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星野 元 院長の独自取材記事

星野歯科駒沢クリニック

(世田谷区/駒沢大学駅)

最終更新日:2021/07/28

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東急田園都市線の駒沢大学駅から徒歩2分。活気あふれる駅前通りに面した場所にある「星野歯科駒沢クリニック」は、1995年の開業以来、地域住民の歯の健康を守り続けてきた。にこやかに迎え入れてくれたのは星野元(ほしの・げん)院長。勤務医時代から研鑽を続けてきたインプラント治療、歯列矯正をはじめ、総合的な口腔内ケアに取り組んでおり、予防歯科を中心とした診療モデルである「メディカルトリートメントモデル」にも注力している。時代の変化に応じ、柔軟な診察スタイルで患者に寄り添う星野院長に、患者層の変化や予防歯科への想いを聞いた。
(取材日2021年6月25日)

歯科医師として患者の歯を一生守る

1995年に開業とのことですが、主訴や患者層などに変化はありますか?

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昔に比べて、皆さん歯に対する意識がものすごく高くなっていると感じます。今や歯科医院は痛くなったら行く場所ではなく、歯を定期的に診てもらう場所へと変わりつつあるのではないでしょうか。初診で訪れる患者さんの多くが検診を目的としており、悪い箇所が見つかれば治療に入るというのが主流ですね。この辺りは30代、40代の女性が大勢住んでいるためか、歯並びや詰め物の材質など、審美性を気にされている方もよく来院されます。お子さんの歯列矯正もすごく増えているんですよ。僕自身も予防は重要だと考えているので、歯のメンテナンスに訪れる患者さんが増えることはうれしいですね。

予防歯科を重要視されているのですね。

正直、以前はインプラントや矯正といった治療面ばかりに力を注いでいました。ですが患部を治して終了では、結局何年かたって再治療になってしまうんです。やはりやり直しって嫌じゃないですか。僕としてもなるべくやり直しが少なく、歯を長持ちさせる治療を実現したいと思っています。歯科医師として患者さんの歯を一生守るためには、治療だけでなく予防歯科の習慣を根づかせることがとても重要だと気がつきました。そして予防歯科を仕組み化したものが、数年前に導入をしたメディカルトリートメントモデルとなります。

メディカルトリートメントモデルとはどういうものですか?

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本格的な治療に入る前に、口腔内検査をもとにした原因の解明や口腔内の将来予測、リスク診断を通して口腔環境を整え、さらにアフターメンテナンスまでトータル的に行う診療モデルです。メディカルトリートメントモデルによって、虫歯菌や歯周病菌がゼロに近い状態で治療に入ることで、再発防止につなげたいと考えています。ですが、例えば矯正を望む患者さんからしてみたら「なぜすぐに矯正に取りかかってくれないの?」と思うでしょうし、遠回りに感じるかもしれません。その場合は、歯の健康における予防歯科の必要性を理解していただくまで丁寧に説明をしています。治療が終わり、矯正が完了しても、フォローアップを続けながら適切な口腔状態の維持をめざしていきたいですね。

体の健康を維持するためにも、口腔ケアを

口腔ケアを怠るとどういったことが起こるのでしょうか。

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口の中にあるのは虫歯菌か歯周病菌が主ですが、これらが口腔内だけにとどまらず歯茎から血管に侵入すると、ほかの臓器や部位にまで感染するといわれています。口の中に蔓延している菌は、全身の健康状態にも大きな影響を及ぼすということです。肺炎や糖尿病、脳梗塞、女性であれば早産など、リスクの高い病気になる可能性もあるため、定期的な検査をしていくべきでしょう。メディカルトリートメントモデルで唾液検査や歯周病菌のPCR検査を受けることは、健康そのものを守ることにつながります。もちろん検査だけで明らかにされないこともありますので、患者さんの話をヒアリングしながら、原因を調べるようにしています。

