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沼田 信弘 院長の独自取材記事

沼田歯科医院

(神戸市垂水区/西舞子駅)

最終更新日:2022/09/26

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山陽電鉄本線・西舞子駅から歩いて6分。舞子小学校に程近い、舞子多聞線沿いのビル2階で40年の長きにわたって診療を続けている「沼田歯科医院」。ドアの丸窓や院内各所に飾られた手作りのオブジェが、どこか南国の海を連想させるわくわくするような空間となっている。院長を務めるのは、気さくな笑顔が魅力の沼田信弘先生。60代後半とはとても思えない若々しさと明るさ、ユーモアを交えた楽しい話術に、つい時間を忘れて会話が弾んでしまう。そんな沼田院長が大切にする診療コンセプトや力を入れている歯科治療、地域や患者に対する思いなどを追いながら、ベテラン歯科医師ならではの奥深い人物像に迫ってみた。

(取材日2022年8月9日)

誰もが楽しく気軽に通える歯科医院をめざして

待合から診療スペースまで、楽しい装飾でいっぱいですね。

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そうでしょう。当院がめざすのは、誰もがリラックスして気軽に通える歯科医院。あちこちに飾ってある動物のペーパークラフトやモビール、針金アートなどは、全部スタッフの手作りなんです。見ているだけで楽しくなると、お子さんからご年配の方まで皆さんに喜ばれますね。また、当院では毎月8がつく8日・18日・28日は「8(歯)、はいい=ハワイの日」。私を含めてスタッフ全員がアロハシャツを着て患者さんをお迎えし、BGMもハワイアンを流していますが、これも患者さんに大好評です。私はこういう南の海の雰囲気が大好きなので、待合室はちょっぴりそういうイメージになっています。

この舞子の地に歯科医院を開業した理由を教えてください。

私は岐阜歯科大学(現・朝日大学)の出身で、卒業後は神戸と明石の2つの開業歯科医院に4年間ほど勤めていました。そろそろ自分の医院を開業したいと思っていた時期に、耳鼻科をやっていた父の患者さんの1人がたまたまこのビルを見つけ、教えてくれたのがきっかけです。その時はまだ新築工事中でしたが、周囲に歯科医院もなく、大通りに面していて非常にいい場所だと思い、ここでの開業を決めました。それが1982年ですから、今年でちょうど40周年ですね。患者さんは近隣にお住まいの方が中心で、ご高齢の方を中心に若い主婦やお子さんもよく来られます。中には30年近く通ってくださっている方もおられますので、こうした地域とのつながりは今後も大切にしていきたいですね。

診療では、どのようなことを大切にしていますか?

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歯科に対してたいていの方が抱いているのは、治療が怖い、雰囲気や音が嫌いといった否定的なイメージでしょう。それを払拭して患者さんに気軽に受診していただくために、まず白衣をやめてそれ以外の色の診療着にしています。オレンジは人が一番親近感を感じる色だそうで、これは歯科医師会で参加したカラーセラピーで教わったことです。そして何より大切なのは笑いですね。例えば患者さんが来院されたら、「外は暑かったでしょう。暑がりですか? 私なんか暑がり・寒がり・寂しがり。顔を見ればわかるでしょう」とお声がけしたり、まあそんな感じです。それでクスッと笑っていただければ心が開いてリラックスできますから。

あらゆる手法を駆使して歯科医師としての責務を果たす

特に力を入れている歯科診療はありますか?

