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元村 昌平 院長の独自取材記事

元村歯科医院

(神戸市垂水区/垂水駅)

最終更新日:2022/07/29

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神戸市垂水区の北東部に広がるニュータウン桃山台。その閑静な住宅地のバス道沿いに位置する「元村歯科医院」。ニュータウンの開発当時、1982年に開院して地域の発展とともに歩んできたクリニックだ。開院30周年を機に全面リニューアルし、翌年の2012年に、初代院長の息子である元村昌平先生が同院を継承した。子どもから高齢者まで幅広い層に「わが町の歯医者さん」として親しまれている。クリニックのモットーは、「患者の苦痛を取り除き、納得してもらえる治療を行うこと」。患者に安心して治療を受けてもらうように丁寧な説明を心がけ、コミュニケーションを大切に日々の診療に取り組んでいる元村院長に話を聞いた。

(取材日2019年4月25日)

父の歯科医院を継承。装いも新たにリニューアル

お父さまが開業されたクリニックを引き継がれたと伺いました。

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当院は、1982年に父の元村太一郎が開院し、以来、ここ垂水区桃山台で地域のクリニックとしてやってきました。私は勤務医として市内の病院に勤めていましたが、そろそろ実家を引き継ごうということで、2012年に戻ってきました。1年間父と一緒に診療し、2013年に代替わりしました。去年の9月までは父も週に何日か診療していましたが、現在は私一人で診療を行っています。父は引退してからのんびりと趣味の絵を楽しんでいますよ。

改装の際のポイントを教えてください。

クリニックの30周年を機に、全面リニューアルしました。外周りは古くなった所をきれいに塗り直しただけですが、中は配管から設備、レイアウトまで全部やり直しました。自分の目が届きやすいレイアウトになるよう、また、明るい雰囲気で患者さんも働く人も居心地の良い空間になるよう、設計してもらったんですよ。一番こだわったのは、患者さんのプライバシーに配慮して診察室を半個室にしたことです。また、バリアフリー対策も考えて車いすの方もベビーカーのお子さん連れの方も移動しやすいよう段差をなくし、土足のままにしました。同時に感染症対策にも力を入れています。設備面も新たに機器を整え、細部まで見ることができるように歯科用CTも導入しました。患者さんが満足できる環境づくり、スタッフも働きやすい職場づくりをめざしています。

引き継がれて、院長としての毎日はいかがですか?

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子どもの頃は、「歯医者さんってすごいなあ」と思っていました。父は、厳しくも優しく、子ども心に偉大な感じでした。実際に自分が歯科医師になってこうして仕事をしていくと、良い面もあり、大変な面もありますね。毎日の診療だけでなく、経営的なことや総務、人事の事務処理などさまざまな業務を全部自分で判断してやっていかなければならないことが結構大変です。働いている時間も長いので、体力的にも元気じゃないとやっていけないですね。院長になって数年たちますが、地域の皆さまにもやっとなじんでもらえるようになったかな、というところです。

町の歯科医院として、地域の発展とともに

開業してから今まで、地域の様子や患者さんの層は変わりましたか?

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開院した当時は、宅地開発が進むニュータウンでどんどん人口も増えていたようです。2000年以降、住民の年齢層も上がってオールドタウン化していますが、最近は新たに引っ越してこられる子育て世代も増えて、少しずつ世代交代している感じですね。当院を継承した頃は、父を信頼して長年通ってくださっている年配の患者さんがほとんどで、患者数は少なくなっていました。リニューアルしてからは、若い世代も増えて患者さんの層もずいぶん変わってきました。患者数は2倍くらいになりました。女性の患者さんが多いように思います。子どもさんも増えてきたので、待合室にキッズコーナーもつくりましたよ。月・火・金曜は、最終受付を夜7時30分にして、お勤め帰りの方も来てもらえるようにしています。

現在はどのような診療が多いですか?

虫歯・歯周病など一般的な診療が多いですね。入れ歯のトラブルなどもあります。メンテナンスで定期的に通われる方もいらっしゃいますが、やはり「歯が痛い」「噛めない」と、困った時に来院される方が多いです。地域の歯科クリニックとして、一般歯科、小児歯科、口腔外科、有病者歯科など幅広く対応しています。また、往診、在宅診療にも行っていますので、気軽に相談していただきたいですね。健康な歯を保つための予防診療にも力を入れています。

先生のこれまでの経歴、勤務医時代のご経験を教えてください。

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歯科医師の父を見て育ちましたので、自分も大きくなったら歯科医師になるつもりでした。朝日大学歯学部を卒業した後、神戸大学医学部附属病院で研修医として2年、その後、三菱神戸病院、川崎病院の歯科口腔外科に勤務しました。どこも大きな病院で患者数も多いですから、抜歯、口腔の手術、感染症の治療、がんの治療など、さまざまな症状を診ることができましたね。合わせて7年勤務して経験を積ませてもらいました。口腔外科系の疾患も得意としていますし、これまでのつながりで、当院でできない手術や治療が必要な場合は、患者さんの希望により紹介しています。

患者と信頼関係を築いて、ともに歩んでいきたい

患者さんと接する時に気をつけていること、心がけていることはありますか?

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口は、人間にとって、呼吸をする、食事をする、会話をする、表情をつくる、などの大事な役割があります。歯痛など口にトラブルがあると、不便なことや不都合が増えて、精神的にもつらくなってしまいます。「痛い」「噛めない」などがあって当院にいらっしゃるわけなので、まずは患者さんの苦痛を取り除くことを第一に考えています。そして、患者さんに満足していただけるような治療を提供しています。私が良い治療と思っても、患者さんが求めているかどうかわからないので、話を聞いて丁寧に説明し、納得して治療を受けていただけるよう心がけています。忙しい日はゆっくり時間をとるのが難しいのですが、それでも、コミュニケーションを大切にしています。

お忙しい毎日ですが、お休みの日はどのように過ごされていますか?

水曜は病院の嘱託医として入院している患者さんの治療に行っていますので、休日は日曜だけです。休みの日はたいてい家族と過ごしています。子どもと過ごす時間が一番ほっとしますね。4歳の息子がいて、幼稚園のバス停がクリニックの近くにあるので朝は私が見送っています。妻は、今は専業主婦ですが、もともと歯科医師ですので、子どもに歯磨きも教えていますよ。

クリニックのモットーと今後の展望を教えてください。

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必要以上の治療はするつもりはないので、患者さんがどうしたいかと希望を優先しています。自費の治療をむやみに勧めることはありません。診療で心がけているのは、忙しい時でもすべて手を抜かないよう丁寧にすること。そのためにも、その日の作業手順や時間配分などをシミュレーションして工夫し、段取り良く仕事ができるように、スタッフにも伝えてます。代替わりした当初は患者さんを増やすことに力を注ぎましたが、おかげさまで患者さんも増えてきましたので、これからは一人ひとりに質の高い治療を提供していけるように努めていきたいですね。技術的なことはもちろん、予防や日々のメンテナンスも含めて、信頼関係を築いてお互いに歩んでいけるよう、診療していきたいですね。

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