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幸田 康平 院長の独自取材記事

こうだ歯科クリニック

(神戸市西区/西神中央駅)

最終更新日:2021/02/22

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西神中央駅から徒歩6分のニュータウンにある「こうだ歯科クリニック」は、幸田康平院長の「予防とケアを浸透させたい」という信念とともに歩み続けているクリニックだ。父である先代院長の代から噛み合わせを重視した治療を行っており、現在では幸田院長による親知らずの抜歯といった口腔外科領域から、一般歯科、矯正治療にいたるまで幅広い治療を提供している。清潔感ある白が際立つ院内は、歯科クリニック独特の緊張感から解放される居心地の良い空間。診察室はすべて個室で、プライバシーへの配慮が行き届いているのも特徴の一つだ。日々の研鑽を怠らない誠実さを持ち、温かな笑顔が印象的な幸田院長。天井にある丸い窓から差し込む明るい日差しの中で、幸田院長の歯科治療への熱い思いを聞いた。
(取材日2021年1月27日)

見た目だけでなく、噛み合わせを重視した矯正

クリニックが力を入れている「できるだけ歯を抜かない矯正」についてお聞かせください。

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もともと私は噛み合わせ治療がきっかけで矯正を専門的に学ぶようになりました。どういうことかといいますと、矯正では患者さんの「噛み合わせのベストな状態」をその方の骨格などから考えていくのです。つまり、見た目だけでなくしっかりした噛み合わせをつくるための矯正が当院のめざすものです。審美的な観点から行う矯正が水平的だとすれば、噛み合わせという観点は垂直的なもの。噛み合わせという観点に立ったとき、歯を抜くことで逆に噛み合わせの構築がしにくくなる場合もあるんです。「大切な歯を抜かない」ということは、噛み合わせ治療から学びました。当クリニックでは抜歯をしない矯正を行い、歯が欠損している部分にはインプラントを入れる方法をご提案しています。

どのような患者さんが来院していますか?

私のクリニックには、「顎が痛い」という主訴でいらっしゃる方が多いです。以前に比べ、食事や生活環境が変わってきているために噛み合わせが悪くなっている方が増えてきていますから、その影響が顎に出てくるのでしょう。噛み合わせというのはとても大事なのです。体のバランスと噛み合わせは密接に関連していて、顔・首のゆがみにも関わってくると考えています。ですから当院では、体全体に影響を及ぼす可能性のある噛み合わせを整える手段として、矯正やかぶせ物などの補綴治療をするという考え方なのです。パーツごとの治療をいかに噛み合わせという全体につなげていくか。これは当クリニックが大切にしているテーマなんです。

診療で心がけていることを教えてください。

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一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を心がけています。診察室は個室ですから、プライバシーが守られる空間でじっくりとお聞きできるため、患者さんも安心してお話ししてくださるようです。一人の患者さんに2時間くらいかけて治療内容を相談することもありますよ。そのときは最初に、「2時間ください」とお伝えします。噛み合わせを治療していくために矯正をするとなると1~2年かかりますから、患者さんとの信頼関係の構築がとても大切なんです。メリットとデメリットをわかりやすくしっかりとお伝えして、患者さんご自身のご希望で治療の進め方を選んでもらいます。納得していただいてから治療を開始しますし、コミュニケーションを密に取りながら進めていきますので、治療期間が長くかかっても通ってくださる方が多いですね。

時代を見据え、訪問診療や入れ歯治療にも注力

そもそも先生が歯科の道を選んだのは、歯科医師だったお父さまの影響も大きかったのですか?

