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藤城 久裕 院長の独自取材記事

ふじしろ歯科

(守口市/大和田駅)

最終更新日:2019/08/28

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大和田駅から東へ車で6分。京阪バスの大久保停留所からは徒歩3分の場所にある「ふじしろ歯科」は、開業から30年以上にわたり地域に根差した診療を行っている歯科医院だ。親しみやすい笑顔で迎えてくれたのは、「僕はおせっかいなので、効率良く改善できることがあれば、患者さんについついお話ししてしまうんですよ」と話す藤城久裕院長。ざっくばらんにユーモアを交えながら話してくれる裏表のない人柄が、多くの患者から親しまれているようだ。そんな藤城院長が意識しているのは、「主訴の解決が必ずしも患者の求めるニーズではない」ということ。日々患者の気持ちに寄り添いながら診療している藤城院長に、診療の際に心がけていることや、この30年間で変化した患者の主訴、予防に対する意識について話を聞いた。
(取材日2019年2月7日)

開業して30年。患者とともに歩んできた歯科医院

歯科医師をめざされたきっかけと、開業までの経緯を教えてください。

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父が歯科技工士で、実家が技工所だったことから子どもの頃から歯に関する仕事は身近でした。僕自身、子どもの頃は虫歯が多くて、痛い思いをしていた時に楽にしてくれる歯科医師に憧れていました。ちょうど父の技工所の技工物を納めている歯科医院で診てもらっていたんですが、歯科医師の仕事を身近で見て、患者さんのつらさを取り除けるこの仕事ってすごいなと思ったのがきっかけです。僕は最初から研究肌ではないと自分自身で感じていたので、開業を目標にしていました。開業するにはお子さんをしっかり診れることが必要だと思い、小児専門の歯科医院で研鑽を積んだ後、1987年に開業しました。

この地で30年以上診療されている中で、患者さんの層に変化はありますか?

30年もたつと、診ていたお子さんがお母さんになり、ご自身のお子さんを連れて来られる、また親子3代で来られるなど、その方々の人生に長く関われていること実感でき、とてもうれしく思っています。開業当初は徒歩圏内にお住まいの高齢者やファミリーなどがメインでしたが、何年か前からホームページやクチコミサイトなど、インターネット経由で来院される患者さんがとても増え、少し遠くから車で来られる方、また自転車でお子さんを乗せて来られる方など、若い年代の方がとても増えた印象です。初診で来られる方も、男女問わず若い方が多いですね。当院はホワイトニングや審美歯科、矯正も行っているので、見た目をきれいにしたいと来られる方が増えたと実感しています。

患者さんの主訴は30年の歴史の中で変わりましたか?

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最近は「痛い」と来られる方よりも、歯石を取ってほしい、全体をチェックしてほしい、という予防目的で来られる方が多いですね。そういう患者さんが来てくださることが増えて、歯科に対する意識的なレベルが上がっていることは僕たち歯科医師にとって非常にうれしいことです。開業当時は、「痛くなったら行けばいいか」という意識の方がとても多く、どうしようもないひどい状態になってから来られる方もたくさんいましたが、今では歯科医師にかからなくていいようご自身で意識される方が増えてきたなあと感じています。

主訴の奥にあるゴールをイメージし、治療を提案

診療において心がけていることはありますか?

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患者さんの本当のニーズは何だろう、と考えるようにしています。「痛いから来ました」とおっしゃられているけど、実際はどうなんだろう、というところを僕たちは診ていかないといけないと思っています。痛い部分の治療はしますが、実はそこから先、もしくは別のところが患者さんのゴールかもしれない。そういう意識を持って治療に臨んでいます。実際、痛い部分だけを治療するのではなく、その先をアドバイスしてほしいと感じていらっしゃる患者さんは、僕が思う以上に多いです。あと、しっかり噛めることはもちろん大事ですが、きれいで爽やかな口元であることは、やはり気持ちがいいし重要なことだと考えています。歯がきれいになることで、人に与える影響も大きく変わりますし、それによって人生が変わることもあると思っています。

患者さんが主訴の治療以外のニーズを実感したエピソードはありますか?

