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中野 純嗣 院長の独自取材記事

なかの歯科クリニック

(守口市/守口市駅)

最終更新日:2019/08/28

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京阪本線守口市駅から徒歩で17分ほど、京阪バスなら西郷通南停留所を降りてすぐ目の前に「なかの歯科クリニック」がある。パステルブラウンの外壁と大きなガラス窓が目を引く、3階建てのクリニックだ。明るさと温かさに包まれたその外観にも「怖い・痛い」という旧来の歯科医院のイメージを払拭し、開放的で入りやすい歯科医院をめざしているという中野純嗣(よしつぐ)院長のこだわりが反映されている。現在も歯科医師として診療をともにしている父の影響で歯科医師の道に進んだという中野院長に、これまでの経緯からクリニックの治療方針、今後の展望など、いろいろと話を聞いた。
(取材日2018年3月20日)

守口を「口を守る歯医者の町」にしたい

まず、歯科医師をめざした動機と現在までの経緯をお聞かせください。

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歯科医師をめざしたのは、父の影響が大きいですね。実家もこの守口市なんですが、父はここからすぐ近くの別の場所で、歯科医院を開業していました。小さい頃は僕もよく顔を出していましたが、子ども心に「患者さん思いの歯医者さんだなあ」と感じていました。父はどちらかというと不器用な性格なんですが、患者さんに対して真摯に向き合うその姿は、強く印象に残っています。仕事帰りの患者さんを待って夜9時過ぎまで医院を開けていたこともありました。そういったところは尊敬しています。また、人と接する仕事、誰かのためになる仕事がしたいと思っていたことも、歯科医師をめざした理由のひとつでした。歯科大学を卒業した後、1年間の研修を経て、枚方市の歯科医院に3年半ほど勤務してから父の歯科医院に移り、2016年の8月に「なかの歯科クリニック」としてこの場所に移転して、新たなスタートを切ったんです。

実際に歯科医師になられて、どのように感じましたか?

最初に感じたのは、患者さんと向き合うことの重みでした。大学での実習とは違って、失敗は許されませんから。しかも大規模病院などでしたら、難しい患者さんへの対応を他の先生に相談したりすることもできますが、開業医の場合は自分が判断するしかないわけですから。そういった点はプレッシャーに感じました。でも当時働いていた歯科医院の院長はそういったところも理解してくれていて「自分がフォローするから思ったようにやってみなさい」と言ってくれたのには助けられました。それに応えられるように、診療時間の後も一人残って模型で練習したり、自分なりに頑張ったと思います。その院長の「速さよりも丁寧にしっかりと治療する」というポリシーから学んだものも大きかったですね。

院長としてどのような歯科医院をめざしていますか?

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これは学生時代に、自分の将来を思い描いていてふと思いついたことなんですが、守口という地名は「口を守る」と書くんですね。そこから「守口を歯医者の町にする」ということを、歯科医師として生涯の目標にしたいと思うようになりました。そのためにも予防歯科に力を入れ、何も症状がなくても定期的に歯科医院に行くという習慣を定着させていきたいと思っています。現状では定期的に検診を受けている人は100人に1人くらいだといわれていますが、その割合を可能な限り高めていきたいですね。

担当歯科衛生士制による個室でのメンテナンスを実現

治療方針に関して何か特徴はありますか?

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患者さんにとって、歯科医院を敬遠してしまう原因になるのが、歯を削るときの音や、薬品の臭いだと思うんです。そこで、定期検診で来られる患者さんには、そういったことが気にならないように、2階をメンテナンス専用のフロアにしました。治療でいらっしゃった方もメンテナンスでいらっしゃった方もできるだけお待たせしないように努力しています。また、歯科衛生士さんは常に同じ患者さんを受け持つ担当制にして、完全な個室でメンテナンスを受けられるようにしています。そうすることで、患者さんもリラックスした状態で来ていただけているようです。メンテナンスの結果は、最終的に担当医がチェックするようにしています。

現在どのような体制で診療しているんですか?

