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大島 基嗣 院長、大島 久美子 副院長の独自取材記事

大島歯科医院

(世田谷区/九品仏駅)

最終更新日:2020/12/21

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世田谷区奥沢で、かかりつけ医としてコツコツと信頼を積み重ねて60年。「大島歯科医院」には地元の内外から多くの患者が訪れる。2代目院長の大島基嗣先生と副院長の大島久美子先生は、大学時代の同級生。それぞれの専門性を生かしながら、二人三脚で地域医療に貢献してきた。できるだけ患者自身の歯を残すため、常に患者にとって最善となるように歯科医療を提供し続けてきたというかいあって、長く通い続けている高齢者には義歯の割合が少ないという。どこか懐かしくアットホームな雰囲気の院内には、歯科用のCTやマイクロスコープ、口腔外バキュームなど先端の設備がそろい、根管治療やインプラント治療など、専門的な診療にも対応している。朗らかにほほ笑む2人に、同院についてじっくり話を聞いた。
(取材日2020年9月23日)

1本でも多くの歯を残すためそれぞれの専門性を生かす

長年、地域で多くの人に愛されている歯科医院だそうですね。

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【大島院長】当院は父の代から続く、60年以上の歴史を持つ歯科医院です。昔も今も地域の方を中心に、お子さんからおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い年齢層の患者さんに来ていただいています。開院以来ずっと通い続けてくださる患者さんの中には高齢の方も多いため、あちこちの歯科医院に行かなくても済むよう、副院長の妻とそれぞれの専門性を生かしながら、虫歯や歯周病から、根管治療、義歯、インプラント、矯正、予防歯科、訪問診療まで、さまざまな診療に対応しています。
【久美子副院長】「お口のことで困ったらここ」と、長く通い続けてくださる患者さんも多く、地域のかかりつけ医として皆さんに支えられながらここまできました。引っ越しても、わざわざ遠くから来てくださる患者さんも多く、本当にありがたいことだと思っています。

診療方針について教えてください。

【大島院長】どんなに歯科医療が進んでも、天然歯に勝るものはありません。当院ではできるだけ患者さん自身の歯を残すため、単に悪くなった部分だけを診るのではなく、歯の土台となる部分や噛み合わせなど口腔全体を診ながら、どうすれば歯を残せるか、どうやってお口の機能を良い状態に保つかを考えた治療をしています。私の専門は、歯の根(根管)を診る歯内療法、妻の専門は矯正治療なので、お互いの専門性を生かしながら、虫歯や歯周病になりにくい口腔環境へと改善していくことをめざしています。土台からしっかり治すには時間がかかりますが、安心して通い続けていただけるよう、信頼される診療を心がけています。
【久美子副院長】どんなに難しい状態でも、院長はどうにか歯を残そうと全力で頑張っているところがすごいと思います。困っている患者さんのためになんとか役に立ちたいと、昔も今も当院は患者さんファーストです。

患者さんと接する時にどのようなことを心がけていますか?

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【大島院長】絶対に患者さんを怒らないことですね。虫歯になってしまったからといって患者さんが悪いわけではないですから。問題を解決するのが私たちの役目だと思っています。
【久美子副院長】とにかく丁寧に患者さんの話を聞くことです。治療についてはもちろん、治療の時期や費用についても不安や疑問を残さないよう、事前に時間をかけてその方にわかりやすい説明を心がけています。お互い気心が知れた方ばかりなので、子どもの受験が終わってからにしてほしいなど、ざっくばらんにいろいろなことをお話しいただいています。

先端の設備機器を用いて、歯の土台からしっかり治療を

大島院長が専門とする歯内療法について詳しく教えてください。

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【大島院長】歯内療法は、可能な限り自分の歯を残そうとする歯科保存の考えに基づいています。生涯にわたって患者さん自身の歯で噛めるよう、できるだけ神経を抜かず、歯の根からしっかり治していきます。根の中には神経や血管などがあり、とても繊細で複雑です。少しでも細菌が残っていると、根の内部で細菌が繁殖してしまったり、再感染したりしてしまうため精密な診療が必要不可欠で、拡大鏡やマイクロスコープを用いて丁寧に治療を進めていきます。唾液が少し入っただけで細菌感染のリスクが高まるので、治療中は口腔外バキュームやラバーダムを使い、感染予防対策を徹底しています。また、すべての患者さんに精密な治療を提供したいとの思いから、マイクロスコープを用いた根管治療を保険診療で行っています。肉眼では見えない部分までしっかり確認できる拡大鏡は、普段の治療から当たり前に使っています。

