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森山 浩 院長の独自取材記事

もりやま歯科・矯正歯科クリニック

(神戸市垂水区/朝霧駅)

最終更新日:2022/12/27

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神戸市垂水区神陵台にある「もりやま歯科・矯正歯科クリニック」は、地域に根づいて50年の歴史あるクリニックだ。院長の森山浩先生が専門とする矯正歯科のほか、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)」として、予防やメンテナンスにも力を注ぐ。「地域のための歯科医院であることを意識して、確かな医療を提供していきたい」と話す森山院長に、クリニックの歴史や、得意とする治療、地域への思いなど、詳しく話を聞いた。

(取材日2022年11月7日)

50年にわたり、地域の人々の健康に貢献

今年で50年という歴史あるクリニックですね。

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はい、1972年5月に、父が開業したのが当院の始まりです。父は大阪大学歯学部を卒業後、姫路の歯科保存学教室の先生に師事し、その先生のもとで診療や研究に従事していました。開業を考えるにあたって、神戸市垂水区舞子地区から明石市にかけて広がる明舞地区を選んだのは、当時ニュータウンとして開発されて多くの人が移り住んでいたものの、近辺に歯科が少なかったためと聞いています。開業の日は20人以上もの患者さんが扉の前に並んでいたそうですよ。現在に至るまで50年にわたり、地域密着型の歯科医院として日々の診療にあたってきました。

先生が歯科医師をめざしたきっかけは?

自宅兼クリニックで育ちましたので、医療職や歯科医師というものは小さい頃から身近な存在でした。患者さんに医療を実践している姿を見てやりがいのある仕事だとは感じるとともに正直なところ歯科医師という仕事は大変そうだなと感じていましたね(笑)。そんな自分が、医学の中でも歯科という父と同じ道を選んだのは、やはり小さな頃から歯科医師として働く父の姿を見ていたことが大きかったように思います。

先生のこれまでのご経歴を教えてください。

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1992年に大阪大学歯学部を卒業後、同大学歯学部附属病院の矯正科に入局しました。矯正学を専攻した理由は2つあり、1つは矯正は精密な形態分析を必要とするため、もともと数学が好きだったことから興味を持ちました。もう1つは、歯並びに悩む人たちに夢を与える仕事であると感じたからです。矯正科に残り、5年間にわたって矯正学を専攻することでより深く専門的に学びました。その一方、矯正科に在籍中は大学職員ではなく、ずっと研究生だったので、自身の生活のことも考えて、学外の歯科医療機関で一般歯科の研鑽を積みました。さらに1997年からは大阪逓信病院(現・第二大阪警察病院)に勤務。口腔外科と有病者の歯科臨床を学びました。勤務医時代に、歯科矯正という専門性の高い領域に特化するだけではなく、一般歯科臨床の研鑽を積んだことが、現在当院が行っている「お口の総合管理」に役立っています。

矯正専門の歯科医師がいる「か強診」のクリニック

クリニックの特徴を教えてください。

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特徴としては、矯正歯科専門の医師がいること、そして「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」のクリニックであることです。まず、大学病院で専門的に学び数多くの症例を手がけた経験は、精度の高さにこだわった矯正を可能にし、矯正におけるリスクについての知識を持っていることは何よりの強みです。当院の矯正はすべて豊富な知識と経験を持つ歯科医師が担当し、精密で良質な矯正の提供に努めています。原則はブラケットの矯正装置をお勧めし、マウスピース矯正や舌側矯正装置なども提案可能ですが、包括的な視点から一人ひとりに適切な方法を提案し、より良好な結果へ導くことをめざします。一方、大学病院退局後の勤務医時代に培った一般歯科臨床の経験は、小児から高齢者まで幅広い年齢層に対応した歯科治療の提供を可能としました。歯科保険医療機関のため、原則健康保険を用いた歯科医療を提供し、安心して通院できる医療機関をめざしています。

矯正には「トータルフィー制」を導入されているそうですね。

当院では矯正にかかるすべての料金を事前に患者さんにご提示する「トータルフィー制」(治療費総額制)を採用しています。矯正費用についてお調べになった方はご存じとは思いますが、通常、矯正費の設定では通院されるごとに調整料をいただくことが多く、明確な総額の費用がわかりにくくなります。トータルフィー制では、最初に矯正終了までの総額の費用がわかり、矯正回数の増加や期間の延長により、追加料金が発生することはありません。最初にご提示した料金を変更することなく矯正を進めますので、ほかの歯科治療より高額になる矯正でも、安心して受診していただければと思います。

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」とは何ですか?

