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高濱 勉 院長の独自取材記事

たかはま歯科医院

(枚方市/津田駅)

最終更新日:2026/07/27

高濱勉院長 たかはま歯科医院 main

学研都市線・津田駅から徒歩2分、のどかな住宅街の中にある「たかはま歯科医院」。2001年の開業以来25年間、地域の人々の暮らしに寄り添いながら歴史を重ねてきた、地域密着型の町の歯科医院だ。院長の高濱勉先生は、九州歯科大学卒業後に京都大学医学部附属病院の歯科口腔外科で顎関節症治療を学び、その後、大阪や滋賀の病院の歯科口腔外科に勤務。臨床の経験を多く積み重ね、地域に根差した治療をめざして枚方の地で同院を開業した。穏やかな語り口調と優しい笑顔で、患者やスタッフから親しまれている高濱院長に、口腔内だけにとどまらない全身の健康を捉えた歯科診療への想いや、患者の生涯を支えるチーム医療への取り組み、そして、同院のこれからについて話を聞いた。

(取材日2026年7月3日)

暮らしのそばで歯の健康を支える町のかかりつけ歯科医

まずは、先生のご経歴と開業の経緯についてお聞かせください。

高濱勉院長 たかはま歯科医院1

私の実家は、宮崎県で祖父の代から続く歯科医院。歯科医師だった父の背中を見て育ち、自然と「将来は歯医者さんになるのだ」と思って育ちました。九州の大学を卒業後、当時、注目を集めていた顎関節症治療を勉強する機会をいただき、研究の進んでいた京都大学医学部附属病院の歯科口腔外科へ。その後、大学の研究室の関連病院である大阪の北野病院をはじめ滋賀県や京都市の病院の歯科口腔外科で数多くの症例を学ばせてもらいました。開業にあたり地元に帰ることも考えましたが、自分を育ててくれた関西で恩返ししたいという気持ちもあり、その時に縁あって出合ったのが大阪枚方のこの場所。この地で腰を据え、地域に根ざした医療を展開していきたいという想いで「たかはま歯科医院」を開院しました。

御院の特徴や、診療内容を教えてください。

私が歯科医師として一番影響を受けているのは、やはり父です。実家は田舎の小さな診療所なのですが、父は夜中に患者さんに「急に歯が痛くなった」と呼ばれても、駆けつけるような歯科医師。多くの患者さんから信頼と感謝を得ている姿を、尊敬のまなざしで見て育ってきました。そのような私が歯科医院づくりでめざしたのは、町の人と深く関わりつながっていく歯科医院です。街の発展とともに歩んできた25年という歴史の中で、当院が常に大切にしてきたのは、患者さんの一番身近にある「町のかかりつけ歯科医」として地域の人々に寄り添う歯科診療を行うこと。幅広い診療を展開しつつ、現在は口腔内の健康をサポートする予防歯科と高齢化を見据えた訪問診療に力を入れ、地域の人々の歯の健康を支えられるようきめ細かく丁寧な診療に取り組んでいます。

どのような患者さんがいらっしゃいますか?

高濱勉院長 たかはま歯科医院2

当院が開業した当時は、まだまだ多くの自然が残る開発中の住宅地。それからマンションや住宅が建ち始め、幅広い世代が暮らすにぎやかな街に発展していきました。当院に来られる患者さんもご高齢の方から30〜40代の子育て世代、10代以下のお子さんまで幅広く、治療内容も虫歯予防や歯周病治療、入れ歯治療など実にさまざま。中には、子ども時代から成長を見守ってきた患者さんや、結婚してご家庭を持ち、親子3代で通ってくださる患者さんもいらっしゃいます。当院が早くから訪問診療に力を入れてきたのも、年齢を重ねて通院が難しくなる患者さんをしっかりとサポートしたいから。そのように地域の人たちと関わり、一緒に歴史を重ねていけるのは、とてもやりがいがありますね。町を歩いていて気さくに声をかけていただく時などは、歯科医師として喜びを感じます。

