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中野 良介 院長の独自取材記事

中野歯科医院

(世田谷区/用賀駅)

最終更新日:2020/04/01

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用賀駅、桜新町駅から徒歩10分ほど、落ち着いた雰囲気の住宅街に「中野歯科医院」はある。1985年に開業して以来、長く周辺住民に信頼される歯科医院だ。2017年8月には、2代目の中野良介先生が院長に就任し、11月には院内のリニューアル工事が完了。装いを新たにスタートを切ることとなった。「患者さま一人ひとりのための診療」というコンセプトを掲げ、日々来院した人に寄り添いコミュニケーションを大切にした治療を行っている同院。中野院長は、父親の代から築いた地域との関係を大切にしつつ、今後は予防歯科など自分がめざす医療にも力を入れていきたいと話している。ここに来るまでの経験やめざす医療について話を聞いた。(取材日2018年1月25日)

来院者との関係を大切にしながら新しいチャレンジも

昨年11月に完了したリニューアルでは、どんなところが変わったのでしょうか。

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当院は父が1985年に開院して今年で33年になります。私自身は2011年に勤め始め、昨年夏に2代目として院長を引き継ぐにあたり、設備などの面でも手を入れたいと考えました。まず、年輩の患者さんも多くなってきているので、段差を少なくするなど医院全体をバリアフリー化し、院内も靴を脱がずに土足で入れるようにしました。内装も幅広い世代に受け入れられやすいよう、落ち着いた温かみのある雰囲気を大切にしました。また、治療後の定期的なメンテナンスにも力を入れたいと考え、歯科衛生士が使えるようにユニットを1台増やして計5台にしたのも大きく変わったポイントです。機械も患者さんやスタッフの安心安全を考え、ヨーロッパの最高基準を満たした滅菌設備や、より高度な診断を可能にする歯科用CTに加え、肉眼の30倍で治療を進めることができるマイクロスコープなど、これからの30年を見据えて必要な物をそろえたつもりです。

患者さんはどういった方が多いですか?

開業して30年以上がたち、父の代から長く通ってくれている方が多いですね。そしてそういった方のご家族や、その次の世代のご家族が頼って来てくれることはとてもうれしいです。ご年輩の患者さんは入れ歯で悩んでいることが多いのですが、「中野歯科で作ったらすごくよかったよ」とご近所の方から話を聞いておみえになるケースもあります。当院は院内に常駐の技工士がおりますので、入れ歯の調整や修理も長くお待たせすることなく対応できます。また、最近はお子さんも増えており、今後はより若い世代の方々も通いやすい歯科医院にしていきたいなと思います。診療内容については一般歯科として一通りのことは提供させていただいておりますが、歯並びに問題のある方や困難な外科処置が必要なケースでも、それぞれ長年連携させていただいている近隣の矯正専門医院や口腔外科に責任を持ってご紹介させていただきますので、ご相談ください。

先代であるお父さまから医院を引き継いで、変えていきたいと思っていることはありますか?

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長く地域に根づいた歯科として、地元の方と築いた信頼関係や医院の温かい空気感・雰囲気は大切にしていきたいです。今でも父を指名して来院する方も多く、役割分担をしながらゆっくりと代替わりを進められているのではないかと思っています。診療の面では、私自身はより予防歯科に重点を置いて診療していきたいですね。父もよく患者さんの話を聞きますが、コミュニケーションを大切にしながら、これまで以上に予防に力を入れ、治療して終わりではなく、治療後のフォローにも力を注ぎ、健康を保ちながら長くいい関係をつくっていきたいです。また今回の改装で歯科用CTを導入したことにより、インプラント治療にも対応しやすくなりました。入れ歯とインプラント、それぞれに利点・欠点がありますので、そのあたりをしっかり説明して患者さんのご希望に沿えるようにしていきたいと思います。

コミュニケーションを大切にし予防にも力を入れる

先生が患者さんと接するときに心がけていることは?