厚生労働省より専門的に予防・メンテナンスを提供できる「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」(か強診)の基準を満たした歯科医院のことをいいます。決められた設備や機器が整っているか、虫歯・歯周病治療から小児・高齢者の治療まで網羅しているかなど、さまざまな基準をクリアしている必要があります。この「か強診」と矯正歯科の専門性を強みに、より良い診療をご提供していきたいと考えています。

「口腔筋機能療法(MFT)」に積極的に取り組んでいるとお聞きしました。

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食べる・話す・呼吸するといった口周りに関する基本的な口腔機能が十分に発達していない、もしくは正常に機能獲得できていない状態のことを「口腔機能発達不全症」といいます。舌を出す、口唇が常に開いているといった口腔習癖は、不正咬合や発音の異常が起こりやすくなり、結果的に全身に影響を及ぼすことも。一方、高齢者の「口腔機能低下症」は年齢とともに口の中の機能が衰えて、咀嚼機能不全、嚥下障害となって全身的な健康を損なう可能性があります。口腔機能の不調和を改善する「口腔筋機能療法(MFT)」は、今後重要になってくると思いますので、当院でも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

地域の人たちのための歯科医院として診療を続ける

先生とともに働くスタッフさんの魅力を教えてください。

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患者さんとのコミュニケーション量がとても多いのが当院のスタッフの特徴ですね。患者さんの性格やその背景など私自身が見えづらいことを代わりに気づいてくれることもあり、私にできないこと補ってくれるとても頼もしい存在だと感じています。決して私がこうしなさいと言ったわけではないんです。自然とみんなが自分のそして地域のクリニックだと感じて、行動してくれたことが今の形になっています。患者さんには私自身はもちろん、スタッフも信頼してきてくださいとお伝えしたいですね。

患者さんと接する際に心がけていることは?

患者さんが求めることの奥に何があるのかを見ることを心がけています。例えば、できるだけ早く治療がしたいという方の場合、仕事が忙しい、家族のことを気にしている、他にももうすぐ結婚式があるなど個別の理由があるかもしれません。患者さんの求める治療、必要と思われる治療をするだけではなく、その想いをくみ取ることが、とても大事だと感じています。かかりつけ医として、その場限りの治療ではなく、継続的な口腔管理をさせていただきたいと意識した結果、自然と患者さんの想いやその背景に目を向けることの大切さに気づきました。これからも患者さんの想いを大切に診療を行っていきたいです。

クリニックでの診療以外の時間は何をして過ごしていますか?

勉強会やセミナーに参加するほか、歯科医療に携わる身として、歯科医療保険、歯科医療管理、歯科医療安全といった歯科医療を支える仕事も重要だと感じるようになり、公的な仕事にも携わるようになりました。忙しい毎日ですが、プライベートではたまに歯科医師仲間とテニスをすることがリフレッシュになっています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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当院を継承してから20年。今あらためて誰のための歯科医院なのかを考えますと、やはり地域の方のための歯科医院だと感じています。自分ができること、したいこと、そして患者さんが求めること、これらが一致することが、地域の歯科医院に大切なことだと思っています。そして2世代、3世代にわたって通ってくれる人がいて、皆さんにありがとうと言いたい気持ちでいっぱいです。地域の方から「もりやま歯科矯正歯科クリニックはここにいてほしい」といつまでも必要としていただけるような地域の歯科医院をめざし、これからも努力を重ね、頼りがいのある歯科医師になりたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

表側矯正/11万円~、舌側矯正/118万8000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/96万8000円、セラミック(かぶせ物)/9万9000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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