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中谷 和央 院長、中谷 光代 先生、中谷 貴範 先生の独自取材記事

なかたに歯科医院

(八尾市/河内山本駅)

最終更新日:2022/12/05

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院 main

八尾市の桜の名所・玉串川沿いにある「なかたに歯科医院」は、開業から37年を経たクリニック。最寄り駅の近鉄大阪線・河内山本駅からバスで5分の場所にある。外観はカフェや美容室を思わせるナチュラルな雰囲気で、初めての受診でも入りやすい。同院の歯科医師は、高齢者の口腔筋機能療法(MFT)にも積極的に取り組むほか、在宅医療など地域の歯科医療に貢献している中谷和央院長と、東洋医学を取り入れた診療を得意とする中谷光代先生、それから一昨年から週に2日、口腔内全体のバランスを踏まえ、根本的な解決をめざす中谷貴範先生も加わり、幅広い患者のニーズに応えている。今回、中谷院長、光代先生、貴範先生に、めざす医療やクリニックの特色を聞いた。

(取材日2021年8月18日)

三者三様の診療で幅広い患者をカバー

開業までのご経歴をお聞かせください。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院1

【中谷院長】大阪歯科大学を卒業後、八尾木の新門歯科医院に3年勤務しました。われわれの時代は卒業後3年で開業することが一般的。ちょうど開業を考えていた時に実家の隣の土地が空いて、1984年6月に開業しました。現在、1階は治療室、2階はメンテナンスとして使用しています。37年間もこの地に根差して診療していますから、中には家族4世代で来てくださるご家庭もあります。虫歯を治せば終わり、入れ歯を作れば終わりではなく、「あなたの街の健康相談所」をコンセプトに掲げ、一人ひとりの患者や家族の思いに沿ってきめ細かくサポートできるような「真のかかりつけ医」でありたいと思っています。

新たに歯科医師として加わった貴範先生のご経歴を教えてください。

【貴範先生】歯科医師としての道を選んだのは、やはり歯科医師をしていた両親の影響だと思います。大学卒業後は、近畿大学医学部附属病院歯科口腔外科で4年間勤務した後、現在まで大阪市内のクリニックや尼崎のクリニックで診療してきました。口腔外科処置に加え、インプラントや噛み合わせ、歯だけでなく口腔内や身体全体の健康を考慮した包括的歯科治療のセミナーに積極的に参加するなどし、学び取り組んできました。それと並行して、両親がこれまで診てきた患者さんを、これまで同様責任をもってきちんと診療していくために、自分も何かできることがあればと週に2回「なかたに歯科医院」の歯科医師として加わるようになりました。

幅広い世代の患者さんがいらっしゃるかと思いますが、高齢者の診療ではどんなことを行いますか?

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院2

【中谷院長】当院では口腔筋機能療法(MFT)を行っています。年齢を重ねるにつれて、口の周りの筋肉が衰えていくのですが、放置してしまうと噛む力や飲み込む力が弱ってしまい、全身的な健康を損なうことにつながります。そこで、口腔筋の機能の改善のための方法として「吹き戻し」を使ったトレーニングなどを行っています。通院が難しくなってきた患者さんには訪問診療に対応しており、家族やケアマネジャーの方たちと連携しながら、食事内容や形態、食事の姿勢をアドバイスしています。治療では、例えば歯が欠損しているからと言って患者さんご自身の思いを無視して入れ歯を作ると、それがストレスになってしまうこともあるので、患者さんのお気持ちや普段の生活などを踏まえ、どのような方法が最適かを考えてご提案しています。

全身の健康も視野に入れた歯科医療

診療の際、噛み合わせを重視されているそうですね。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院3

【貴範先生】例えば、虫歯の治療で来院された場合、悪い部分だけを治療するのは簡単です。ですが、その一本の虫歯はなぜできたのかも考える必要があります。噛み合わせの不具合によって、強く接触した際の歯の疲労により歯にひびができ、細菌が付着して繁殖し、虫歯を招いてしまうことも考えられるのです。そのため、全体的に口腔内の環境を見て、根本的な原因もきちんと治療することが、歯科医師として重要な使命だと感じています。
【光代先生】「人生100年時代」といわれる今、できるだけ長く、自身の歯でしっかり噛んで食べられることが大切。噛み合わせの不正は、頸椎から胸椎、腰椎へと脊椎全体に影響を及ぼしますし、認知機能との関係も考えられます。不協和音にならない噛み合わせかどうかで、全身の健康状態もまったく異なってくると考えています。

光代先生は、なぜ東洋医学を学ばれるようになったのでしょうか?

