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三木 哲英 院長、三木 彰 副院長の独自取材記事

三木歯科医院

(枚方市/樟葉駅)

最終更新日:2022/11/29

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京阪本線・樟葉駅を下車、バスロータリーを越えて、くずはアベニューを8分ほど歩くと左手に現れる「三木歯科医院」。開業から48年、現在は親子2代で診療にあたっている地域密着型のクリニックだ。開業院長であり、現在は副院長を務める三木彰先生は、開業当初から枚方市内の校医や園医を務め、地域医療に貢献してきた。父である副院長から院長職を引き継いだ三木哲英先生は、歯科口腔外科を専門に、大阪大学歯学部大学院で博士号を取得、地域の基幹病院で研鑽を積んできた。世代交代を進めたクリニックの現在とこれからについて、哲英院長、彰副院長に話を聞いた。

(取材日2022年7月26日)

子育て世代から高齢者まで、親子2代で診療

床から壁まで木の風合いを生かした待合室は、まるでカフェのようですね。

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【哲英院長】当院は前院長である父が50年近く前に開業したのですが、さすがにいろいろと古くなり、僕が戻ってきたときに改装しました。内装だけではなく機材も入れ替え、感染症対策も併せて行いました。僕自身が口腔外科を専門にしていて、簡単な手術は当院で実施することから、より質の高い治療のため細部まで立体的に見られるようの歯科用3DCTを導入しています。また、エックス線写真や口腔内写真を治療前後に撮影して記録し、患者さんにモニターで確認していただけるようにしました。治療内容についてスムーズに理解、納得していただけるようになり、予防にもつなげやすくなったと感じています。

開業のいきさつを教えてください。

【彰副院長】1974年に私が開業し、1982年に現在の場所に移転して、2022年に哲英先生に院長を引き継ぎました。開業当時は京阪沿線にどんどん住宅地が拡大し、樟葉駅前の開発が進み、住民の増加も著しかったです。私は大阪歯科大学を卒業し、枚方市で勤務していた縁もあったため、この地域で開業しました。高齢者の多い地域ですが、マンションも次々と建設されて若い家族も増えているので、幼児から90代の方まで幅広く来院されています。開業当初から小学校医や幼稚園医として検診を担当してきましたので、長く診てきた小児の患者さんも多いです。高齢の患者さんは40年以上通っている方、車いすで通院される方もいます。
【哲英院長】特に担当を決めているわけではありませんが、長年通っている患者さんは父の診察を希望される方が多く、ファミリーや若い患者さんは僕が診ることが多いですね。

院長を引き継がれたのは最近なんですね。

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【哲英院長】歯学部を卒業して歯科医師になり、大学院に進みましたが、当時からたまに手伝いには来ていました。7年前に本格的に手伝うようになり、4年前には常勤として働くようになり、今回、院長を引き継ぐことになりました。歯科医師の仕事を志したのは、子どもの頃から父の働く姿を見て育った影響ですね。ただ、最初は当院を引き継ぐつもりはなかったんです。勤務医として市立豊中病院、東大阪市立総合病院(現・市立東大阪医療センター)の歯科口腔外科で働いてきたので、最初は本当に実家の手伝いくらいの気持ちでした。継承を考えたのはここで働くようになってからですし、今もちょっと忙し過ぎて、院長になった実感が湧かないですね(笑)。

インプラント治療や親知らずの抜歯、矯正も対応

診療面での特徴を教えてください。

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【哲英院長】できる限り歯を抜かず、神経を残すことによって、歯が「長持ちする治療」に努めています。治療時に拡大鏡を使用していますが、これによって裸眼では確認できない歯の細かい表面や、見逃しやすいわずかな虫歯などの早期発見につながります。その結果、治療は最小限で済み、やり直しも少なくなり、健康な歯を長く保てるようになると考えています。また、予防歯科に力を入れて定期的なメンテナンスを実施し、歯科衛生士によるメンテナンス後は必ず歯科医師がチェックを行っています。治療時だけでなく検診時にも口腔内カメラでお口の中の状態を撮影し、患者さんご自身の目で見てもらい、丁寧に時間をかけて説明していきます。