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実は、父とは治療方針が全然違うのです。私にはこれからの時代に合わせて、「予防とケアを地域にも浸透させたい」という思いがありました。そのため、父の後を継ぐのではなく、自分で開業したかったのですが、父が体調を崩したのをきっかけに戻ることになりました。それが2005年のことです。ここを引き継いでから最初に手がけたのが、当時はまだ浸透していなかった予防歯科でした。一方で、当院の柱である噛み合わせ治療は父の代からやっていました。それをさらに深め、時代と患者さんのニーズに合わせてより良い治療をご提供できるよう取り組んでいます。

クリニックでは、訪問歯科診療も行っているそうですね。

これからますます高齢化が進むにつれ、自分でクリニックに通院するのが難しくなる方も増えていくでしょうから、訪問診療はいずれ取り組みたいと思っていました。ご高齢の方は歯のメンテナンスが大切です。長く通ってくださっていた患者さんで脳梗塞になられた方がおられ、その方がきっかけとなって訪問歯科診療にも対応するようになりました。メンテナンスは歯科衛生士に対応してもらっています。何歳になっても、どんな状態でも歯が大切であることに変わりはありません。訪問診療を通して、患者さんとの信頼関係を大切にしていきたいです。

入れ歯治療にも注力されていると聞きました。

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入れ歯というと「違和感が大きいのではないか」「噛めないのではないか」など、ネガティブなイメージを持っている方も少なくなりません。しかし、入れ歯にはさまざまな種類があり、ライフスタイルや口腔内の状況に合わせて選ぶことで、違和感が少なく、しっかりと固定され、目立ちにくく、快適に使っていただくことが可能になると考えています。そこで当院では、歯を失った時、インプラントだけでなく入れ歯も選択肢に入れ、患者さんに合わせた選択ができるように努めています。当院は入れ歯専門の歯科医師が在籍している他、院内に技工所を設置しており、歯科技工士も常駐しています。技工士が直接カウンセリングをし、細かな使い心地の調整をしたり、破損の修理をその日のうちに行ったりすることも可能です。これまでの入れ歯に満足できなかった方がいらっしゃれば、ぜひ一度ご相談ください。

日進月歩の歯科医療。常に知識をアップデート

今も勉強会に参加するなど研鑽を重ねていらっしゃるそうですが、今後新たに取り組みたいことは?

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矯正の勉強会には毎月行っていますし、休みの日には海外の先生の講習会などにも参加しています。スタッフにも希望者がいれば参加してもらっています。私と同じような考え方を持っている歯科医師がクリニックに他にもいてくれたら、より、この考えをもとにした治療を提供していけるようになると思うので、その時のために、まずは私なりの歯科治療についての「型」というか「流れ」みたいなものをつくりたいと考えているところです。学校で習う教科書的なことは確かに一つの正解なのですが、歯科医療が進歩していくと、別の答えが出てくるようになることもあります。だから常に知識をアップデートする必要がある。勉強することはたくさんあるので、もう少し時間があればいいんですけどね。いずれヨーロッパでの講習にも行ってみたいと思っています。

スタッフとのコミュニケーションも大切にされているそうですね。

スタッフとは毎朝ミーティングをしています。その日にいらっしゃる患者さんお一人お一人について、例えば「この方には痛みがあったからチェックしておいてください」という申し送りや、今後の治療内容や流れについての指示など、スタッフ間で情報を密に共有しています。こうしたミーティングは私の代から始めたのですが、スタッフ間の連携を強め、スムーズな診療に結びついていると思います。3人いる歯科衛生士には、私より年上で経験豊富なベテランもいて、とても信頼しています。また当院は院内に技工室も併設しているので、技工士には患者さんの口の中を直接見てもらっています。補綴治療の際も、歯科医師と技工士が連携することで患者さんに合った技工物や入れ歯を提供することが可能なんです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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当院には「いろいろ治療してきたけど、まだ痛みがあって原因がわからない」という方が来られます。こうした場合、噛み合わせ不良のことがあります。これからもこうした噛み合わせ治療を柱に、さらに精進していきたいと思っています。また、「歯を失ったけれどどうしたらいいかわからない」「入れ歯が合わない」」とお悩みの方がいらっしゃれば力になりたいと考えています。どんな小さなことでも構いません。まずは気軽に相談にいらしてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯列矯正/60万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/16万5000円~(診断料別途)
インプラント治療/35万円~
ノンクラスプデンチャー
(ショートタイプ)1床/10万円
(ロングタイプ) 1床/15万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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