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三木 克之 院長、三木 崇裕 副院長の独自取材記事

三木歯科小児歯科

(川越市/川越市駅)

最終更新日:2021/10/12

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科 main

JR川越線・東武東上線の川越駅からバスで約15分、閑静な住宅街の一角にある「三木歯科小児歯科」。バリアフリー仕様の院内は大人用と小児用にスペースが分けられており、互いに落ち着いて診察が受けられるようになっている。小児スペースには院内の4分の1を占めるプレイルームがあり、治療前に子どもたちが伸び伸びと遊ぶことができるようになっていて、笑顔で治療を開始できる一助になっているという。スタッフは全員、患者を笑顔で迎え安心させることをポリシーとしており、ちょっとした声かけで患者の不安な心を和ませてくれる。この地で30年以上信頼されている三木克之院長と、日本小児歯科学会小児歯科専門医の三木崇裕副院長、親子であり師弟でもある2人に、さまざまな話を聞いた。

(取材日2019年9月19日)

大人も子どもも落ち着いて診察が受けられる歯科医院

大人と小児で院内が分けられているのですね。

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科1

【院長】2017年にリニューアルした際に、今のスタイルにしました。お子さんには少しでも楽しく、大人の方には落ち着いて治療を受けていただけるよう配慮しています。小児スペースには広いキッズスペースを用意しました。お子さん方にも喜んでもらえているようです。お子さんにはぜひ今のうちから定期的な歯科医院での検診を習慣にしていただいて、できれば一生虫歯や歯周病、入れ歯などとは無縁の人生を送っていただきたいと思っているんです。歯科医院が苦手なお子さんでも、段階を踏んで徐々に慣らしていけば自分で診察台に上がってお口を開けてくれるようになりますし、必ず行う歯磨き指導もきちんと聞いてくれます。

診察の際に心がけていることはありますか?

【院長】笑顔で患者さんをお迎えして、安心していただくということですね。患者さんの多くは痛みに対して恐怖心をお持ちでしょうから、麻酔の仕方を工夫したり、レーザーによる治療を行ったり、できるだけ痛みの少ない方法で治療をしようと工夫しています。また患者さんが疑問を抱えたままにならないように、今行っている治療の内容をできるだけ丁寧に説明し、理解してもらうように心がけています。例えば、患者さんの中にはエックス線検査の際に放射線のことを気にされる方もいらっしゃいますが、当院では低被ばくのデジタルエックス線機器を採用しています。そういうことも必要があれば詳しく説明して、安心していただいています。

患者がリラックスして受診できるように工夫されていることについても教えてください。

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科2

【院長】患者さんはさまざまな思いを持って来院されます。時には歯科医師には話しにくいこともあるでしょうし、診察室ではなかなかリラックスしてお話しできない場合もあるでしょう。そのため当院では、専門のスタッフがカウンセリング専用の部屋でお話を伺っています。また、大人の方でも歯科医院が苦手な方はいらっしゃいます。緊張や恐怖心が強い方には笑気ガスを用いてリラックスした状態で診察させていただく「笑気吸入鎮静法」を導入しています。遠慮なくお声がけください。

悩み多き子育ての良きパートナー

副院長は日本小児歯科学会小児歯科専門医の資格をお持ちですね。

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科3

【副院長】父である院長とは違うスキルを身につけようと思ったのが資格取得をめざしたきっかけでした。今でも毎月大学病院で診察を行っていて、大学病院ですから難しい症例も多く、たくさんのことを学ばせてもらっています。家では3人の子どもを持つ一人の父親でして、仕上げ磨きの難しさや食育の悩みなど、いろいろと理想どおりにいかないもどかしさなど親御さんの気持ちがよくわかります。ですので、親御さんにお話しするときは、自分でも実際に家で実践できることをお話しするようにしています。また、当院の小児用診察台の天井にはモニターがついており、アニメなどを見ながら治療を受けていただけるのも好評です。キッズスペースを含めた小児用のスペースは、まるごと感染予防、抗菌、消臭、防カビの対策を行っています。