1本だけ歯並びからはみ出して生えている歯が虫歯になっていて、どうしても抜かなければならない状態の患者さんがいらっしゃいました。しかし抜くと隙間ができてしまう。そこで、矯正をご提案したら、「これまで抜いた後のことをアドバイスされたことがなかったので、そういう方法があることがわかって良かったです」と言われたんです。今まではあまり自費の治療を積極的にお伝えしていなかったのですが、選択肢の一つとしてご提案することで患者さんの人生に大きく関わることができるということに気づいたんです。

主訴の治療だけが患者さんの目的とは限らないのですね。

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一昔前まで、自費は高額な治療の押しつけのように思われるのではないかと、なかなか積極的に勧めてはいませんでした。自分が嫌な印象を持たれたくないという逃げも正直あったと思います。でも、患者さんと関わっていく中で、口元が変わるだけで人生が変わる、気持ちの持ち方が変わるということを実感することが多々ありました。選択するのは患者さんなので、僕らはしっかりと選択肢を出す。今までは自費診療は負担がかかるからと患者さんに配慮しているつもりで提案しませんでしたが、それってとても失礼なことですよね。自分のしていることは、可能な治療法を提案せず、患者さんの選択肢を狭めていたんだと気づき、まさに僕たちの仕事は口の中だけでなく、患者さんの人生と出会う仕事なんだという意識で診療するようになりました。

地域に根差したオールラウンダーであり続ける

こちらのクリニックの特徴を教えてください。

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僕のポリシーは「ここで完結する診療を行うこと」です。歯のことならなんでもできる“なんでも屋さん”であることを大切に、一般歯科診療や歯周病治療だけでなく、矯正歯科や、親知らずの抜歯のような外科的処置、ホワイトニングや審美歯科などの見た目をきれいにするケアも行っています。そして、小児歯科専門のクリニックで研鑽を積んだので、お子さんの治療も得意です。もちろん、全身的な疾患がある方や、より大きな病院での検査や処置が必要な方は速やかに適切な医療機関へ紹介しますが、できるだけ当院で完結できるよう心がけています。

患者さんとコミュニケーションを取る上で心がけていることはありますか?

急患で来られた方などは、ゆっくりお話しする前に、まずは治療を優先しますが、治療後余裕ができた時に、スタッフが歯磨き指導などしながらコミュニケーションを取るようにしています。すると患者さんもだんだんリラックスされて、いろいろとお話しをしてくださるようになり、「実はここがしみるんです、ほかにもここが気になっていて……」という感じで主訴以外に気になることを話してくれることも多いんです。何げない会話の中から自然とその方の求めているヒントが隠れていることが多いので、アットホームな感じの雰囲気を大切にしていますね。最初はここだけ治してほしい、とおっしゃられていた方でも、コミュニケーションを重ねるうちに、「やっぱりほかの歯も見てほしい」と、心変わりされる方も多いんですよ。

30年以上地域に根差して診療してこられましたが、これからの展望についてお聞かせください。

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患者さんも僕も両方とも納得できて、笑顔になれるのが一番ですね。患者さんは笑顔で帰られて、僕も笑顔で送り出せる、そんな関係でいられるように今後も尽力していきたいです。何か気になる症状がある方も、症状がなくても相談したい方も、セカンドオピニオンとして来られる方も大歓迎です。この治療法しかない、と思っている方でも別の方法をご提案できることがあるかもしれません。近い将来息子とともに診療していく予定ですので、ますます今後も多くの患者さんに愛されるクリニックになっていければうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科/8万6400円~、審美歯科/オールセラミック5万4000円~、ホワイトニング/1万4800円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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