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何より大切にしているのは、患者さんの話をしっかりと聞くことです。治療を進めるにあたっても、治療方法の選択肢をいくつか提示した上で患者さんに選んでもらうなど、歯科医師のペースだけで進めないようにしています。一人ひとりに合った治療方針があると思うので、まず状況を丁寧に説明して、それに対する治療方法を保険診療、保険外診療と併せて提案し、患者さんが納得して選ばれた方針に沿って診療を行っています。例えば同じように歯がグラグラして噛めない方がいらしても、「抜かずに残してほしい」という方と「早く抜いて噛めるようにしてほしい」という方がいます。このように状態が似ていてもゴールは1つではないので、さまざまな治療方法の利点・欠点を説明しながら、患者さんの意向に沿って進めていくようにしています。

予防に力を入れていこうと考えたきっかけは何だったのでしょう。

私自身小さい頃から虫歯の治療経験があり、虫歯ができることは普通のことだと思っていましたし、治療される時の痛みがとても苦手でした。ですので、大学時代の病院実習で初めて治療する側の立場になった時、患者さんが一番喜ぶのは虫歯ができないように予防していくことなんだと思ったことが最初です。卒業後は研修医時代の指導医が予防歯科を実践していたこともあり、日本は予防歯科においては後進国であり、先進国では定期的なメンテナンスを受けて虫歯、歯周病の予防をしていることを学ぶことができました。現在は日本でもメンテナンスである程度予防できることの認知度が高まっていますが、それでも当院でのメンテナンス受診率は50%をやや超えるくらいですので、もっと定着していけたらと考えています。

先生は、ご自身をどういう歯科医師だと思いますか?

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患者さんの気持ちに寄り添って診療できればと考えています。自分のことを話上手だとは思わないですが、話しやすい先生だと思ってもらえていたらうれしいですね。それに虫歯になった経験や治療を受けた経験が、治療する側になった今、来院された患者さんがどのような症状を抱えていて、治療を受けている時どのように感じているかがわかるので、そういった経験も無駄ではなかったなと思っています。治療内容を説明するときもアニメーションを使ったり、さまざまな資料や模型を見せたりといろいろと工夫しています。最終的には定期的なメンテナンスに通っていただき、生涯お付き合いしていけるような関係性を築きたいなと思っています。

チームワークを武器に、より良い歯科医院に

現在はどういったスタッフ構成なのでしょうか。

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歯科医師の父、弟のほかに歯科衛生士1名、歯科助手5名、歯科技工士1名で日々の診療にあたっております。長年勤めてくださっているスタッフが多く、落ち着いた環境で仕事に臨めております。また、歯科助手は主婦の方が多く、小さなお子さん連れの患者さんの治療中の間は上手にお子さんの相手をしてくれるので助かっています。技工士もほぼ常駐してくれているので、入れ歯の修理や手のかかる技工作業なども迅速に対応してくれます。衛生士は現在1名なのですが、メンテナンスの患者さんが増えてきているので、もう1名の増員を考えているところです。いろいろなことをスタッフ全員で考え、思ったことや感じたことを言ってもらうことでチーム力の高い、より良い歯科医院をつくっていきたいと思っています。

大学時代はどんな学生でしたか?

勉強も一生懸命取り組みつつ、所属していたテニス部での活動にも力を入れていました。週4日の練習でハードな部活だったのですが、やってきて良かったなと思うのは、上下左右の生涯の仲間ができたことに加えて、チームワークの考え方を学んだことです。テニスは個のスポーツだと思っていましたが、チームとして戦うことの楽しさと難しさを経験することができました。そういったチームの考え方は現在の医院運営にも生きていると思います。クラブの仲間とは今でもテニスをしたり、勉強会で学んだりと互いに刺激し合える関係にあります。

最後に読者にメッセージをお願いします。

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父が開業してから約30年積み上げてきた信頼関係を大切にしつつ、歯科医療の進歩に遅れずに新しいことも取り入れながら、より地域に根差した、患者さんと長く付き合っていける歯科医院にしていきたいと思っています。通ってくださる方々に「中野歯科と出会えて良かった」と思ってもらえるようにこれからもスタッフ一同力を合わせて頑張っていきたいと思います。困ったことがあれば些細なことでもお気軽にご相談ください。

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