やけどや毛嚢炎などの脱毛トラブルは、適切なクリニック選びとアフターケアで回避を

Q脱毛後の肌のトラブルにはどういったものがありますか？

A

▲脱毛後の肌トラブルにも注意が必要

脱毛後の肌トラブルに悩む方は非常に多く、施術部分のやけど（熱傷）や色素沈着、毛嚢炎が気になると受診されるケースが中心です。やけどや色素沈着は、施術時の肌状態が適切でなかったり、脱毛機器の出力が合っていなかったりした場合に起こります。毛嚢炎は一見尋常性ざ瘡（ニキビ）のようですが、バリア機能の低下した肌で毛穴に細菌が入り、炎症が起きた状態です。これは、脱毛後のケアが適切でなかった場合に起こります。いずれにしても、脱毛施術者が皮膚に関しての知識を十分に持っていれば、ある程度避けることができるトラブルです。脱毛施術を受ける際には、十分な知識と技術を持つ施術者を選ぶことが重要なのです。

Q脱毛の種類や方法はどのようなものがあるのでしょうか？

A

▲安全性重視の医療脱毛を提供

脱毛には大きく分けて医療脱毛と、サロンで行う脱毛があり、両者の違いは使用する機器にあります。エステサロンなどで行う脱毛では、IPL（インテンス・パルス・ライト）を用いることが一般的で、適切に調整すれば脱毛自体は行えますが、出力に上限があり長期的な減毛は難しくなります。対して、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーといった医療用脱毛レーザー機器を用いるクリニックでの脱毛は、高出力での施術も可能。少ない回数で長期的な減毛をめざせます。これらの機器の中には、施術時の痛みや肌の負担を軽減する機能を備えたものもあり、安全性を重視した施術が行える点も特徴です。

Q脱毛後の肌トラブルに対する治療について教えてください。

A

▲脱毛後の肌ケアでトラブルには専門の医師による適切な治療を

脱毛後に肌トラブルが起きてしまったら、迅速かつ適切に対処して悪化させないことが大切です。自己判断せず、できるだけ早く専門の医師がいる皮膚科を受診するようにしましょう。やけどや毛嚢炎といったトラブルが起きた場合、ステロイドや抗生剤などの症状に適した軟こうを処方し、必要に応じて内服薬も用いながら治癒をめざします。脱毛にまつわる肌トラブルを防ぐためには、施術後のケアが重要です。脱毛後の肌はバリア機能が低下し、外部刺激に敏感な状態になっているので、清潔に保ち、しっかりと保湿するようにしましょう。不必要に患部に触れないように気をつけることも大切です。

Q脱毛を受ける際のクリニック選びのポイントを教えてください。

A

▲皮膚科医のいるクリニックだと施術後のトラブル時にも対応も可能

まずは医療脱毛とサロン脱毛の違いを理解し、適切なクリニックを選ぶことが求められます。脱毛を行うクリニックもさまざまで、中には皮膚科の知識を十分に持つ医師が在籍していない脱毛専門クリニックも存在します。ホームページなどで日本皮膚科学会認定皮膚科専門医がクリニックに在籍しているかどうかをチェックしておきましょう。また、施術の前後に医師による肌状態の確認があるか、トラブル時に対応してもらえるかなども、事前に確認しておくべきポイントです。実際に施術を行うスタッフが、脱毛や皮膚に関して十分な知識を持っているかどうかもチェックしておけば、安心して施術を受けることができるでしょう。

Qこちらのクリニックでの脱毛の特徴を教えてください。

A

▲専門の医師による一人ひとりに合わせた脱毛施術

痛みが軽減され、産毛の脱毛にも適しているダイオードレーザーを採用しています。ジェル不要なので、広範囲にわたる脱毛でもスピーディーに行えるのが特徴です。日本皮膚科学会認定皮膚科専門医が一人ひとりの肌を事前に確認し、それぞれにカスタマイズした出力調整により、痛みを抑えながら安全性に徹底的に配慮した医療脱毛を提供。打ち漏れのない正確な施術をめざしています。