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寺嶋 宏曜 院長の独自取材記事

寺嶋歯科医院

(箕面市/牧落駅)

最終更新日:2019/08/28

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阪急箕面線牧落駅目の前で、住宅地の一角にある「寺嶋歯科医院」は、親子2代にわたり地域に根差した歯科医療を提供。先進の医療機器をそろえ、一般歯科から訪問診療、小児歯科、インプラント治療、顕微鏡歯科治療、口腔外科、矯正歯科など幅広い歯科診療を展開している。そのオールラウンドな歯科医院を作り上げたのが、現理事長・院長を務める寺嶋宏曜(てらしま・ひろあき)先生だ。「単なる開業医という枠を超えて、専門家集団によるチーム医療を実践する」という言葉を裏付けるように、ここでは幅広い治療を受けることができ、地域の患者だけでなく遠方からの患者も集まってくる。そんな寺嶋院長に、同院の診療体制や活動内容、腹心である松野頌平副院長による訪問歯科での取り組みなどを聞いた。
(取材日2017年12月12日)

各分野の専門家による、専門性の高い歯科医療を提供

院長就任後からの流れを教えてください。

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前院長だった父の時代は、スタッフ4人の小さな歯科医院でした。それを私が継承してから、専門家集団によるチーム医療の歯科に一気に拡大しました。患者さんが増えて予約が取れないので、3台だった診療チェアを4台、5台と増やしてオペ室をつくり、それでも足りないので、今年になって2階にも診療スペースを増築したというのが現在までの経緯です。また、歯科用CTやマイクロスコープなど先端の設備を導入し、科学的根拠に基づく良質な医療が提供できる環境の充実に努めました。今では「小さな大学病院」が、私たちのモットーとなっています。

歯科医師も歯科衛生士も大勢いて、多彩な診療をされていますね。

決して最初から歯科医院を大きくしたかったのではありません。私自身は歯周病治療やインプラント治療、そして顕微鏡歯科治療が専門ですが、治療を進めていく中で、私一人で治療するのではなく、それぞれの専門家とディスカッションしながら治療したほうが、より良い治療をできることを実感しはじめました。そこで、かみ合わせ治療、矯正治療や口腔外科、小児歯科、訪問診療などそれぞれのスペシャリストに加わってもらいました。あらゆる歯科治療を提供できる、それが当院の最大の特徴ですね。また、スタッフが大勢いることにより、今すぐに診てほしい救急患者さまに対しても柔軟に対応できることも魅力だと思います。

現在の診療体制について教えてください。

現在歯科医師は、私と副院長と女性のドクターの3人が常時いて、それに加えて、専門的な治療を行う9人の非常勤歯科医師、11人の歯科衛生士がいます。専門的な診療は曜日が決まっており、それを常勤の3人が常に把握しながら管理しています。こうして複数の歯科医師が関わることで、一人の患者さんに対する治療プランも多く立てられます。よくセカンドオピニオンなどといわれますが、当院では同じ院内でサードオピニオン、フォースオピニオンまで受けられるということで、より客観的で最適な治療方針を立てることが可能です。

診療において気を付けていることは何ですか?

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まずはレベルの高い、長持ちする治療を提供することです。痛みを止めたり、2、3年保つ治療というのは簡単ですが、10年、20年先まで保たせる治療をしようと思えば、医師の技術と経験、そして患者さんの協力が不可欠です。そのため、患者さんにとってはネガティブな内容、例えば「治療したけど治りが悪い」などでも、正直に伝えることが大切だと思っています。現在の状況を正しくお伝えし、理解していただき、速やかに次の手段に移行したい。ダラダラと同じ治療を繰り返すことは良くありません。治療方針に関して医師同士でディスカッションし、それを患者さんに提示し、同意いただいてから治療を開始しております。「とりあえず○○治療をやってみよう」というのではなく、ゴール見据えて治療を進めていくことを意識しております。 それがプロの仕事と思っております。

