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中谷 和央 院長、中谷 光代 先生、中谷 貴範 先生の独自取材記事

なかたに歯科医院

(八尾市/河内山本駅)

最終更新日:2023/09/05

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院 main

八尾市の桜の名所・玉串川沿いにある「なかたに歯科医院」は、開業から39年を経たクリニック。最寄り駅の近鉄大阪線・河内山本駅からバスで約5分の場所にある。院長を務めるのは、高齢者の口腔筋機能療法(MFT)に積極的に取り組み、在宅医療など地域の歯科医療に貢献する中谷和央先生。日々の診療では、患者の幅広いニーズに応えられるよう、東洋医学を取り入れた診療を得意とする中谷光代先生、そして口腔内全体のバランスから根本的な問題解決をめざす中谷貴範先生とともに三者三様のアプローチを行っている。今回は、和央院長、光代先生、貴範先生に、めざす歯科医療の形やクリニックの特色について話を聞いた。

(取材日2023年8月2日)

三者三様の診療で、幅広い患者をカバー

開業までの経緯を教えてください。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院1

【和央院長】私は大阪歯科大学を卒業後、八尾木の新門歯科医院で3年間勤務しました。われわれの時代は卒業後3年で開業することが一般的。ちょうど開業を考えていた時に実家の隣の土地が空き、1984年6月に開業しました。現在、1階は治療室、2階はメンテナンス室として使用しています。39年もの間、この地に根差してきましたから、4世代で来てくださるご家庭も少なくありません。当院では「虫歯を治療すれば終わり、入れ歯を作れば終わり」ではなく、「あなたの街の健康相談所」を掲げ、一人ひとりの患者さんやご家族の思いに沿ってきめ細かくサポートする「真のかかりつけ歯科医」でありたいと思っています。

貴範先生のご経歴を教えてください。

【貴範先生】歯科医師の道を選んだのは、歯科医師をしていた両親の背中を追ったからです。大学卒業後は、近畿大学医学部附属病院(現・近畿大学病院)歯科口腔外科で勤務した後、大阪市内や尼崎のクリニックで研鑽を積みました。今は週に1度「なかたに歯科医院」に勤務しながら、今年11月に八尾駅前で開業を予定している自身のクリニックの準備を進めている最中です。歯科医師の仕事の醍醐味は、「人のために何かができる」こと。それをやりがいに、自身のクリニックでも歯科医師として本質的な治療を追求したいですね。治療が終われば「はい、終わり」ではなく、治療後も患者さんに寄り添い、ずっと責任を持って診ていける。そんな、すべての人にとっての「最後の歯科医師」が理想です。

患者さんの年代は幅広いかと思いますが、高齢者にはどんな診療をされていますか?

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院2

【和央院長】当院では口腔筋機能療法(MFT)を行っています。年齢を重ねるにつれて、口の周りの筋肉は衰えていきますが、放置すると噛む力や飲み込む力が弱り、全身的な健康まで損ないかねません。そこで、口腔筋の機能改善のために「吹き戻し」を使ったトレーニングなどに対応しています。通院が難しい患者さんには訪問診療にも応じ、ご家族やケアマネジャーの方たちと連携しながら、食事内容や形態、食事中の姿勢などについてアドバイスしてきました。また、もし歯が欠損しているからといって患者さんご自身のお気持ちを無視して入れ歯を作ると、それがストレスとなる場合も。当院では、患者さんのお気持ちや普段の生活などを踏まえ、最適な方法は何か考えてご提案しています。

全身の健康も視野に入れた歯科医療を

診療の際、噛み合わせを重視されているそうですね。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院3

【貴範先生】例えば、虫歯の治療をする際、悪い部分だけを治療するのは簡単かもしれません。ですが、その一本の虫歯がなぜできたのかを考えることが、とても重要なのです。例えば、噛み合わせの不具合から歯が強く接触すると、その時の疲労によってひびができることがあります。すると、細菌が付着して繁殖し、虫歯を招く可能性があるのです。全体的に口腔内の環境を見て、根本的な原因をきちんと追求する。それが、歯科医師として重要な使命と感じています。
【光代先生】「人生100年時代」といわれる今、できるだけ長く、自身の歯でしっかり噛んで食べられることが大切です。噛み合わせの不正は、頸椎から胸椎、腰椎へと脊椎全体に影響を及ぼしますし、認知機能との関係も否定できません。噛み合わせに不協和音があるかないかで、全身の健康状態もがらっと変わるのではないでしょうか。

光代先生は、なぜ東洋医学を学ばれるようになったのですか?