私と父の他に、男女1人ずつの歯科医師が在籍し、衛生士は4人です。衛生士のスキルアップのためにもいろいろな取り組みをしていて、例えば2週間に1度はミーティングをして、役に立ちそうな論文を紹介したり、誰かを患者役にして歯石を除去する練習をしたり、他にもいろいろな情報交換などをしています。窓口での対応や電話の応対なども重要ですから、3週間に1回は助手のミーティングもしています。それ以外に月1回は全員でミーティングをしたり……だから結構ミーティングは多いですね。でもみんなよくやってくれるので感謝しています。その一方で、スタッフ同士の親睦の場もできるだけつくるようにしています。そういったことを通して、チーム力を高めていくと同時に、楽しく働ける職場をめざしていきたいですね。

歯科技工士さんもいらっしゃるとお聞きしました。

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歯科技工士が在籍しているのは父の歯科医院の頃からなんです。父は入れ歯の治療を得意としていて、僕自身も得意なほうだと思っているんですが、いい入れ歯を作るためには、技工士さんとの綿密な連携が不可欠だと考えています。ですから必要なことはチェアサイドまで技工士さんに来てもらい、患者さんの声を直接聞いてもらっています。患者さんからの反応もいいですね。インプラントも手がけていますが、この高齢社会において、今後も入れ歯の需要はなくならないと思います。介護士さんやヘルパーさんの中には、インプラントはどうケアすればいいのかわからないという方もいらっしゃいます。その点、入れ歯のほうが扱いやすいんですね。もし壊れたとしても修理したり作り直すのは比較的簡単です。それに対してインプラントは、トラブルが起きたときの対処が大変なことが多いんです。

意識を高めるための啓発活動にも力を入れていきたい

マイクロスコープや歯科用CTも導入されていますね。

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マイクロスコープは、現代の歯科治療には必要な機器だと思います。手探りでやらなければいけなかったところまで見ることができるので、よりハイレベルな治療が可能になりました。また治療中や前後の写真を撮ってお見せすることができるので、治療の内容を理解してもらいやすいだけでなく、安心感を持っていただけるようです。保険適用の範囲など難しい面もありますが、今後マイクロスコープは必需品になっていくのではないかと思います。CTについては各社でいろいろなタイプが作られていますが、撮影するときの閉塞感が強いタイプはいやだなと思っていたので、従来のパノラマのレントゲンに似たタイプで、立っても座っても撮影できるものを選びました。車いすの患者さんでもそのまま撮影できるので、そういった点でも使いやすいですね。ちなみに当院は全面バリアフリーで、靴を脱ぐ必要もなく、チェアまで車いすで来ていただけるようになっています。

今後の展望をお聞かせください。

当院の3階のセミナールームを使って、地域の皆さんに向けたセミナーを定期的に開催していきたいと考えています。これは当院に来てくださいということではなく、歯の大切さと予防の重要性を知っていただきたいという思いからです。以前から構想はあったんですが、開業してまだ日も浅かったので、衛生士さんたちが落ち着いてから始めようと思っていました。セミナーは衛生士さんと、保育士さんの資格を持っている助手に中心になってもらい、歯のことに限らず子どもの食育なども含めた、幅広い内容にしたいと考えています。細かいところはまだ手探り状態ですが、そういった活動を通して、予防への関心を深めることができたらいいですね。

それでは最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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やはり「自分のお口の健康は自分が守る」という意識を持っていただきたいということですね。もちろん自分で治療することはできませんから、具体的にはいい歯医者さんを見つけ、そこでしっかりした治療を受け、治療が終わってからも定期的なメンテナンスを続けることで、口腔内の健康な状態を保ってほしいということです。お口の健康は全身の健康へとつながっています。歯を失うことで、生活習慣病や認知症のリスクも高まります。そういったことを防ぐためにも、自分の歯の一本一本を大事にしていくという意識を強く持ってほしいと願っています。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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