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清水 顕 院長の独自取材記事

駒沢皮膚科クリニック

(世田谷区/駒沢大学駅)

最終更新日:2025/09/11

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック main

駒沢大学駅にエレベーターで直結するビルの3階にある「駒沢皮膚科クリニック」。休診日を除き平日19時まで、土曜も午前午後の診療を実施する、通いやすさが魅力だ。2003年の開院から20年以上、赤ちゃんから高齢者まで幅広い診療を提供している。院長を務める清水顕先生は、大学病院やがん研究所での臨床や研究に携わった後、スウェーデン留学も経験。皮膚がんや腫瘍の発生メカニズムなどの研究にも尽力してきた。「学びや研究の成果を患者さんに還元したいと考えて開院しました。皮膚科とリンクする部分も大きい形成外科も併設し、皮膚腫瘍の切除なども行える体制には当初からこだわってきました」と語る清水院長に、同院の特徴や診療にかける思いなどを話してもらった。

(取材日2025年8月8日)

豊富な選択肢を用意し、オンリーワンの治療を提案

まずはクリニックの特徴を教えてください。

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック1

2003年に開設した皮膚科クリニックで、一般皮膚科、小児皮膚科に加え、美容皮膚科、形成外科、アレルギー科の診療を行っています。おかげさまで赤ちゃんからお年寄りまでさまざまな世代の患者さんに通っていただいており、保険診療から自由診療まで、診療の選択肢を多くご用意して対応していることが特徴です。お一人お一人の状態やご希望に合わせて、オンリーワンの診療をご提案しています。また、再発を繰り返すようなケースでは、ライフスタイルにも目を向けながら、根本に迫る診療でより良い状態をめざしていきます。

どのような診療を提供していらっしゃいますか。

外用薬や内服薬を用いての保険診療を軸に、レーザーやIPL機器といった新鋭の医療機器を取りそろえ、幅広いニーズに応える自由診療も提供しています。また、形成外科を専門とする医師を招いて、日帰り手術を行っているのも特徴です。一般皮膚科では湿疹、じんましんやニキビ、アトピー性皮膚炎、水虫、円形脱毛症からお子さんのとびひや水イボまで、多様な疾患を診ています。自由診療ではしみにお悩みの方や医療レーザー脱毛を希望される方などのご相談を受けています。そのほか、AGA治療や巻き爪治療、皮膚腫瘍や粉瘤の切除といった形成外科手術も実施。アトピー性皮膚炎への生物学的製剤や紫外線療法など、比較的新しい治療も導入しています。

診療方針を教えてください。

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック2

まずは保険診療でのアプローチを考え、それで望む改善が得られない場合には自由診療へのステップアップをご提案するのが当院の方針。なるべく負担を抑えながら、患者さんにとって満足のいく状態をめざしていくようにしています。例えばニキビ治療において、薬の進化により保険診療でも十分な改善がめざせる場合があります。外用薬と内服薬を組み合わせて、根本の肌質改善をめざす総合的な治療を行うことも可能です。とはいえ、凸凹や色素沈着といったニキビ痕が残ってしまっては、患者さんにとって納得できる状態とはいえません。そこで、ご希望に応じてケミカルピーリングやレーザー施術といった自由診療も活用し、患者さんの満足につなげています。

めざすのは、希望やニーズに応える「満足できる治療」

診療で大切にしていることは何ですか。

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック3

患者さんの希望やご意見を最大限に尊重すること、そして的確な診断により負担を抑え、可能な限り短期間の治療で改善をめざすことを大切にしています。同じ症状で受診されても、なるべくステロイドを使いたくない方や内服薬を避けたい方など、治療への思いはさまざまです。そうした思いを無視して一律に治療を進めたのでは、たとえ改善に至ったとしても患者さんにとって良い治療だとは言えません。そこで一人ひとりの希望や思いをしっかりとくみ取り、その方にとっての最善の治療をご提案できるよう心がけています。また、皮膚科の場合、かゆみ止めや炎症を抑えるための軟膏だけで快方に向かうケースも少なくないので、丁寧な診断と適切な処方により、通院を長引かせないように努めています。

