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子どもの「お口ポカン」や口呼吸など
永久歯のための小児予防歯科

久米おとなこども歯科

(神戸市長田区/鷹取駅)

最終更新日:2022/11/24

久米おとなこども歯科 子どもの「お口ポカン」や口呼吸など 永久歯のための小児予防歯科 久米おとなこども歯科 子どもの「お口ポカン」や口呼吸など 永久歯のための小児予防歯科
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小さい頃から正しい知識をもとにケアすることで、虫歯ゼロも夢ではない。そう考え、小児の予防歯科に注力しているのが「久米おとなこども歯科」の久米徹院長。赤ちゃんには歯ブラシの気持ち良さを伝え、幼児には段階を踏んだ歯科診療トレーニングで子どもの“できる”を引き出しながら、「予防のために通う歯科医院」をめざしている。「お口の悪い癖を直して子どもの成長をサポートする歯科医院になりたい」と正しい歯列と口腔機能の獲得を助けるため予防的観点から行う小児矯正も取り入れている久米院長に、噛み合わせの重要性やアレルギー性鼻炎などにも関連するという口腔機能のほか、歯科医院に通い始めるタイミングやホームケアの意義まで、永久歯への生え替わりを見据えた小児予防歯科について話を聞いた。

(取材日2021年1月7日)

永久歯に生え替わる未来へ向けての予防と歯科治療を。正しい知識をつけ、子どもの歯と口腔の健康を守ろう

Q小児予防歯科に注目したきっかけや、その想いを教えてください。
A
久米おとなこども歯科 小児の予防にも力を入れる久米院長

▲小児の予防にも力を入れる久米院長

高齢の患者さんの歯の壊れ方を見てきて「本来あるべき姿ではない」と感じたのがきっかけです。当院では噛み合わせも加味した歯科予防診療プログラム「メディカルトリートメントモデル」に力を入れてきましたが、健康な歯を生涯維持する上で最も有用なのは、子どものうちからの予防ではないかと考えました。虫歯が1本もなく、また歯周病にもならない知識と、そのためのホームケアの技術を身につけてもらえる場所に当院がなれればいいなと思い、小児の予防歯科にフォーカスしました。妊娠中、離乳時期、乳歯の生えそろう頃、親子で行う歯磨き、予防的観点から行う小児矯正、食育など幅広くサポートできる歯科医院をめざしています。

Q噛み合わせの重要性について教えてください。
A
久米おとなこども歯科 噛み合わせの部分から子どもの口腔内の健康を後押しする

▲噛み合わせの部分から子どもの口腔内の健康を後押しする

上顎やお口周りの筋肉の発育は、嚥下や咀嚼といった口腔機能や歯並びに大きく関わりますが、それは授乳期や離乳期という歯の生える前から始まっています。その頃に正しい口の動きを習得できないとアレルギー性鼻炎に悩んだり、「お口ポカン」状態になって、常時お口を開けて口呼吸になっていることでウイルス感染のリスクが上がったり、舌の正しい位置がわからずお口の悪い癖につながったりします。そこで当院では、顎の発達を促し正しい口腔機能の獲得を手助けする「顎顔面矯正」を取り入れました。これは上顎を広げ、永久歯がきちんと並びきるためのスペースを確保するもので、これにより、将来抜歯を伴う矯正も減らせると考えています。

Q口腔機能がアレルギー性鼻炎に関連しているのですか?
A
久米おとなこども歯科 丁寧な説明を心がける

▲丁寧な説明を心がける

口腔内の機能が正常に発育せず鼻腔が狭くなることで、アレルギー性鼻炎の症状が出てくることは少なくありません。アレルギー性鼻炎は鼻詰まりや鼻水などで鼻呼吸ができませんから、やはり「お口ポカン」になってしまうんです。お口が開いていると口内が乾燥して虫歯になりやすいだけでなく、風邪をひきやすくなるなど別の問題も出てくるため注意が必要です。また子どもの頃は扁桃腺が大きくなっているのが通常ですが、それが過剰に腫れ上がってしまい、息がしにくいなどの症状が出てくることも。顎顔面矯正では上顎の形を整えて正しい口腔機能を育むことで、アレルギー性鼻炎や扁桃腺の腫れなどの症状にも良い影響を与えることが期待されます。

Q子どもはいつから歯科に行くべきなのでしょうか。
A
久米おとなこども歯科 マタニティー歯科にも対応する

▲マタニティー歯科にも対応する

お母さんに関しては妊娠中から通っていただき、子どものお口の健康についての基礎知識をつけていただければと思います。誕生後は、一般的に下の前歯が生え始める6ヵ月頃からお口の中を見せていただくほか、離乳の仕方や食育のご相談なども行っています。すでに歯科医院が苦手というお子さんは、よほどの緊急性がある場合以外は応急処置のみとし、無理やり治療することは避けています。一人で椅子に座る、風や水が出る機器をお口に入れる、バキュームでお口の水を吸う、など「できることを増やしていく」を目標に、段階を踏んだトレーニングを行って、その子が治療できるようになるまで成長を待つようにしています。

Q家でできるケアについて教えてください。
A
久米おとなこども歯科 自宅でできる口腔内ケアなども伝えていく

▲自宅でできる口腔内ケアなども伝えていく

親子でコミュニケーションを取りながら「歯磨きは気持ちのいいこと」と覚えてもらい、歯科医院では口の中を見られたり触られたりすることが“当たり前”になるよう物心がつく前から取り組むことが重要です。当院では自宅でのケアをサポートするための「親子はみがき教室」をまもなく開始し、お子さんのケア方法はもちろん保護者の方への歯ブラシ指導も実施していく予定です。歯科医院は歯を削るところではなく「歯の健康が達成できているかを見守る場所」という気持ちでご来院いただけたらうれしいですね。また食育もお口の健康には欠かせないもの。授乳・離乳から始まり、食事やおやつの与え方なども、親御さんができるホームケアの一つです。

ドクターからのメッセージ

久米 徹院長

お口の健康を維持するためには、やはり子どもの頃からのケアが重要だと実感し、小児の予防歯科に注力し始めました。お子さんのお口に何もトラブルのない状態をつくりながら成長を見守っていくことが歯科医師としての務めだと考え、予防的観点から行う小児矯正や食育指導なども含めた診療を提供しています。現在お子さんの歯のことで悩んでおられるのであれば、まずは気軽にご相談ください。当院では、単に虫歯を詰めて「はい、終わり」ではなく、永久歯に生え替わる未来に向けて準備をしていきます。大人になった時に、虫歯や歯周病のない環境を維持できるよう子どものうちからしっかりとした知識をつけていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/40万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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