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樋口 敬訓 院長の独自取材記事

ひぐち歯科クリニック

(倉吉市/倉吉駅)

最終更新日:2026/06/19

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック main

祖父の代から約70年にわたり地域の歯科医療を支えてきた「ひぐち歯科クリニック」。3代目院長である樋口敬訓院長は、東京で研鑽を積み、一般歯科に加え、インプラント治療や矯正歯科など専門性の高い分野にも幅広く携わってきた。その後、都心部で培った経験と技術を地元・倉吉へ還元したいという思いからUターンし、2022年に同院を継承した。継承を期に「幅広い世代の方が通いやすい歯科医院に」という思いからリニューアルを行い、バリアフリー化やキッズスペースの設置など、来院しやすい環境を整えた。同院が大切にしているのは、「悪くなってから治療する」のではなく、「悪くなる前に守る」という考え方。「歯の大切さを知ってもらい、長く自分の歯で食べることを楽しんでほしいです」と語る樋口院長に、診療にかける想いを聞いた。

(取材日2026年5月11日)

予防歯科を軸に、地域に幅広い専門治療を提供

樋口院長の歯科医師をめざしたきっかけや、クリニック継承までのご略歴をお伺いしたいです。

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック1

父も歯科医師ですので、歯科医院で働いている姿を見て、幼いながらに「かっこいいな」という思いを持ったのが根源にあります。日本大学松戸歯学部卒業後は東京の歯科医院に勤務し、一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正歯科など専門性の高い分野についても経験を積みました。骨造成を伴うような症例など、専門性の高い治療に携わる機会も多くて勉強になりました。また、東京時代には、歯科医院の院長や理事長を任せていただき、歯科医院の運営にも関わる機会をいただきました。経営やチーム運営のことなど、診療以外の面でも多くの学びがありました。充実した時間を過ごしていた一方で、帰省する度に父の年齢を感じ、「そろそろ歯科医院を継ぐ時期なのかもしれない」と考えるように。祖父から父へと受け継がれてきた当院を守っていきたいという思いから2022年に倉吉へ戻ってきました。今までの経験や技術を地域に還元していければと思っています。

東京では、インプラント治療のご研鑽を積まれたのですね。

はい。最初に勤務した東京の歯科医院では、インプラント治療を得意とする先生のもとで学ばせていただきました。都市部ということもあり、虫歯だけではなく、難症例にふれる機会も多くあり、本当に勉強させていただきました。インプラント治療では、過去に受診した際、「骨が少ないので難しい」と言われたた患者さんも来院されます。そういったケースに対しても、当院では骨を増やす「骨造成」を行った上でインプラント治療を実施することが可能です。

同じくご研鑽を積まれてきた矯正歯科についても教えてください。

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック2

その後は渋谷区の矯正専門の歯科医院に勤務し、さまざまな矯正の症例を経験しました。そのため当院では、ワイヤー矯正やマウスピース型装置を用いた矯正はもちろん、インプラントアンカーを用いた矯正にも対応しています。矯正に関して特に重要視しているのは小児矯正です。子どもの頃から矯正を行うことで、大人になってから本格的な矯正が必要なくなることも期待できますし、仮に大人になってからの矯正を行う場合でも、成長期のうちに介入しておくことで、矯正の負担軽減につながることがあります。「まだ子どもだから大丈夫」と考えるのではなく、一度早めに相談していただければと思います。当院では、地域の小児科と連携し、小児矯正のメリット・デメリットをお伝えしながらさまざまな相談に対応しています。

めざすのは「悪くならないために通う歯科医院」

ひぐち歯科クリニックの診療方針を教えてください。

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック3

「悪くなってから治療する」ではなく、「悪くならないために通う」歯科医院をめざしています。定期的な検診やメンテナンスを通して、できるだけ長く患者さんの歯を守っていくことを大切に日々診療をしています。皆さんに歯の大切さを知っていただき、健康な歯でしっかり噛める状態を保つことにつなげ、長い間おいしく食事を楽しんでいただくことをめざすのが、私達の役割だと思っています。一方で、予防を軸にしながらも、もし歯を失ってしまった場合には、インプラント治療も含め、患者さん一人ひとりに必要な歯科医療を提供できる体制を整えています。東京で学んだ技術や経験を生かし、地域で専門性の高い治療を受けていただけるよう努めています。初診ではしっかり時間を確保し、お話を伺った上で検査や説明を行うことも大切にしています。

