全国のドクター8,988人の想いを取材
クリニック・病院 161,446件の情報を掲載(2020年2月19日現在)

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 大阪市阿倍野区
  4. 大阪阿部野橋駅
  5. 医療法人 佐々木歯科医院
  6. 佐々木 光諒 理事長

佐々木 光諒 理事長の独自取材記事

佐々木歯科医院

(大阪市阿倍野区/大阪阿部野橋駅)

最終更新日:2020/01/15

20200114 bana

クリーム色を基調とした待合室にはアロマの香りが漂い、心地良い感覚に癒やされる「佐々木歯科医院」。院内に入るとスタイリッシュな制服を身にまとった受付のスタッフが笑顔で迎えてくれる。優しくほほ笑む姿が印象的な佐々木光諒理事長。ゆっくり、丁寧にかみ砕いて話してくれる説明が特徴だ。佐々木理事長の趣味はボウリング。1日5ゲームを投げ、そのスコアは200を超えるとか。今回のインタビューでは力を入れている治療や、医院のコンセプト、今後の展望などをじっくり語ってもらった。
(取材日2019年7月11日)

あらゆるケースに対してハイレベルな診療をめざす

これまでのご経歴などについてお聞かせいただけますか?

20191202 1

医院自体の歴史としては私の父の代から続き、2020年で70年目を迎えます。私は1964年に大阪大学歯学部歯科技巧士学校を卒業しました。その後さらに城西歯科大学(現・明海大学歯学部)に入り1982年に卒業しました。その後他の歯科医院で経験を重ね、1985年に当院に入りました。2017年に現在の場所に移転リニューアルを行い、より確実な診断をするための歯科用CTや先進の滅菌システムを導入したほか、落ち着いてメンテナンスや治療を受けてもらうために全室個室にしました。現在私は理事長で、3代目となる息子が院長を務めています。患者さんも先代の頃から来てくださっている方も多く、先代よりもさらに良い治療をしたい、地域医療に貢献したいという思いを持って診療にあたっています。

患者さんの特徴や、最近増えてきた症状などについて教えてください。

当院には0歳から100歳まで幅広い年代の患者さんがおられます。先代の患者さんだった方のお子さんやお孫さんなど、家族で来ていただくことも多いです。開院時は昭和でしたので、電話も黒電話でしたが、それが今ではスマートフォンになったように、さまざまなことが大きく変わってきています。昨今、子どもの虫歯が昔に比べて圧倒的に少なくなってきています。その一方で子どもの歯の欠損が増えてきています。先天性欠如といいますが、生まれつき歯の数が足りないという状態です。歯並びや噛み合わせなどにも影響してくることもあるため、歯が悪くなって抜いた際のインプラント治療ではなく、足りない歯を補うためにインプラント治療をするというケースも出てくるのではないかと考えています。

特に力を入れられている治療はありますか?

2

力を入れている治療はすべてです。総合力を大切にしていますので、一般歯科の治療、矯正歯科、予防歯科などあらゆる分野に対して質の高い治療の提供を心がけています。例えば、歯を失った場合に補う手段としてブリッジ、入れ歯、インプラントの3種類があります。中でもほかの残っている周囲の歯に優しいのはインプラント治療ですが、その治療ができないケースなどもありますので、3つのどれを選んでいただいても対応できるよう、治療技術に差が出ないようにしています。また、これまでの歯科診療では悪くなってから治療するというのが当たり前でしたが、当院では悪くならないようにすること、そしてできるだけ小さな頃から口腔内の環境を整えることを重要と考え、予防歯科にも力を入れています。

天然の歯を一生持たせるために予防に尽力

予防に力を入れようと思われたのはどのような理由からでしょうか?

3

日本と世界の根本的な医療体制の違いが大きいですね。外国には日本のような国民健康保険制度がない国も多く、治療に膨大な費用がかかることもあります。そのため日頃から予防に力を入れているのだと考えられます。予防というのは、口中の環境を良くしようとすることで、より意識が高いともいえる処置です。一方で日本は保険制度が整っているため、悪くなってから歯科へ通院するのが一般的です。しかし歯を削って金属で埋めても、再び虫歯になったり、他の歯に影響したりという悪循環に陥ることもあるのです。最終的には抜歯ということになってしまいかねません。削ると治ったと思われるかもしれませんが、歯は再生することはありません。治療はあくまで対処です。削ったことで悪循環に陥る状況になったということを、患者さんに理解していただくことが重要だと考えています。悪くならないようきちんとケアしていけば、長く自分の歯を残すことをめざせます。

なぜ小さな頃からの予防が大切なのでしょうか?