小児の予防歯科について教えてください。

【副院長】子どもの場合は、歯の成長に合わせた歯磨きの方法を教えることから始め、虫歯になりにくい環境づくりをめざします。特に、生え始めの永久歯というのは未成熟で弱いので、フッ素やシーラントを利用して虫歯リスクを下げていくようにしています。歯科医院は虫歯になってから行くところ、と思われがちですが、実際には虫歯がなくても4ヵ月に1度は歯磨きの仕方や歯の点検をするために来ていただくのが理想ですね。当院ではエックス線写真などを活用しつつ、現在の状態を正確に把握し患者さんに合った予防プログラムを作成するように努めています。それを利用した定期的なメンテナンスと、家でのお手入れを計画的に行うことで、虫歯のリスクを大きく下げることができると考えています。

保育士による託児サービスや、食育に関する相談にも対応していますね。

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科4

【副院長】当院には歯がようやく生え始めた頃から来てくれるお子さんも多いので、食育インストラクターによる歯の生え具合などに応じたお食事のアドバイスなどもさせていただいています。食べ物の硬さや大きさなどを間違うと丸呑みの習慣がつくこともあります。日常の細かいことは、なかなか情報交換や相談をする場がありませんし、インターネットには情報があふれすぎていて何が正しいのかわからないことも多いですよね。何かわからないことや不安なことがあれば何でもご相談ください。最近はお子さんを預けられずに歯科医院にかかれない親御さんも多いようで、当院の託児サービスはとても喜ばれています。遠方からわざわざ来られる方もいらっしゃいますね。

患者にとって本当に「良い治療」をめざして

大人の予防歯科にも力を入れておられるとか。

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科5

【院長】当院では大人の患者さんにも染め出しと歯磨き指導を行っています。小学校などの歯磨き教室では赤い色素を用いた染め出しを行うことは多いのですが、大人になるとなかなかそういう機会に恵まれません。しかし予防で一番大切なのは、毎日自宅で行うセルフケアなのです。ほとんどの方は磨き癖があり、毎日同じところに磨き残しができてしまいがち。そうするとそこが虫歯や歯周病になってしまうこともあります。そんなご自分の弱点を知ってもらって、どうすればそれが解消できるか、ブラシの当て方などをお伝えしています。初めて知ったという患者さんも多くいらっしゃいますね。お口は栄養を摂取する大切な器官ですから、歯の健康、お口の健康を通して体の健康を守るお手伝いがしたいと考えています。

院長と副院長のお互い尊敬する点を教えてください。

【院長】副院長は小児歯科専門医の認定を受けていますが、ここまで極めるのは大変だったことと思います。また子どもだけでなく、高齢の方にも人気があって信頼されており、素晴らしいと思いますね。
【副院長】今でも勉強を怠らず、知識も技術も常にブラッシュアップされているのが素晴らしいですね。私が何か質問するとすぐに的確な返答があるのもさすが。一生、私の師匠であり続けると思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

三木克之院長、三木崇裕副院長 三木歯科小児歯科6

【院長】小さなお子さんからご高齢の方まで、「三木歯科小児歯科」に来ればなんとかなる、大丈夫だと思っていただけるような歯科医院でありたいと思っています。患者さんにとって「良い治療」というのは、必ずしも最高級・最先端の治療というわけではありません。もちろん、高価な素材を使った治療もありますが、患者さんには症状に適した治療方法を提案して、メリットやデメリットをお話しし、患者さんのお考えも踏まえて、納得した上で選択してもらいたいと考えています。お口の中のことで、気になることや困ったことがある場合には、ちょっとしたことであっても、気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/25万円~
ホワイトニング/オフィス 1回 2万2000円、2回 4万円
小児矯正/I期35万円~、成人矯正/70万円~
マウスピース型装置を用いた矯正/7万円~

※症例によって費用が異なります。詳細はクリニックにお問い合わせください。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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