矯正歯科の相談も増えてきているそうですね。

【久美子副院長】矯正治療というのは、歯を正しい位置に動かすのと同じくらい、後戻りしないようにすることが大切です。実際、他で矯正したけれど後戻りしてしまったという相談も少なくありません。時間をかけて行う治療なので、まずは信頼していただけるよう、患者さんの想いをよく聞き、コミュニケーションを大切にした丁寧な診療を心がけています。
【大島院長】私が会長を務めている東京都玉川歯科医師会にも、矯正治療やインプラント治療に関する相談が寄せられています。どちらも簡単にできる治療ではないので、安易に決めてしまわず治療についてしっかり知った上で、今後のことを考えていただきたいですね。

インプラント治療を希望する患者さんも多いと伺いました。

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【大島院長】かつては「歯周病って何?」という時代もありましたが、最近は皆さんのお口の健康に対する意識が高まり、抜歯が必要になった時にご自身で調べてインプラントを希望される方が増えています。インプラントは天然歯に近い見た目や自然な噛み心地が期待できるだけでなく、義歯やブリッジと比べて残った歯への負担が少ないなどメリットの多い治療法です。当院でも先日導入した先進のCTと口腔内スキャナーをインプラント治療に活用して、コンピューター上で診断・設計を行っています。データをもとに手術用のサージカルステントの作成までできるので、安全性重視で、手術による侵襲の軽減、手術時間の短縮にもつながっています。もちろんインプラントが適さないケースもありますし、逆に、他院でインプラントにする必要があると言われた患者さんが、抜歯せずに済むこともあります。セカンドオピニオンも受けつけていますので、気軽にご相談ください。

歯科診療を通じて生涯にわたり患者の笑顔と健康を守る

印象に残っている患者さんとのエピソードを教えてください。

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【大島院長】一人ひとりの患者さんとのエピソードが大切な思い出ですが、忘れられないのはやはり亡くなってしまった患者さんです。高齢になって通院が困難になった患者さんのお宅にはこちらから伺い、訪問診療もしていますが、長くお付き合いさせていただいた患者さんがいなくなってしまうのは本当に寂しいですね。同時に、最後までかかりつけ医として責任を果たせたことは本当にありがたいことだと思っています。

口腔がん検診にも積極的に取り組まれているそうですね。

【大島院長】はい。口腔がんは早期発見が重要ですが、初期のうちはほぼ自覚症状がなく、がんが見つかった時はかなり進行しているケースがほとんどです。場合によっては手術で舌や顎の骨を切除することになり、食事や会話など日常生活に多大な影響を与えます。その点でいえば、長く診ている歯科医師なら、口腔内のちょっとした変化にも気づきやすいでしょう。実際、当院でもすでに何人か気になる所見があり、大きな病院を紹介したところ口腔がんだったという患者さんがいます。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【久美子副院長】時々「怒られたらどうしようと思いながら来ました」という方がいらっしゃいますが、当院では患者さんを怒ることは絶対にないので、安心して受診してほしいと思います。女性は家事や仕事だけでなく、子育てや介護もあって、受診もままならないのは私も経験しているのでよくわかります。歯科診療は、患者さん自身がやろうと決めた時がスタートです。意を決して来てくださっただけでもありがたくて、患者さんに喜んでいただけるような質の高い歯科医療を提供できればと思っています。
【大島院長】毎日しっかり歯磨きをしていてもセルフケアには限界があり、虫歯や歯周病になってしまうリスクがあります。プラークの残りやすい歯と歯の間、歯と歯茎の間など、当院では拡大鏡を使って管理しています。何もないように思えても、実際は何かトラブルを抱えているかもしれないので、ぜひ気軽に受診していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/31万円~、セラミックインレー/3万円~、矯正/10万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/15万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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