守りの強いチームづくりが歯科の基本

訪問診療にも力を入れているそうですね。

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松野副院長は訪問歯科診療も担当し、重症心身障害児者施設に3年間勤めていた経験を生かして障害があって通院できない方、歯科治療が困難な方への治療を得意としています。訪問先でただ歯を治すだけではなく、うまく飲み込めないご高齢の患者さんの機能回復や食事指導なども行い、誤嚥性肺炎などの予防にも注力しています。「将来通院できなくなっても私たちが家まで行くから大丈夫」という姿勢が安心感につながっているのではないでしょうか。また、当院では小児在宅歯科診療にも力を入れています。近年増加傾向にある医療的ケア児(経管栄養や痰の吸引、酸素吸入など医療的ケアを必要とする子ども)、重症心身障害児へのアプローチにも積極的に取り組んでおります。訪問歯科の需要は山ほどありますが、人や時間的制限の影響もあり、体力のある歯科医院でないと成り立ちにくいのが現状です。当院のようなチーム医療体制が、新たな突破口になるかもしれません。

歯科衛生士の教育はどのようにしていますか?

衛生士が11人もいる歯科医院は少ないと思いますが、私は彼女たちの存在価値をフルに認めています。衛生士は単なるアシスタントではありません。技術一つで病気を治すこともできるプロフェッショナルであるという考えの下、教育をしています。当院では患者さんごとに担当衛生士がずっと寄り添い、会話の内容は生活習慣はもちろん、その方の家庭環境や人生にまで及ぶこともあります。その情報をもとに歯科医師が診療方針を決めるということも多いですので、責任感と誇りを持つことが重要です。またせっかく治したお口もメインテナンスしないと意味がありません。サッカーでいうところの攻めが歯科医師、守りが歯科衛生士というイメージですね。

医院のすぐ近くに託児所を併設していますね。

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小さなお子さんのいるお母さんが気軽に歯科治療を受けられるよう、保育士による無料託児サービスを行っています。常勤保育士が3名おり、いつもで託児サービスを受けることが可能です。子育てが終わったときに歯がボロボロということがないように、ママたちをサポートしていきたいと思っております。託児サービスを受けれる上に、ハイレベルの診療が受けれる歯科医院は数少ないと自負しております。

病気を克服しようという意志が大切

歯科医師になった経緯を教えてください。

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幼少期から父の背中を見て育ち、細かいことや、手を動かすことが好きな子どもでした。大阪大学歯学部を卒業後、大学院に進学し、再生治療の基礎研究に従事させていただきました。歯科医療は、単なる技術職ではなく、科学的な面も非常に重要です。大学院での研究生活も現在の私の診療ポリシーに大きく影響しています。大学院卒業後、父から医院を継承しました。意見をぶつけ合うことがよくあった父には、今となっては「自分をはるかに超えたな」と言ってくれています。父の代からの患者さんも医療の進歩を喜ばれ、ほとんどの方がそのまま通い続けてくださっております。スムーズに医院を継承できたことは、親孝行になったのではないかと思っています。

院外でも後進の育成に取り組んでいるそうですね。

現在、箕面市歯科医師会、多数の研究会やスタディーグループで理事を務めさせていただいてます。また、大阪大学歯学部での講義や、プライベートのインプラント治療や顕微鏡治療の講義を開き、後進の育成に力を注いでいます。松野副院長も、摂食嚥下分野、在宅医療に関して、歯科医師だけでなく、他職種に対しても講義を行うなど、幅広く活動しております。われわれがこのような外部での活動を行うことができるのは、過去から今までのスタッフの力、そして父が基盤をつくってくれていたこと、大阪大学で学べたことが大きいですね。その恩を返す意味でも、1人でも多くの優秀な歯科医師を育成し、輩出していくことが使命だとも思っております。

最後に、読者に向けてメッセージをお願いします。

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歯科に限らず、患者さん自身に治したいという気持ちがなければ病気は治りません。病気を克服するために、本気で挑んでほしいというのが私たちの正直な願いです。また、それに見合うだけの熱意のある歯科医院を選んでほしいと思います。現在の当院のスタイルは、患者さんの要望に対して一つずつコツコツと応えていった結果、自然に完成したものであります。だからこそさまざまなニーズにお応えできております。今後も引き続き、新しい医療とハイレベルな医療を提供できるように、そして患者様に寄り添っていけるようスタッフ一同取り組んでまいります。

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