口腔外科的な治療はどんなことができるのでしょうか。

【哲英院長】口腔外科は、長年専門に診療してきましたので、親知らずの抜歯など難しい症例の方を紹介されることもあります。親知らずは真っすぐに生えている分には問題が少ないのですが、頭しか出ていなかったり、隣の歯に接触していたりすると、将来的に問題を起こしやすいので、早めの診察をお勧めします。近年はインプラントを希望される方も増え、土台づくりのため骨造成を受けられる方もいます。また、インプラント周囲炎の治療にも対応しています。
【彰副院長】私は大阪大学の矯正臨床研究会で知識や技術を学び、開業後も多くの矯正を手がけてきました。当院には私のほかに非常勤で矯正専門の歯科医師もいますので、複雑な矯正にも対応が可能です。また、神経内科や整形外科とも連携していますので、骨粗しょう症など服薬を続けている方も、全身状態を把握しながら歯科治療を行えます。

患者さんへの説明はどのような工夫をしていますか?

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【哲英院長】説明を理解し、納得していただけるよう、画像と模型を使って口腔内の構造からお話ししています。患者さん一人ひとりに安心して治療を受けていただくために、できる限りわかりやすい説明を心がけ、可能な限り多くの情報を提供していきます。また当院では治療前と治療後のお口の画像を撮影しています。両者の違いが患者さんにも目に見えてわかりますので、僕自身も気を引き締めて治療にあたっています。
【彰副院長】初診の段階では、患者さんは画像を見ても理解が難しいところがあると思います。毎回画像を用いて説明することで、通院を重ねるごとにだんだんと理解を深めてくださり、患者さんのほうから「先生、ここはこんな感じでいいんですか」などと質問を受けるようになります。とても良いことだなと思いますね。

口の中が虫歯だらけでも諦めないでほしい

治療の際に心がけているのはどんなことですか?

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【彰副院長】信頼関係を築くことですね。会話をしながら、親切に丁寧に接するよう心がけています。親子3世代にわたって通ってくださる方や、わざわざ遠方から来院される方もたくさんいらっしゃいます。当院を信頼し、頼って来てくれているんだなととてもうれしく感じています。
【哲英院長】自分が受けたい治療を心がけ、患者さんを自分の家族だと考えて診療しています。勤務医時代に比べ、今は患者さんとの距離感が近く、皆さんフレンドリーに接してくださるんですよね。診療に対する感想なども言ってくださるので、今後の参考になりますし、より良い診療を提供するための励みにもなっています。

今後の展望をお聞かせください。

【哲英院長】僕ら歯科医師があまり活躍する場がないことが歯にとって一番良いことですから、予防歯科にはより一層力を入れていきたいです。虫歯は減少しているといわれていますが、全身疾患に悪影響を及ぼす歯周病などは依然多いため、定期的なメンテナンスに加え、患者さんご自身でも歯磨きなどのケアにしっかりと取り組んでいただきたいと思います。また、クリニックの診療方針から患者さん個人の治療方針まで副院長と話し合い、僕自身もクリニックの内外から新しい知見を学びながらやっていきたいですね。
【彰副院長】最近は金属バネの見えない新しい義歯を希望される患者さんも増えてきました。先進の歯科医学や技術について哲英院長と情報交換しながら、当院でも新しい素材や治療法も積極的に取り入れていくつもりです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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【彰副院長】親御さんたちにぜひお願いしたいのは、お子さんが悪いことをした時に「歯医者さんに連れていくぞ」と脅かして叱るのはやめていただきたいということですね(笑)。 
【哲英院長】子どもにとって、歯科医院は良いイメージがないことも多いので、できるだけ怖くないように、スタッフ一同で工夫しています。日頃の食生活では、おやつは食べても構いませんがダラダラ食いをやめ、食後はデンタルフロスや糸式ようじを使う習慣を子どものうちからつけていただきたいです。僕も6歳の子育て中ですが、親子一緒にゲーム感覚でやるなど工夫し、習慣化しました。大人の方に対しては、お口の中に重度の虫歯がたくさんあったとしても、諦めないでほしいです。歯科医療も日々進化・向上し、さまざまな治療方法が出てきています。他院で抜歯といわれて迷っている方も、一度ご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正/33万円~、インプラント治療/38万5000円~、骨造成/5万5000円、セラミックの詰め物/3万8000円、セラミックのかぶせ物/10万円、ホワイトニング(ホーム/オフィス):3万3000円~

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