【光代先生】年を重ねるに連れて自分の体力の衰えや、疲れを感じたり、患者さんの中にも不定愁訴を訴える方が多かったりして、西洋医学だけでは追いつかない部分があるなと感じたのがきっかけです。例えば抗生剤がわかりやすい例ですが、西洋医学には悪いものを抑えつけるような側面があると考えています。対して、東洋医学は人間が本来持っている免疫力を応援して、力が出せるように促すための医療と捉えられるでしょう。そのため、患者さんにも漢方薬を処方しています。

具体的に、どのように東洋医学を取り入れているのでしょうか?

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院4

【光代先生】歯周病治療では、歯周病菌の増殖を抑えるために抗生物質を使うことがありますが、使いすぎると作用が薄れてしまうことがあります。そこで役立つのが漢方薬です。体の巡りを良くすることを図り免疫力の向上を促すほか、菌の増殖を防ぐこともめざせます。もちろん歯のお掃除も大事ですよ。それから口内炎でも漢方薬を出しますね。あとは虫歯もないし、噛み合わせも悪くないのに、なぜか歯が痛いという方にも漢方が適していることがあります。漢方は病気に対して処方するものではなくて、その人の全身の状態から判断してお薬を決めていくもの。ですから同じ病名でも人によって処方するお薬は違うんですよ。そこが難しいところでもあり、いくら勉強しても興味が尽きない、面白いところでもありますね。

最近注力している治療はありますか?

【和央院長】小児を対象とした、マウスピース型装置を用いた矯正です。最近この辺りは子育て世帯が増えていることもあり、お子さんの歯並びの悩みをよくお聞きします。小学校が終わるまでに土台となる骨格を整えることで、将来の本格矯正で良好な結果につながるでしょう。
【光代先生】乳児期にしっかり土台を作ることが70歳、80歳になってもしっかり噛めることにつながります。例えば、0歳児からのお乳の吸い方や離乳食の食べ方に注意を払い、鼻から空気を吸って鼻から吐くこと、そして習癖をコントロールできれば、おのずと口角の上がったきれいな口元になることが期待できます。それをぜひ患者さんにお伝えしたいですね。

チーム医療で、すべての患者に適した歯科医療をめざす

院内でカンファレンスや勉強会もされているとか。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院5

【貴範先生】患者さんにより良い歯科医療を提供するため、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といったスタッフ全員が日々進歩する歯科医療を学んでいます。毎週のカンファレンスでは、患者さんの情報と治療方針を共有します。患者さんの中には、歯科医師には話しづらいけれど、歯科衛生士や歯科助手になら悩みを打ち明けられるという方も多いため、多くの気づきを得ることができるのです。また、われわれ歯科医師は院外の勉強会などにも積極的に参加しています。院内でも定期的にスタッフ全員が参加する勉強会を行い、嚥下や舌位置、口呼吸と鼻呼吸、インプラント治療の手技など、毎回テーマは異なりますが、日々進化する新しい歯科医療の技術・知識について学んできました。

衛生面の取り組みについて教えてください。

【和央院長】当院では、唾液や血液の飛沫から感染する病気のリスクを念頭において治療を進めるために衛生管理に努めています。具体的には器具の消毒や滅菌を徹底すること、すべての診療台へ空気中の飛沫やウイルスなどを吸引する口腔外バキュームを設置することなどです。定期的な院内研修も行い、感性対策の周知徹底を図り、皆さんが安心して治療を受けられるようにしています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

中谷和央院長、中谷光代先生、中谷貴範先生 なかたに歯科医院6

【和央院長】「あなたの街の健康相談所」であるべく、これからもすべての患者さんが幸せになれるような治療を提供していきたいと思います。お口のちょっとした悩みも相談していただけたらうれしいです。
【光代先生】同世代の方はもちろん若い方も、私たちの経験からお伝えできることがあると思います。ともに健康に年を重ねていきましょう。
【貴範先生】虫歯など気になる症状が現れてから受診される人も多いと思います。ですが、症状が進み、手遅れになってしまうことも少なくありません。自身の体を知るために定期的に検診を受けていただいて、自分の口の中を振り返る時間をつくってほしいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/44万円~、マウスピース型装置を用いた小児矯正/11万円~

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