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当院は一般歯科や小児歯科から矯正歯科、予防歯科、審美歯科などいろいろやっていますが、特に注力しているのは補綴(ほてつ)治療で、中でも入れ歯は得意としています。入れ歯は見た目が美しく、薄くて噛みやすいのが一番。ケースバイケースではありますが、現時点では金具を使わないノンクラスプデンチャーがベターな方法だと考えています。もう一つ、力を入れているのは矯正ですね。私がよくお勧めするのは食事や清掃時に自分で取り外せる床矯正(しょうきょうせい)装置です。ワイヤーを使わないので虫歯のリスクやストレスが少なく、費用を抑えて失敗が少なくなると期待できるのが特徴です。こうしたテクニカルな歯科治療は、理論と実践がまったく違うことがあります。確かな先生の下で学び、実際にやってみて自分で得た経験が今も私の診療のベースになっています。

こちらではレーザー治療や高周波発生装置による治療も行っていますね。

歯科治療で大切なのは、できるだけ歯を抜かない、削らないということ。新型のレーザー機器を使って歯周病治療を行えば、口腔内の環境改善が期待でき、抜かなくてはならない症状まで進行させるのを防止することが望めます。また、難症例でお悩みの方のご希望で高周波を用いた治療を提供することもあります。あらゆる方策を講じるのが歯科医師としての務めと考えていますので、こうした技術は今後も追究していきたいですね。当院では、インプラント治療は行っておりませんが、ご希望の方は専門家をご紹介させていただきます。

現在、どのようなスタッフ体制で診療していますか?

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スタッフは全員が歯科助手で総勢6人。そのうち3人は20年前後も勤めてくれているベテランです。最近、歯科衛生士が退職したので、PMTCやスケーリングといったメンテナンスや指導、ホワイトニングも全部私が行っています。近年は若い方だけでなく、年配の方でもホワイトニングを希望される人が増えてきました。また、ホワイトニングは色をキープするのに定期的な施術を繰り返さねばなりませんが、歯の表面をごく薄く削ってセラミックを貼りつけるラミネートベニアという手法もあります。口元をきれいにするお手伝いができたら、実にうれしいことですね。

感謝と笑顔と健康を地域に絶やさないこと

院長先生が歯科医師になったきっかけを教えてください。

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高校生までは、できれば学校の先生になりたいと考えていたんです。ところが当時は世の中に教員がたくさん余っていて、父が言うには「教師になっても食べていけないぞ。資格を取るのなら、今は歯医者が少ないから歯科医師はどうだ」と。それで歯科大学を受験して合格し、そこから歯科の道を歩むことになりました。いざ勉強してみるとすごく面白くて、歯科も奥が深いと感心したものです。自分が作った入れ歯を患者さんが喜んでくれた時に、その声を聞いてこんなにうれしいことはないと思いましたね。自分の好きなことをやるのも楽しいけれど、人に喜んでもらえるのはもっとうれしい。それを常に感じながら、今も人のために全力で仕事に向き合っています。

とても若々しいですが、何か秘訣はありますか?

学生時代はテニス部に所属していたこともあって、一時は離れていましたが、今はテニスを欠かさずやっています。楽しいのはもちろんですが、意外にハードなスポーツなので体力維持にはうってつけですね。あと、すごくコスパがいいんです。市営の屋外コートなら1面借りてもそう高くありませんから、たっぷり楽しめます。

最後に、地域の皆さんへ向けたメッセージをお願いします。

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私の父は、70歳前半まで医師の仕事を務め上げてこの世を去りました。私もあと数年ですから引退を考えたこともあります。できれば別の生活を味わってみたいという気持ちもあったんですね。ところがスタッフからも患者さんからも猛反対され、まだまだまったく辞められそうにありません。もう、そこは感謝するしかないですね。人を元気にするのは、なんといっても感謝と笑いです。感謝を忘れないでいると物事が自然にいいほうに向いていきます。笑うと免疫力が上がることも望めますし、さらに血圧が下がることも期待できます。笑う人は笑わない人より寿命が1.3倍伸びるというデータもあります。感謝と笑顔と健康を地域に絶やさないこと。時には医療という垣根を越えて、それを皆さんにお伝えしていければ幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

部分矯正(別途、毎月の調整料あり):5万円~、全体矯正(別途、毎月の調整料あり):54万円~、矯正にかかる毎月の調整料:3000円~、ノンクラスプデンチャー:8万円~、ホワイトニング:9000円~、ラミネートベニア:8万円

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