先生の得意分野や強みを教えてください。

ここを開業する前から勉強を続けてきたインプラントと歯列矯正ですね。今ではどちらも一般的な治療法として普及していますが、インプラントに関しては日本に取り入れられて間もない頃から治療に携わってきました。勤務医時代から長年経験を積んできましたし、数多くの症例を診てきたという自負があるため力になれると思います。最近ではカジュアルに矯正ができるサービスもあるようですが、見た目はきれいになっても噛み合わせが合っていなければ後々問題が出てきます。アフターケアも含めて、患者さんの歯並びを診断した上で適切な矯正技術が求められていると感じます。また口腔内スキャナーを新しく導入し、精密な口腔写真がスピーディーに撮影できるようになりました。医療も日々進歩しているので、新技術や新機器の情報は常にインプットし、治療の質を向上できるものは積極的に活用していくつもりです。

歯科衛生士も6人と、個人の歯科医院にしては多い印象ですね。

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通常は1人か2人くらいいれば十分だと思いますが、メディカルトリートメントモデルをはじめ予防歯科を主軸に置くようになってからは、特に歯科衛生士が担う役割は大きくなっていますね。また当院の歯科衛生士たちは皆、使用器具の滅菌や消毒といった裏側の部分にも重点的に気配りをしてくれています。自発的に歯科衛生士だけでミーティングを開いていますし、歯に関する情報をまとめたポスターを作って待合室の掲示版に貼っています。正直僕よりも意識が高いと思うくらいなんですよ(笑)。僕にはない視点を持っているスタッフがいてくれるからこそ、より治療に集中できる。とてもありがたいですね。

自分が受けたい治療を提供する

感染症対策の一環として改装工事を行ったと聞きましたが、どのような予防策を行っていますか?

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まず、診察中にスタッフが外科用のガウンを着用するようになったため、8室あった診察室のうち1つをガウン室へと替えました。残りの7室にも換気扇を設置し、随時空気を循環できる造りへと改装を行いました。そのほかの対策でいうと、診察前のうがいではうがい薬を使ってもらっています。また診察後のユニット台消毒を念入りに実施していることに加え、15分ほど時間をあけてから次の患者さんを通すようになりました。ユニット台も7台に減ってしまっているため、以前と比べるとどうしてもお待たせしてしまうことが増えたと思いますが、患者さんとスタッフが安心して治療に取り組める体制づくりをしているので、心配せずに来ていただければと思います。

先生が考える理想の歯科医師像を教えてください。

まず、経験の有無は歯科医師にとって非常に重要だと考えます。特に矯正は保定期間も含めると4年ほどかかり、保定装置を外した後も歯が動く可能性があるため、長いことアフターケアをしなければいけません。インプラント治療も同じです。10年、20年と長い目で見るとインプラントも欠けたり抜けたりとトラブルが発生しますが、その時にすぐ適切なフォローをすることが大事。キャリアがあるとそういった長期経過症例を数多く経験していることになるので、それだけ安心感は大きいですよね。あとは基本的なことですが、痛くない治療を心がけているかどうか。子どもでも大人でも歯の治療には皆さん苦手意識があるじゃないですか。なるべく腫れずに済んで、痛みの少ない処置をできている歯科医師は理想的だと思います。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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メディカルトリートメントモデルに軸足を置きつつ、自分の歯を長く使える、再発の少ない治療に努めていきたいと思います。常に意識していることは、「もし自分だったらどんな治療を受けたいか」ということ。患者さん目線を持ちながら、良い治療を提供していきたいです。今はそれぞれの専門に特化した歯科医院も増えていて、専門性に長けている先生に診てもらうのもとてもいいことですが、当院ではトータル的な口腔ケアを行っているため、さまざまな疾患に対応することが可能です。虫歯ケアも歯周病ケアもインプラント治療も、すべてコンビネーションで診てもらいたいケースもありますよね。1つの歯科医院にかかり続けると、歯の治療経緯などもすべてわかった上でアドバイスがもらえると思います。小さな悩みでも何か困っていることがあれば相談しに来てください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/46万6400円~、矯正治療/75万2400円~、マウスピース型装置を用いた矯正/36万7500円~、セラミックのかぶせ物/9万2400円~、唾液検査/4400円、歯周病菌PCR検査/1万6500円~、メディカルトリートメントモデルのメンテナンス費用(※初期治療は保険算定、3~4ヵ月に1回ペース)/1時間1万5400円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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