【光代先生】同級生が早いうちから東洋医学を治療に取り入れていましたから、どういうことをしているのかは知っていたのですが、私自身は若い頃は興味がなかったんです。でもだんだんと自分の体力の衰えや、疲れを感じたり、患者さんの中にも不定愁訴を訴える方が多かったりして、西洋医学だけでは追いつかない部分があるなと感じ、それで漢方を学び始めました。例えば抗生剤がわかりやすい例ですが、西洋医学は悪いものを抑えつける医療。それに対して東洋医学は人間が本来持っている免疫力を応援して力が出せるように促す医療という感じです。患者さんにも漢方薬を処方しています。

具体的に、どのように東洋医学を取り入れているのでしょうか?

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院4

【光代先生】歯周病治療では、歯周病菌の増殖を抑えるために抗生物質を飲むことがありますが、抗生物質は使いすぎると作用が薄れることがあります。そこで役立つのが漢方薬で、体の巡りを良くして免疫力の向上を促し、菌の増殖を防ぐことをめざします。もちろん歯のお掃除も大事ですよ。それから口内炎でも漢方薬を出しますね。あとは虫歯もないし、噛み合わせも悪くないのに、なぜか歯が痛いという方にも漢方が適していることがあります。漢方は病気に対して処方するものではなくて、その人の全身から判断してお薬を決めていきます。ですから同じ病名でも人によって処方するお薬は違うんですよ。そこが難しいとところでもあり、同時にいくら勉強しても興味が尽きない面白さでもありますね。

全身の状態も考えて治療をしていらっしゃるんですね。

【中谷院長】お口は、全身の健康の入り口。われわれはその門番として、病気を発見してあげられるよう心がけています。特に妻は東洋医学を学んでいますから、舌診といって、舌の色などから体の状態を診る方法も取り入れているんですよ。

チーム医療で、すべての患者に適した歯科医療をめざす

クリニックではカンファレンスや勉強会を行っているそうですね。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院5

【貴範先生】患者さんにより良い歯科医療を提供するため、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といったスタッフ一同が日々進歩する歯科医療を学んでいます。まず、毎週開催するカンファレンスは、患者さんの治療方針と情報共有を行います。患者さんの中には、歯科医師には話しづらいけど、歯科衛生士や歯科助手に悩みを話していることがあるため、多くの気づきを得ることができます。また、われわれ歯科医師は院外のセミナーなどに積極的に参加しています。院内でも定期的にスタッフ一同が参加する勉強会を行い、嚥下や舌位置、口呼吸と鼻呼吸、インプラントの手技など、毎回テーマは異なりますが、日々進化する新しい医療技術や知識について学んでいます。

衛生面の取り組みについて教えてください。

【中谷院長】新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、歯科に足を運ぶことに少し足が遠のいている方もいらっしゃるかと思います。当院では、もともと唾液や血液の飛沫から感染する病気のリスクを念頭において治療を進めているため、新型コロナウイルスの流行前から常に院内感染に注意を払い、衛生管理を徹底して行ってきました。最近では新たな感染予防対策として、空気中の飛沫やウイルスなどを吸引する口腔外バキュームをすべての診療台に設置。皆さんに安心して治療を受けていただけるように努めています。

最後に、読者にメッセージをお願いします。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院6

【中谷院長】「あなたの街の健康相談所」であるべく、これからも、すべての患者さんにとって幸せになれる治療を提供していきたいと思います。お口のちょっとした悩みも相談していただけたらと思います。
【光代先生】同世代の方はもちろん若い方も、私たちが歳を重ねてきたことによる経験をお伝えできると思います。ともに健康に年を重ねていきましょう。
【貴範先生】虫歯など気になる症状が現れてから歯科医院を訪れる人も多いと思います。症状が進んでいて手遅れになってしまうことも少なくありません。自身の体を知る「人間ドック」のように、定期的に検診を受けていただいて、自分の口の中を振り返る時間をつくってほしいと思います。また今後、開業することも考えており、より地域の方に還元していきたいと思っています。

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