長期にわたる治療が必要なケースもありますね。

ニキビやアトピー性皮膚炎、乾癬(かんせん)など、ある程度の期間通院を継続していただく必要があるケースは確かにあります。そうしたケースでは患者さんと長いお付き合いになりますから、信頼関係を築きながら少しずつでもプライベートを探り、症状の原因となるストレスの解消や生活習慣の改善などをアドバイスしていきます。継続的に診ることで、ライフスタイルや体質を把握でき、よりその方に適したオーダーメイドの治療を提供することが可能です。また、薬も何が適しているのか把握しやすく、効率良く治療を進めることができます。

美容皮膚科ではどのような相談が多いですか。

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック4

しみやしわ、たるみといったいわゆるエイジングトラブルでの見た目の変化を気にされる方は多いですね。また、脱毛サロンでの施術でやけどなどのトラブルになり、受診される方もいます。美容施術はクリニックからサロンまで多種多様な拠点があり、中には残念ながら安全性や効果に疑問が残るところがあるのも現状です。一般の方ではどこに相談するのがいいのかわかりづらいのも事実でしょう。当院では専門の医師や経験豊富な看護師が丁寧に寄り添って対応しています。お気軽にご相談ください。

皮膚科のかかりつけ医として、気軽に頼られる存在に

形成外科も併設されているのですね。

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック5

皮膚科と形成外科はかなりリンクしており、併設による患者さんのメリットも大きいのです。もちろん、より専門性の高い診療が必要となった場合は国立病院機構東京医療センターや大学病院などにご紹介しますが、すべて紹介対応となるのでは患者さんにとってご不便だろうと思い、開院当初から形成外科を専門とする先生を招いて対応してきました。ほくろや粉瘤、皮膚腫瘍などの切除術が中心となります。 一時同じ大学だった縁で、手術が得意な信頼できるドクターに任せることができており、非常に助かっています。

開院前は皮膚がんの研究に携わってこられたとか。

山梨医科大学で皮膚がんを専門にドクターとしてのスタートを切り、がん研究所生化学部の研究員を経て、スウェーデン留学も果たしました。大学でもがん研究所でも留学先でも、それぞれ恩師に恵まれ、臨床において高いレベルの知識と技術を叩き込まれました。この時期の学びは、現在の診療にも大いに生かされていると感じています。また、皮膚がんや肉腫とその発生のメカニズムについて研究してきた経験から、病気の早期発見にも力を入れています。見落としの多い皮膚がんは迅速に見つけ、適切に鑑別、検査に回すことで、深刻な状態になる前段階で対応することが大切なのです。

読者に向けてメッセージをお願いします。

清水顕院長 駒沢皮膚科クリニック6

皮膚疾患はもちろん、病気と診断されないまでも気になるお肌のトラブルも含め、些細なことでも気軽にご相談いただきたいと思っています。皮膚科のかかりつけ医として、お困りの際に頼っていただけたらうれしいですね。新しい治療も積極的に導入し、保険診療から自由診療までの幅広い選択肢をご用意して、皆さんにご満足いただける治療をご提供することをめざしています。雨の日や暑さ寒さが厳しい時期にも通いやすい駅直結の立地にあり、スタッフを充実させてできる限り待ち時間を短縮するよう努めています。些細な皮膚トラブルが、実は深刻な病気の兆候だったということもあります。気がかりがあれば気軽にご相談いただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/レーザー(1cm):1万1000円~、IPL:2万5000円~(1回)、ニキビ痕のケア/レーザー:1万1000円~、ケミカルピーリング:5000円(顔)、脱毛/2640円~、AGA治療/6930円~

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