年齢や本数を問わないインプラント
骨造成や骨を増やすことも
上り口歯科医院
(伊丹市/伊丹駅)
最終更新日:2024/09/09


- 自由診療
歯を失ったことがある人、失うかもと不安を抱えている人は少なくないだろう。インプラント手術という言葉は知っているが、実際にどのようなことが行われるのだろうか。インプラントが日本に導入された頃からインプラント手術を行っている「上り口歯科医院」では、豊富な手術実績をもとに患者一人ひとりに適した治療計画を立てている。手術室、機器から手術着に至るまで徹底した滅菌を行い、「外科的清潔」を実践して手術に挑んでいる上り口晃成院長に、インプラント治療について、わかりやすく説明してもらった。
(取材日2020年9月26日)
目次
徹底した滅菌環境でのインプラント手術。術中の動画撮影により、患者に安心を
- Qインプラント治療とはどのようなものですか?
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A
▲インプラント治療の説明をしてくれる上り口先生
歯を失った部分にチタン製の人工歯根である「インプラント」を埋入する治療になります。噛み合わせや歯並びの回復目的、または義歯の固定装置などの活用法があります。失った歯の部分にブリッジを入れる方法だと、隣の歯を削る必要がありますので、健康な歯を極力削りたくないという方に適しています。インプラントを行う本数に限りはなく、すべての歯をインプラントにすることも可能ですので、入れ歯がなかなか合わない、手入れが難しいという方にもお勧めできる治療方法です。
- Q手術までにはどのようなことが行われますか?
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A
▲患者にわかりやすく写真を用いて説明をしている
まず、治療のゴールに向かって、どのような治療計画で進めていくかを決めていきます。患者さんの希望を伺い、どのような治療が適しているのか、なぜその治療を行うのかなど、ご理解いただけるまで徹底的にお話をし、カウンセリングを実施していきます。顎の骨の量が少ない方には、骨の造成手術や、サイナスリフト、ソケットリフトといった骨を増やすための手術を行い、インプラントが埋入できる状態をめざします。そして、インプラント埋入の1週間前に、手術前のクリーニングを行い、どのような準備をしていただくかご説明しています。
- Q手術はどのように行われるのでしょうか?
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A
▲徹底的な滅菌をして手術をする
歯がなくなった部分の顎の骨にインプラントを入れ、インプラントの上に、周囲に色や形を合わせた歯を作り、かぶせます。当院では、医科の手術と同様に、手術室、器具、歯科医師やスタッフ、患者さんの手術着まで徹底的に滅菌してから手術を行っています。また、患者さんの心電図、心拍数、血中酸素飽和度をモニタリングしながら手術を行います。そのため、術前の準備にはお時間を要しますが、手術そのものの時間は、通常ですと20分程度です。
- Q手術後は何を行うのでしょうか?
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A
▲丁寧に滅菌された診療チェア
どのような手術を行ったか、どんな状態だったかを患者さんにご説明します。患者さんに了承を得た場合のみですが、当院では手術中に、歯科医師の目線から動画を撮影しており、その動画を一緒に見ながら説明を行っています。その後は、日常生活を送っていただいて問題ありません。術後に食事も取っていただけます。
- Q手術後の通院は、どのようなペースになりますか?
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A
▲術後の説明も詳しく説明してくれる
手術の翌日、翌々日に来院していただきます。消毒、消炎の処置を行い、熱感や痛みがある場合は、その除去や緩和を図ります。その後、定期的なメンテナンスのための通院は必要です。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント/49万5000円~、サイナスリフト/11万円~、ソケットリフト/11万円~、骨造成/11万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。