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痔の日帰り手術など肛門の病気を
治療するなら専門の医療機関へ

ららぽーと横浜クリニック

(横浜市都筑区/鴨居駅)

最終更新日:2021/10/14

ららぽーと横浜クリニック 痔の日帰り手術など肛門の病気を 治療するなら専門の医療機関へ ららぽーと横浜クリニック 痔の日帰り手術など肛門の病気を 治療するなら専門の医療機関へ
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日本人の3分の1は痔を経験したことがあると言われているが、「恥ずかしい」からと医療機関の受診をためらったり、「入院で何日も仕事や家事を休めない」といった理由で、根治療法である手術を避ける傾向もあるようだ。しかし最近では、痔など肛門病の手術を日帰りで行う医療機関が出現してきた。「ららぽーと横浜クリニック」は肛門病で年間4,500例(2015年1月~2015年12月)もの日帰り手術を行っている。簡単な肛門部の処置はもちろん、痔の根治手術まで日帰りで行えるというから驚きだ。関東圏はもちろん全国から患者が集まっているという。気になる肛門病の種類や診断、日帰り手術の実際、さらに、それと関連が深い画期的な大腸内視鏡の検査方法について経験豊富な大西達也院長に取材した。

(取材日2016年5月20日)

痔かなと思う症状に、大腸がんが潜んでいる場合も。専門の医療機関で十分な検査を

Q肛門の病気にはどんな種類がありますか?
A
ららぽーと横浜クリニック 全国から患者が訪れる「ららぽーと横浜クリニック」

▲全国から患者が訪れる「ららぽーと横浜クリニック」

肛門病の代表と言えるのは痔です。肛門の血管が膨らんでこぶのようになった痔核(いぼ痔)、肛門管の皮膚が切れた裂肛(切れ痔)、肛門腺が化膿して肛門の周りに管ができてしまう痔瘻(あな痔)があります。痔核は最も患者数が多く、裂肛は若い女性に多く、痔瘻は下痢気味の男性に多い病気です。似た症状としては、血液うっ滞による血栓性外痔核、肛門周囲膿瘍、直腸が脱出してくる直腸脱、汗腺の細菌感染による膿皮症など、肛門病は多数あります。注意してほしいのは「痔で出血した」と来院された患者さんを当院で診察すると、確かに痔はあるけれど、大腸がんなどの大腸疾患も見つかる場合があることです。ぜひ専門的な診断を受けてください。

Qこちらで行っている痔の治療は、どんな特徴があるのでしょうか?
A
ららぽーと横浜クリニック 「丁寧な説明を行っている」と語る大西院長

▲「丁寧な説明を行っている」と語る大西院長

当院では手術が必要な患者さんの95%以上を日帰りの根治手術で治療させることができます。「痔の手術で10日間も入院するのは嫌だ」というのが患者さんの本音でしょう。最近では、手術技術や器材をどんどん工夫して、日帰りで根治手術することが可能になってきました。どこまで日帰りで対応できるのかは医療機関によって異なります。当院は他院で「入院しないと手術できない」と言われたケースの多くを日帰りで根治手術しています。日帰りですから、日常生活を送りながら治療でき、費用も入院より安いのです。豊富な経験に基づいて確実に日帰りで治せるかを判断し、入院が必要なごくまれなケースは専門施設を紹介しますのでご安心ください。

Qこちらの肛門科受診から手術までの流れはどうなっていますか?
A
ららぽーと横浜クリニック 機器一つ一つにもこだわりが光る

▲機器一つ一つにもこだわりが光る

「肛門科に行くのは恥ずかしい」という方もおられますが、当院は内科、胃腸科、皮膚科、アレルギー科もあるので抵抗なく受診できます。診察室では下半身にバスタオルを掛けて、優しくソフトタッチで指診とデジタル肛門鏡による肛門内の診察を行います。肛門内の映像がモニターに映るので患者さん自身も病状を確認できます。診察後、病状と治療について用紙で説明しますが、手術を強制することはありません。年齢や病状によっては、大腸がんや炎症性腸疾患の可能性も考えて手術前に大腸内視鏡検査を実施。当日の手術時間は5〜10分で、準備と回復時間を含めても約2時間で全て終了します。当院のサイトをご覧になって予約されるとスムーズです。

Qこちらのクリニックの大腸内視鏡検査の特徴を教えてください。
A
ららぽーと横浜クリニック 大腸内視鏡の検査技術に定評がある

▲大腸内視鏡の検査技術に定評がある

大腸内視鏡検査に伴う苦痛は、医師の技術に左右されます。従来の検査では肛門から入れた内視鏡で空気を入れつつS字結腸の屈曲部を突き上げて、腸に圧力を加えて伸ばしながら奥に入れていきます。突き上げたときに患者さんは痛みを感じるわけです。対して当院で行われている「完全無送気軸保持直線的挿入法」は空気をまったく入れることなく、大腸をアコーディオンのように丁寧にたたんで屈曲部を越えていくので、あまりお腹の張りや痛みを生じない画期的な検査法です。少量の鎮静剤を用いるだけで、患者さんはほとんど苦痛がありません。私は、繊細な操作と集中力が必要なこの技術を書籍やDVDを通じて、全国の専門医に公開しています。

Q先生はどこで大腸内視鏡の技術や肛門病の診療を学んだのですか。
A
ららぽーと横浜クリニック 常に患者のために研鑽を積んでいる

▲常に患者のために研鑽を積んでいる

東京大学医学部附属病院の大腸肛門科で診療を経験した後、内視鏡と肛門病で有名な千葉県の東葛辻中病院で研鑽を積みました。大腸内視鏡や肛門手術は多くの症例を経験しなければ上達しません。当時は無痛の大腸検査法や日帰りで痔の根治手術を行う方法は確立されていませんでしたが、この病院は圧倒的な症例数があり、熱心な医師がいたので、ともに「どうすれば患者さんが苦痛を感じないか」「どうすれば安全確実に痔を日帰りで治療できるか」と日々考え抜いて工夫を重ねた結果、「完全無送気軸保持直線的挿入法」「痔の日帰り手術法」を練り上げ体得するに至りました。開業後も内視鏡検査や日帰り手術の技術は当院の中でさらに進化しています。

ドクターからのメッセージ

大西 達也院長

長年、「痔の手術で入院したくない」という患者さんの声はありましたが、痔の手術は奥が深く、日帰りで治すコツを熟知して初めて安全に根治手術を施行できます。私は、痔で悩む患者さんに日帰りで処置を受けていただき、喜んでもらいたいという思いで自分の技術を磨き、スタッフを教育してきました。女性が受診しやすいように女性スタッフがほとんどを占めています。患者さんに肛門病や内視鏡のことを知ってもらおうと、寝る間も惜しんでブログで情報発信しています。また、苦痛の少ない大腸内視鏡検査や経鼻内視鏡は私のライフワークです。当院のサイトから簡単に内視鏡検査を予約できるので、これまで敬遠してきた方も受けてほしいですね。

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