため歯が動きやすかったりと、治療がスムーズに進むという利点が多いからです。治療期間も成人に比べて短くて済む場合があります。矯正方法はさまざまありますから、私自身も勉強し、研鑽を積んでいます。

不安な気持ちに寄り添える存在として

歯科医師になろうと思ったのはなぜですか?

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歯科医師である父の背中を見ていたので、幼い頃から自然と同じ道をめざしていました。もともと手先が器用だったことも大きな理由です。物作りが好きでしたし、工作の授業で作った作品が美術展などで表彰されたこともあります。画家で美術の教授だった祖父の遺伝もあるかもしれません。実際に歯科医師になった今は、痛みを訴えていた患者さんが治療後に笑顔で帰る姿を見るたび、やりがいを感じています。しかし現状にとどまらず、さらに知識を向上させるために、時間があれば勉強会に行ったり、先輩の治療を見学しに行ったりしています。診療時の患者さんとの会話も楽しいですね。お互いの表情がわかるよう、患者さんの横の見える位置にまわり、マスクを取って話すことを心がけています。

これからどんな歯科医院にしていきたいですか?

大型スーパーに行けば、欲しいものを不自由なく購入できますよね。当院も「千林よしざわ歯科に行けば安心してどんな治療も受けられる」と、地域の皆さんに思っていただけるような場所にしたいと思っています。今後は歯科医師や歯科衛生士を増員し、病院規模で診療することを見据え、ユニットの数を多くして設備もそろえました。約30年間、小さな診療所として地域に根差していましたが、これからはチーム医療で患者さんを診療していきたいです。また、希望があれば訪問歯科診療にも対応したいと考えています。父の代から通われている高齢の患者さんについては、通院が難しくなってもわれわれがご自宅に訪問することで、歯科診療を受けていただきたいと思っています。

読者へのメッセージをお願いします。

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診察室での治療音やにおいが不快、治療費がわからないなどさまざまな不安を抱えながら来院される患者さんは多いです。どんなに些細なことでも構いませんので、不安に思っている内容を私やスタッフに話していただきたいです。痛くて怖くて、費用がかかるといったマイナスの印象を持ってしまうと、通院のハードルが上がってしまいます。痛くなってから治療を始めると、治療回数が増えて医療費が高額になる場合もあります。一方で、定期的に通院をして虫歯を早期発見し、早い段階から治療に取りかかれば安く済むこともあるんですよ。当院は常に患者さんの不安に寄り添う存在でありたいと思っていますので、気軽に足を運んでくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/30万円~、インプラント治療/35万円~

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