スタッフの自主性を育みチームで診療の品質を磨く

診療において、先生が大切にされているのはどのようなことでしょうか。

高濱勉院長 たかはま歯科医院3

歯科医師として「エキスパートとしての仕事」をすることです。私が考える「エキスパートとしての仕事」とは、患者さんが訴えていること、歯の痛みや噛み合わせの不具合などにしっかりと対処するのは当たり前で、患者さんご自身が気づいてない変化や病気のリスクを見つけ出し、早期に適切な治療を提案すること。患者さん自身は、何かしらの不調という明確なサインが出ないと気づけないですが、定期健診の時などに歯ブラシの届かない場所にプラークが残っていないか、前回と歯茎の状態が変わっていないかを観察しリスクを見極めるのが、私たちの役割。病気を治療するだけでなく、病気の予防につなげることを重視し、日々診療に臨んでいます。

スタッフとの連携や、チームワークも重視しているとお聞きしました。

例えば歯周病治療にしても訪問診療にしても、歯科医師一人の力だけではできません。特に予防においては歯科衛生士の役割は大きく、歯科医師との連携によって品質を追求した治療・メンテナンスの流れを提供することができます。だからこそ当院では、スタッフ全員が協力し合うチームワークを重視。先進の歯科治療についても一緒に学び、チーム全体のスキルアップを図っています。また、近年では地域全体での医療連携も進められており、他の医療機関や施設とのチームワークも不可欠です。「町のかかりつけ歯科医」としての役割を果たしながらより広い連携を図り、地域全体の医療の向上に貢献したいと考えています。

スタッフさんとの関係づくりも大切にされているそうですね。

高濱勉院長 たかはま歯科医院4

チームワークを実践するために、当院ではスタッフの自主性を大切にし、一人ひとりが自分で考え行動する風土を育んできました。現在、20代から40代の幅広い年齢層の歯科衛生士が活躍しており、新しい器具や備品など、良い医療環境につながるアイデアを自発的に出してくれます。そうした建設的な意見には積極的に耳を傾けますし、実行においても発案者にどんどん任せて成長をバックアップ。自主性を育む職場環境をつくることで院内の雰囲気も活気が生まれ、スタッフ一人ひとりが積極的に関わっていくことで患者さんからの信頼もより大きなものになっていると感じますね。

時代の変化に対応しながら常に地域とともにありたい

今後の展望についてお聞かせください。

高濱勉院長 たかはま歯科医院5

近年の食生活やライフスタイルの変化は口腔内の健康にも大きな変化を与え、歯科医院に求められる治療ニーズもどんどん多様化しています。その変化に対応できるよう口腔内スキャナーなど先進の設備機器を導入し、新しい歯科技術についても積極的に学んできました。今後、さらに多くの人の健康づくりをサポートできるよう、歯科医療の枠にとらわれず、全身の健康も視野に置き、提供する医療の幅を広げることをめざしています。患者さんに寄り添う姿勢を守りながら、これからも時代の変化に臨機応変に応えていきたいですね。

そのために、一番力を入れていきたいことは何ですか?

「地域のかかりつけ歯科医」としての役割を、さらに深めていくことです。私が考える「かかりつけ歯科医」とは、いわば「歯科治療のデパート」のような場所。つまり、歯が痛い、噛み合わせを治療したい、歯を美しくしたい、といったさまざまな悩みや要望に対し適切な治療を提供することです。まずはいろいろな相談を受け治療やメンテナンスを行い、専門性の高い治療が必要な時には専門の医療機関へとつないでいく。そのように、患者さんの一番近くでさまざまな悩みを相談できる場所としての機能を、今以上に実践していきたいと考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

高濱勉院長 たかはま歯科医院6

私自身、この町で暮らし日々の生活を送っている住人の一人。時には、近所にある銭湯に行ったりスーパーで買い物をしたりするのですが、患者さんからよくお声がけいただき、何げないおしゃべりをすることが多々あります。そのような中で、口腔内に関する普段の生活の中でちょっと気になることや不安なことが話題になるのですが、そうした些細な心配事を放置せず、気軽に相談してほしいと思いますね。口腔内の健康は全身の健康に大きく関わっているからこそ、早めの気づきが健康づくりには非常に重要。これからも患者さんの一番近くで暮らしに寄り添い、生涯にわたり健康を支えていけるようスタッフ皆でお手伝いいたします。