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元村 昌平 院長の独自取材記事

元村歯科医院

(神戸市垂水区/垂水駅)

最終更新日:2023/03/15

元村昌平院長 元村歯科医院 main

開業して約40年。垂水区の閑静な住宅街で地域住民の健康を見守っている「元村歯科医院」。バス道沿いに位置し、垂水駅や名谷駅、三宮方面からもアクセスしやすい。父から同院を受け継いだ元村昌平院長は、2023年1月で院長就任10年を迎えた。父の時代から通う患者に加え、女性や子どもなどの若い世代の患者数も増加。先代が築いた土台の上に院長の経験と思いが加わり、ますます地域に貢献するクリニックとして発展している。往診も行い、学校医、歯科医師会の理事としても活動している。日々忙しく過ごしている元村院長に、診療での心がけや院内の環境づくりについて話を聞いた。

(取材日2023年3月7日)

先代が築いた信頼を受け継ぎ、クリニックを発展

お父さまが開院されたクリニックを引き継がれて、10年を迎えるそうですね。

元村昌平院長 元村歯科医院1

当院は、1982年に父の元村太一郎が開院し、以来、ここ垂水区桃山台で地域のクリニックとしてやってきました。私は勤務医として市内の病院に勤めていましたが、2012年から院長を引き継きました。5年前までは父も週に何日か診療していましたが、現在は私一人で診療を行っています。子どもの頃は、「歯医者さんってすごいなあ」と思っていました。父は、厳しくも優しく、子ども心に偉大な存在でした。実際に自分が歯科医師になってこうして仕事をしていくと、良い面もあり、大変な面もありますね。

先生のこれまでの経歴、勤務医時代のご経験を教えてください。

歯科医師の父を見て育ちましたので、自分も大きくなったら歯科医師になるつもりでした。朝日大学歯学部を卒業した後、神戸大学医学部附属病院で2年、その後、三菱神戸病院、川崎病院の歯科口腔外科に勤務しました。どこも大きな病院で患者数も多いですから、抜歯、口腔の手術、感染症の治療、がんの治療など、さまざまな症状を診ることができましたね。合わせて7年勤務して経験を積ませてもらいました。口腔外科系の疾患も得意としていますし、これまでのつながりで、当院でできない手術や治療が必要な場合は、患者さんの希望に合わせてこれらの病院に紹介しています。

クリニック継承後に改装されていますね。

元村昌平院長 元村歯科医院2

2012年に、クリニックの30周年を機に全面リニューアルしました。外周りの塗り直しに加え、配管や設備、レイアウトまで全部やり直して、患者さんも働く人も居心地の良い空間になるよう設計してもらったんですよ。一番こだわったのは、患者さんのプライバシーに配慮して診察室を半個室にしたことです。また、バリアフリーのことも考えて車いすの方もベビーカーのお子さん連れの方も移動しやすいよう段差をなくし、土足のまま入れるようにしました。

感染症対策のために、院内の環境づくりも工夫されたとか。

感染症対策として、各診察室に空気清浄機の設置と、窓を開けて常に院内の換気を行っています。受付にはパーティションを設置し飛沫の防止を行い、エントランスのマットには消毒剤が含まれていますので靴底の消毒が可能です。また、待合室の椅子は向かい合わせにならないよう平行にしていますし、キッズスペースやウォーターサーバーなども今は撤去しています。待合室に人が密集しないように、患者さんにはなるべく早く個室の診察室にご案内する等工夫をしているんですよ。治療の際は、各チェアーに飛沫を吸引する口腔外バキュームを設置することで、治療中の飛沫防止にも努めています。患者さん同士の感染はもちろんですが、医療スタッフから患者さんへの感染にも注意をしております。今後、新興感染症の流行状況に応じて柔軟に対応していき、患者さんが安心して来院していただける環境を整えています。

患者の背景と要望をくみ取り、満足できる治療を提供

患者さんの年齢層や主訴について教えてください。

元村昌平院長 元村歯科医院3

当院を継承した頃は、父を信頼して長年通ってくださっている年配の患者さんがほとんどでしたが、リニューアル後は若い世代も増えて患者さんの層もずいぶん変わってきました。患者数も増えましたね。平日の午前中は年配の方やお子さんを学校に送り出した親御さん、平日の夕方はお子さんが多いですね。月・火・金曜は、最終受付を夜7時30分にして、お勤め帰りの方も来てもらえるようにしています。虫歯・歯周病などの一般的な診療、入れ歯のトラブルで「うまく噛めない」というお悩みで受診される方が多いですね。また、親知らずや顎関節症の治療で通われている方もいらっしゃいます。

診療で心がけていることは何ですか?