カウンセリングをとても大切にされていますね。

初めて来られた方には、まずしっかり時間を取ってお話を伺うようにしています。だいたい1時間くらいかけて、患者さんが何に困っておられるのか、どんな不安があるのかを伺い、必要な資料取りや検査も行います。まずはお口の状態をきちんと把握し、患者さんにも今の状態を知っていただくことが大切だと思っています。その上で、どのような治療が必要なのか、どう進めていくのが良いのかを一緒に考えていくようにしています。当院では予防医療を大切にしていますので、最初のカウンセリングでしっかりコミュニケーションを取り、歯の大切さや定期検診の必要性を知っていただくことが、長くご自身の歯で食事を楽しんでいただくための第一歩になると考えています。

リニューアルの際に、意識したことやこだわったポイントなどをお聞きしたいです。

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック4

「幅広い世代の方が通いやすい歯科医院に」という思いを形にしました。診療室を2階から1階へ移し、バリアフリー設計にしています。温かい雰囲気を大切にしながら、診療ユニットは半個室タイプに、カウンセリングルームも設置しました。キッズルームを設け、お子さん連れの方にも通っていただけるよう配慮しています。医療設備については、歯科用CTや口腔内スキャナー、拡大鏡などを導入し、治療の精度を追求しています。また、洗浄・消毒機器など衛生管理の設備も整え、院内感染対策にも力を入れました。平日に通院が難しい方にも来院していただけるよう、土曜日も17時まで通常診療を行っています。

これからもチーム一丸となって、地域医療を支える

クリニックを運営する上で大切にしていることは何ですか?

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック5

患者さんに気持ち良く通っていただくためには、スタッフのホスピタリティーがとても大切だと感じています。そのために、私自身の心の在りようはもちろん、クリニック全体の雰囲気や組織づくりには特に心を配っています。東京時代に院長や理事長を経験させていただき、技術だけでなく、スタッフマネジメントについて経験できたことはとても大きな財産となっています。患者さんから「スタッフさんの雰囲気がいいですね」と、言っていただけることが多いのですが、そういった部分は、以前の経験が今につながっているのかなと思いますし、同じ方向に向かって日々頑張ってくれているスタッフには本当に感謝しています。

お忙しい日々かと思いますが、休日にはどのようにリフレッシュされていますか?

以前は休日も勉強会に行くこと多かったです。今でも月に1度は東京で勉強会に参加しています。新しい技術や知識がどんどん出てきますので、質の高い歯科医療を提供するためには常に学び続けることが不可欠だと思っています。ただ、最近は「自分自身の心身が元気であることも大切だな」と思うようになり、昨年くらいから釣りを始めました(笑)。幼い頃は自転車で近くの海まで釣りをしに行っていたので、懐かしい気持ちになりますね。再開したばかりなのですが、自然の中で過ごす時間はいい気分転換になります。勉強とリフレッシュをうまく両立しながら休日を過ごしています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

樋口敬訓院長 ひぐち歯科クリニック6

歯科医院というと、「歯が痛くなったら行く場所」というイメージを持たれている方もまだまだ多いと思うのですが、定期検診の啓発を続け、予防歯科をしっかり根づかせていきたいと思っています。その一方で、もし歯を失ってしまった場合には、インプラント治療も含め幅広く対応できる体制を整えていきたいですね。東京で学んできた経験や技術を生かしながら、「地方だからできない」と治療を諦めることなく、必要な歯科医療を倉吉でも安心して受けていただけるようにしたいです。また、小児矯正などについても、地域の先生方と連携しながら、お子さんの歯並びや噛み合わせに関心を持っていただけるような取り組みもできればと考えています。些細なことでもお気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/40万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/40万円~、インプラントアンカーを用いた矯正/90万円~、インプラント治療/40万円~、骨造成を含むインプラント治療/50万円~