全国のドクター8,960人の想いを取材
クリニック・病院 160,755件の情報を掲載(2021年9月20日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 神戸市東灘区
  4. 摂津本山駅
  5. 岡田歯科
  6. 岡田 知久 先生

岡田 知久 先生の独自取材記事

岡田歯科

(神戸市東灘区/摂津本山駅)

最終更新日:2020/12/29

20201228 125441 top

最寄り駅はJR摂津本山駅と阪急岡本駅と便利な立地の「岡田歯科」。閑静な住宅街と大学生が行き交う活気あふれる街の表情が混在する岡本に開院して今年で40年になる。今回、取材したのは院長の岡田知久先生。十数年前から地域の人々の歯の健康を見守り続けてきた先生だ。岡田先生が特に力を入れているのが顎顔面矯正という治療法。診療を行う中で最近の子どもたちは歯のサイズが大きくなっているのに、顎の大きさは小さくなっていることに気づき、何か根本的に歯並びを良くする治療法はないものか探していたときに顎顔面矯正に出会ったのだという。この矯正法とともに、さまざまな世代を治療してきた岡田先生に治療に対する考え方を聞いた。
(取材日2018年11月2日)

なるべく歯を抜かずに健康な歯を健康なままに

開院して約40年になるそうですね。

1

ありがたいことに地域の皆さんに長く来ていただいています。父が岡本で開院したのが1978年ですからトータルで40年ですね。その頃から数えて親子3代で通っていただいている患者さんもいらっしゃいます。私と父の2人体制での診療を始めてからでも10年以上がたちます。まさしく地域密着という言葉そのままのクリニックではないでしょうか。そういう観点から診ていると「なるべく歯を残したい」「できれば抜きたくない」という要望を持った患者さんが増えてきていますね。

どういった悩みで来院される患者さんが多いんでしょうか。

開業以来、来ていただいている患者さんは高齢になっているので、入れ歯やインプラントのご相談が多いですね。高齢の患者さんは歯の状態もさまざまなので丁寧にヒアリングして適切な治療法を提案していくことが大事だと思っています。治療だけでなく、毎日のお手入れのレクチャーも大事ですね。また、岡本はファミリー層の多い住宅街でもあるので、子どもさんを連れて来られるお母さんも多数いらっしゃいます。その中でも子どもたちの歯並びに関する相談は多いですね。虫歯の子たちは減ってきているのに、歯並びに問題のある子がどんどん増えているんです。

歯並びに問題のある子が増えているのはどうしてなんでしょう?

2

現代の食生活はあまり噛まなくても食べられる料理が多いですよね。やわらかい食べ物をあまり噛まずに飲み物で流し込んでしまっても大丈夫な食生活になっているんです。その結果として子どもたちの顎があまり発達しないんです。でも歯のサイズは変わらないので、歯並びに問題が出てくるんです。こういった兆候に気づいて以来、いろいろな勉強会やセミナーに参加して、歯並びの問題「不正咬合」に適した治療法を探していたんですね。その時に出会った治療法が顎顔面矯正なんです。

小児の顎顔面矯正に力を入れていきたい

顎顔面矯正について詳しく教えていただけますか?

3

従来の矯正というのはご存じのようにブラケットとワイヤーで歯の位置を補正していくものですが、顎顔面矯正は子どもたちの成長を利用して顎の骨格バランスを整えていく方法をとります。歯並びは大人になってからでも矯正できますが、顎の骨格バランスを補正する顎顔面矯正は子ども時代にしかできない治療法なんです。この治療法のメリットは歯並びが整うことにつながるだけでなく、呼吸が楽になると期待できる点にもあるんです。顎が小さいとその上についている鼻孔の容積も必然的に小さくなります。すると鼻で息をするのがつらくて口呼吸になりがちに。口呼吸をしていると空気中のばい菌が体内に入ったり、口の中が乾燥して虫歯になりやすくなったりするんです。

この治療法は何歳から始めるのがいいのでしょうか?

お子さんの成長は個々それぞれですから、何歳から何歳までと決まっているわけではありません。しかし、一般的には6歳ぐらいから始めて10歳ぐらいで矯正を終えるのがベターだと思います。子どもの成長する力を利用した矯正ですので、この時期に行うとより効果が期待できるんです。矯正器具を着けていても、その状態に適応しやすいのもこの年齢ならではですね。治療を始めて数日で慣れるお子さんって適応能力があってすごいなと思います。それからは定期的な管理の中で噛み合わせや口蓋の状態をチェックしていきます。治療に関してご不明点などありましたらお気軽にご相談いただければと思います。

先生は矯正を健康という観点から捉えているんですね。

4

そうですね。矯正というと、どうしても審美的な観点から語られがち。でも健康維持という面にももっと注目してほしいと考えています。歯並びが整っているとブラッシングもしやすく、結果的に虫歯や歯周病といった疾患の予防につながりますよね。そういった観点から私は予防歯科にも力を入れています。というのも、初期虫歯は痛みを感じないものですし、歯周病も歯が揺れてくるまで気づかないものですので、いつの間にか状態が悪化してしまうことが多いんです。悪化してから治療を始めると、治療のための費用も期間も予想以上にかかってしまうものなんです。そのため、当院では治療終了後にも定期的なメンテナンスを積極的に勧めています。治療した歯の良い状態を維持するためにも、患者さんの口腔内の健康を守るためにも、矯正治療や予防歯科に注力しているのです。

地域密着の歯科医院としてこれからも歩んでいきたい

診療する上で先生が大切にしていることは?

5

患者さんのお話をきちんと聞いた上で診療することです。歯科医師になった当初は、歯や口の中のことばかりを見ていたように思います。でも、歯は日々メンテナンスして一生使い続けなければならないもの。歯周病の治療では、その方の生活習慣が鍵になることも多いんです。タバコを吸う方、お酒を飲む方もいて、食生活も皆さんさまざま。そういった患者さんの生活習慣を把握することも私の役割です。当院では開院当初から通っていただいている高齢者の患者さんも多いので、インプラントや入れ歯の治療も重要。治療の選択肢を提示して患者さんのニーズにぴったり合った方法を選択してもらうためにも、常日頃からいろいろな話をしていることが大切だと思います。長い時だと1時間ぐらい話をしているときもあります(笑)。私自身も自分の話をして、なるべく距離を縮めるようにしていますね。

お休みのときのリフレッシュ方法などはありますか?

サッカーやマラソンですね。サッカーはずっと憧れだったんです。小学校中学校と体が小さかったので、やりたいなと思いつつクラブには入らずじまい。でも高校から大学へとぐんぐん身長が伸びてきたので、大阪大学歯学部入学とともにサッカー部に入りました。今では183cm。だから学生時代はディフェンダーとしてサッカーざんまいでした。ちなみに私たちのチームは関西医歯薬サッカートーナメントで連覇しているんですよ。今も社会人チームとOBチームに所属してサッカーを続けています。マラソンも同じ仲間たちと走っています。今年も神戸マラソンに参加します。毎回完走できているのも学生時代からやっているサッカーで鍛えた体力があるからですね。

今後の展望をお聞かせください。

6

今後も父と二人三脚で地域の皆さんの健康に寄与していく診療を続けていきたいと思っています。これからの歯科診療は治療よりもメンテナンスに重きを置くかたちになっていくと思います。つまり、長期にわたってお付き合いしていって患者さんの状態をきちんと把握していくことが大切なんですね。その観点からも患者さんのお話をきちんと聞くヒアリング重視の診療を深めていきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

顎顔面矯正/40万円~(+1回1500円)、インプラント治療/40万円~(症例によって異なる)

Access