口は、人間にとって、呼吸をする、食事をする、会話をする、表情をつくる、などの大事な役割があります。歯痛など口にトラブルがあると、不便なことや不都合が増えて、精神的にもつらくなってしまいます。「痛い」「噛めない」などがあって当院にいらっしゃるわけなので、まずは患者さんの苦痛を取り除くことを第一に考えています。また、患者さんのバックグラウンドに目を向けることが大事です。例えば、ご家族の介護があって通院が難しい方には、短期間で治療が終わるようにスケジュールを考えたり、就職を控えた学生さんには、見た目が気になる前歯の治療から始めたり。患者さんの痛みや背景を考慮して、治療の優先順位を考えていますね。

スタッフさんの魅力も教えてください。

元村昌平院長 元村歯科医院4

当院のスタッフは、年齢層は幅広いですがみんなで旅行に行くほど仲がよく、父の代から働いてくれているスタッフもいるのでとても頼りにしています。本当に大切な存在ですね。当院は患者層が幅広いため、患者さんの年齢や状態に合わせて、話すスピードや声の大きさ、説明の仕方など、対応を工夫してくれています。実際、患者さんと接する機会があるのって私よりもスタッフの方が多かったりするので、みんながより良くしようと、私と一緒に患者さんのために頑張ってくれていて、とてもうれしく思っています。

園医、学校医として地域とのつながりを深める

設備面の充実を図り、幅広い治療に対応されているそうですね。

元村昌平院長 元村歯科医院5

神経に近い親知らずの治療では、歯科用CTで細部を確認しながら治療しています。また、顎関節症の治療では、エックス線撮影をして関節と嚙み合わせを確認し、必要に応じてマウスピース型装置を用いた顎関節症の治療を行っています。当院では、インプラント治療やその他自費治療も対応しておりますが、いきなり自費診療を勧めることはありません。幅広いご要望にお応えできる体制を整えながらも、できる限り保険診療内で満足していただけるように取り組んでいます。また、当院では地域の歯科クリニックとして、一般歯科、小児歯科、口腔外科、有病者歯科など幅広く対応しています。往診も行っていますので、気軽に相談していただきたいですね。健康な歯を保つための予防診療にも力を入れています。

学校医や地域の歯科医師会の活動についても伺います。

垂水区内にある幼稚園の園医、中学校の学校医をしています。小さなお子さんを診る時は、口の中を見せることに慣れてもらうように工夫しています。お子さんは一度拒絶してしまうと、なかなか心を許してくれませんからね。まずは、これから何をするのかを説明し、器具を見せて、実際に説明したことを行う「Tell Show Do法」を用いて歯科検診に慣れてもらうようにしています。中学生の歯科検診では、口腔内を見ただけで「夜食を食べているな」など、どのような生活を送っているのかがわかります。園医や学校医の仕事は、口腔内からお子さんの生活背景や家庭環境を確認する役割もあるんです。また、歯科医師会の活動は、歯科医師同士のつながりが持てる場でもあります。普段の診療だけではなく、診療外での活動も通じて、地域に貢献していきたいですね。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

元村昌平院長 元村歯科医院6

診療では、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、ご要望にお応えできるようにしていきたいですね。当院ではさまざまな治療に対応できますが、保険内で対応できる治療は、保険治療でもご満足いただけるように心がけて対応をさせていただきます。自費の治療をむやみに勧めることもありませんし、必要以上の治療をするつもりはないので、患者さんの希望を優先しています。今後の目標は、患者さんには治療を受けて満足していただけるように、そしてスタッフにも、楽しんで当院で働いてもらえるようなクリニックをめざしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療(1本)/33万円~

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