一般的には6歳頃永久歯が生え始め、12歳頃生えそろいます。そこから30年がたつと42歳になるわけですが、その時点で虫歯などで歯が壊れていなければ、その後も壊れない可能性が高いと考えられます。ですが、その時点で歯がぼろぼろだと、あと30年間持たせるのは非常に厳しい状態が続きます。虫歯にならないためには、口腔内全体を見なければなりません。もちろん噛み合わせ、歯並びのバランスもとても大事です。噛み合わせが悪いと力が一点にかかってしまい、その歯が壊れてしまうこともありますからね。ですので、小さな頃からかかりつけ医に口腔内をトータルでチェックをしてもらい、天然の歯を長くキープする方法や先生の治療方針を共有していくことが望ましいといえます。

予防の重要性を伝えるために工夫していることは何ですか?

4

例を挙げると、実際にプラークを採取し、それを顕微鏡で見てもらいます。大量の菌が動いている中に薬を入れることで菌の動きが止まる様子も見てもらっています。患者さんが治療台に乗ったままの状態で説明をするのではなく、別室で椅子に座り対面した状態でお話をすることも特徴です。きちんとお話しする時間をとることで、先ほどお伝えした予防に関する考えからきちんとお伝えします。一番大切なのは健康な歯を保つための知識を持って帰ってもらうことです。歯に対する知識があれば、引っ越ししても良い歯科医院を選ぶことができるでしょうしね。もし虫歯になってしまった場合でもなぜ虫歯になったのかを問診でしっかりとお伺いして、原因を突き止めてから治療をしていきます。予防に関する考え方、さらに口腔内の状況とその原因を説明して理解していただいた上で、ご自身でどの治療法が最善かを考えていただいています。

患者の幸せを一番に考え、正しい予防方法を伝えていく

患者さんと接する上で、特にどのようなことを大切にされていますか?

5

医療としての正解と患者さんにとっての幸せとは何かを考え、すり合わせた治療計画を進めることです。身体的なことや経済的なこと、人によって治療できる環境や求めるものが違いますので、お一人お一人の状態に合わせて対応することを心がけています。そのためにも、患者さんのためにできる「手段」を数多く持っていることが大切です。どのような治療にも対応できるよう日々研鑽を積んでいます。また患者さんが納得して治療を受けていただけるよう、現在の口腔内の状況と今後のリスクを示した上で、何が必要で何が不要か正しい情報をきちんと伝えるようにしています。

今後の展望についてお聞かせいただけますか?

歯を健康に保つための考え方や正しい歯科の知識を、より多くの方にお伝えし理解していただくことが目標です。予防に対する考え方が定着すれば、将来歯を抜く数も減ると思っています。予防といっても、歯の治療が終わったところが再び手遅れになる前に治療するためのチェックや、自費の予防メンテナンスで歯の質を高めること、口内の良い菌を増やして悪い菌を減らすことなどをめざして、現状より良い口腔内環境に変えていこうということをお伝えしながら、地域の皆さまの天然の歯を守っていきたいです。

読者にメッセージをお願いします。

6

小さい頃からのケアが大切ですが、まずは親御さんがきちんと知識を身につけないとお子さんには伝わりません。お子さんも中学校に入ると部活や勉強で忙しくなると思いますので、小学生の間にきちんと環境を整えておくことが大切です。自分の歯を健康に保つためには、まず予防です。健康に歯を残すために最大限の努力をさせていただきます。すでに悪い部分がある方には、他の歯を守るように、質の高い治療を心がけています。またかぶせ物がある方は、さらに悪くならないよう特に注意が必要です。歯は24時間365日使うものです。その時間単位で割ると、歯の治療費は決して高くないともいわれています。きちんとメンテナンスをしていくことで大きな治療、出費も必要なく過ごしていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/35万円~
ホワイトニング/1万2000円~
ラミネートべニア/10万円~
セラミッククラウン/12万8000円~
インプラント治療/24万2000円~
予防メンテナンス/1万2000円~

Access