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栗栖 純穂 院長の独自取材記事

センター北ユアクリニック

(横浜市都筑区/センター北駅)

最終更新日:2020/04/01

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横浜市営地下鉄センター北駅目の前にある「センター北ユアクリニック」は、内科、外科、皮膚科の診療を行う地域のかかりつけ医として10年目を迎えた。栗栖純穂(くりす・すみほ)院長は専門とする呼吸器系の病気だけでなく、生活習慣病やアレルギーなどの内科疾患から、けがやおできなどの外科処置、禁煙相談まで幅広く対応。内科の知識はもちろん、長きにわたる大学病院勤務で培った外科の技術を生かし、皮膚科の医師である妻とともに地域医療に貢献している。この地域は子育て世代が多いという印象が強いが、院長の気さくな人柄と、患者の話に丁寧に耳を傾け適切な診断をする姿勢は、中高年や高齢者まで幅広い層の信頼を得ている。そんな栗栖院長に開院までの経緯や日々の診療、プライベートについて話を聞いた。
(取材日2017年6月9日)

「あなたの町の開業医」として幅広く診療

初めに、開院の経緯を教えてください。

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20年余り、大学病院で呼吸器を専門に勤務していました。しかし、どうしても大学病院では個々の患者さんに十分な時間が取れないのが現状で、「病気」は診られても「病気の患者さん」を診ることは難しいと感じていました。そこで一人ひとりの患者さんと向き合う時間を大切にしたいと開業を決め退職、在宅診療を行うクリニックで高齢者医療の勉強をした後、2007年12月にセンター北駅前に開業しました。この地を選んだのは、研修医時代に住んでいて親しみがあったからです。院名の「ユア」は英語の「your」からきています。英語でかかりつけ医を「your doctor」と言うところから「あなたの町のかかりつけ医」という意味を込め「センター北ユアクリニック」と名付けました。皆さんに「何かあったら、あそこに相談すれば何とかしてくれるだろう」と思っていただけるような、幅広く対応できる「町のお医者さん」をめざしています。

この町は、若い世代が多く住んでいるイメージがありますが、患者も若い方が中心ですか?

確かにこの町はお子さんをお持ちの若い世代が多いので、家族ぐるみで通ってくださることも多いのですが、近隣にはご高齢の方の施設もあれば、長年お住まいの地元の方も多いので、患者さんの年齢層はかなり幅広いと思います。最近は、高血圧や糖尿病などの生活習慣病をお持ちの中高年層の方が増えています。当院では、月・水・金は夜8時まで診療していますので、日中はお仕事や学校で病院に通いづらい方も通院しやすいかと思います。

皮膚科の診療も行っているのですね。

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はい。妻が皮膚科の医師なので、月・金曜日は午前午後、土曜日は午前中に専門外来を設けて診察を行っています。そこでそれぞれの専門分野を生かして、内科外科と皮膚科で連携して診療をすることもあります。もちろん、皮膚のかゆみや湿疹などで最初から皮膚科の診療を目的に来られる方も多いですね。ニキビの相談をはじめ、皮膚科の患者さんには女性が多いですし、そういった面でも女性医師だと安心するのではないでしょうか。

外科の経験を生かしながら、患者とじっくり向き合う

日々の診療において、大切にしていることを教えてください。

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まず、一人ひとりの患者さんのお話にゆっくり耳を傾けることを心がけています。これは患者さんとの信頼関係を築いていく上でとても大事なことですし、お話の中に重大な病気のサインが隠れていることもあるので、聞き逃さないよう気を付けています。また、同じ病気でも抱える不安は人それぞれですから、患者さんとのやりとりからこれをキャッチして、こちらからの一方的な説明にならないような会話ができるよう努めています。実際の診療では的確に診断し、最適な治療を提供することがモットーです。このとき、より高度な設備の整った病院での治療が必要かどうかを判断することも開業医の重要な役割だと思いますので、大学病院や基幹病院との連携もスムーズに行えるようにしています。

先生は外科がご専門だそうですが、その知識や技術は今どのように役立っていますか?

外科は手術だけをやっていると思われがちですが、術前・術後の全身状態の管理も大切な仕事です。手術により病気が治っても、持病が悪化したり、別の病気を引き起こしたりしたら、その患者さんにとっては良くなったとは言えないわけですからね。だからこそ、糖尿病や心筋梗塞・不整脈などの重度の合併症を持った患者さんの全身状態の管理を通じて得た知識は、今でも役に立っています。また、手術中に即判断しなければならない状況の下で培った決断力・応用力は、自分の強みとなって日常の診療に生かされていると思います。外科の医師は開業すると外科的処置をしない場合も多く、けがやできものができた時などに、どこにかかったらいいのかと困っていらっしゃる患者さんも多いようです。そこで、当院では勤務医時代の技術を用いて小外科の処置も行っています。

そもそも、なぜ外科を選択されたのですか?

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「悪いところを取って治す」という単純明快な治療法に魅力を感じたからです。実際に外科に入局してみると、手術以外にも患者さんの術前・術後の管理やご家族への対応、救急患者さんの処置など多くの仕事があって、病院に寝泊まりする日が続きましたが、それほど苦にならず、とてもいい経験ができたと思っています。外科手術において大切なことの一つに、「段取りの良さ」が挙げられます。立体的にシミュレーションして、段取り良く行えば手術時間は短くなり、その分患者さんの手術に対するリスクはもちろん、術後のリスクも減ります。僕は昔から何かするときには事前に計画を立て準備をするほうだったので、そういう面では外科に向いていたのかもしれません。医局の上司や先輩、研修先の指導者にも恵まれ、充実した生活が送れたと感謝しています。

気軽に立ち寄れるクリニックとして地域医療の窓口に

ところで、先生が医師をめざしたきっかけは何だったのでしょう?

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父が開業医だったのでその影響が大きかったかなと思っています。父は無口な人で進路について特に何か言われた記憶はないのですが、いつも患者さんのために誠実に一生懸命働く父の姿を間近で見ていたら、自然と同じ職業に就いていました。元気になった患者さんに喜んでいただけた時には、本当にこの道を選んでよかったと思います。

お忙しいと思いますが、休日はどのように過ごしていますか?

もともと体を動かすことが大好きなので、仕事の合間にウォーキングをしたり、休日に時間があるときはサイクリングやゴルフをしたりしてリフレッシュしています。あとは料理を作るのが好きなので、冬場はよく圧力鍋を使ってビーフシチューを作ります。家族からも割と好評なんですよ。それから、最近は家庭菜園を楽しんでいます。ベランダでパプリカを育てていたのですが、この間、花が咲いてうれしかったですね。他にもいろいろ栽培しています。うまくいかない場合もありますが、植物を育てるのは良い気分転換になっています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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定期健診・検診は生活習慣病や悪性疾患の早期発見の窓口です。ぜひ定期的に検査を受けることをお勧めしたいですね。そのため当院ではなるべくお待たせしないように心がけていますので、忙しい方でも受けやすいと思います。生活習慣病には、高血圧、糖尿病、高脂血症などがあります。これらの病気の第一の治療は生活習慣の改善ですが、忙しい毎日を送っていると食事や運動などの習慣を変えるのはなかなか難しいものです。そうした患者さんの状況に寄り添いながら、患者さんができることから少しずつ改善していけるようアドバイスを行い、治療へのモチベーションを維持できるように努めています。けがや風邪はもちろん、最近体調に自信がない、健康診断の結果に不安があるといった場合もご相談ください。「ユアドクター=あなたのかかりつけ医」として診療の受診窓口を広くし、これからも気軽に立ち寄っていただけるクリニックをめざしていきます。

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