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並木 修司 院長の独自取材記事

並木歯科医院

(さいたま市浦和区/浦和駅)

最終更新日:2019/08/28

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浦和駅北口の住宅街の一角にある「並木歯科医院」は70年以上にわたって歯科医療を通じて地域の健康づくりに寄与してきた。院内にはデジタルエックス線や歯科用CTを備え、精密な診査・診断をもとに患者に負担の少ない治療を実践。2017年に並木修司院長に代替わりをしてからは小児歯科やインプラント治療にも注力。小児歯科では妻の並木涼子副院長が主体となって診療を行っている。また摂食嚥下障害のリハビリテーションを含め、通院が困難な患者の訪問診療も開始した。テーマカラーであるネイビーの医療ユニフォーム姿が似合う並木院長に、改装されたばかりの施設や診療方針などを中心に話を聞いた。
(取材日2017年4月18日)

リフォームされた院内は清潔でくつろげる空間

院長就任の経緯を教えてください。

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当院は初代院長が1945年に開院し、2代目院長である父から2017年1月に現職を引継ぎました。ただ、その1年前から私はここに戻ってきて、副院長としてほぼ1人で診察してきました。これまで特に当院を継ごうという意識は持っていなかったのですが、私も大学病院の歯科・口腔外科で10年間勤めてきましたから、そろそろ地域に根差した歯科治療をしてみようと思ったのが代替わりした理由です。当院はこの地で70年以上診療を行っています。無事に私の代で100年を迎えることができるように、今後も地域の患者さんのために尽力していきたいと思っています。

改装も行われたそうですね。

古い建物でしたから、まず全体をリフォームしてきれいにしました。車いすでも動けるようバリアフリーにして、トイレには補助のアームを取りつけています。玄関はまだ段差があるので、2次工事の際に段差をなくす予定です。待合スペースは以前よりも広げ、開放感のある受付カウンターにし、受付スタッフと患者さんが会話しやすいようにしました。中でもキッズルームを備えたのが最大の変化です。お絵描きができる黒板や遊具のキッチンなど、子どもが喜ぶ仕様にしてあります。また、診療室側のガラス窓からは診察室の中をのぞけるようにし、子どもをキッズルームで遊ばせながら、親が治療に集中できる空間づくりをしました。これによりお母さんもお子さんも、お互いの様子がわかって安心できると思います。実際、治療中には小さなお子さんが、ママが治療を受けている様子を窓に張りつくようにして見ています。

小児歯科にも力を入れていると伺いました。

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はい。お子さんを持つご家族が安心して治療を受けられるように、また、お子さんには歯科は怖いところではない、むしろ楽しい場所だとの認識を持ってもらえればと思っています。患者さんの年齢層としては、私がこちらに戻ってきた当初は高齢の方が多かったのですが、最近はお子さんや若い方も徐々に増え、平均年齢も下がってきています。お子さんがキッズルームで遊んでいる様子を見て、高齢の患者さんもお孫さんを見るような目線で接していらっしゃいます。うちにも小さな子どもがいますので、親としての目線も診療に生かしたいと思っています。

全身の健康維持にはオーラルケアが欠かせない

小児歯科は主に副院長が診察されるのでしょうか?

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そうですね。ただ、男の子の場合はかえって女性の先生だと恥ずかしがることもあるので、その子によってどちらが診るのがいいかを相談して決めていますよ。小さなお子さんの場合は診療への導入として、自発的に診察室に入ろうという意識が出てくるのを気長に待ちます。無理に診察室に入れて、押さえつけるように治療することはありません。押さえつけて治療してしまうと、歯科恐怖症を生む原因にもなると思いますので、歯科が怖いところだと思われないようにしています。中には1ヵ月くらいキッズルームにだけ通うお子さんもいますが、それはそれでいいのです。

診療方針を教えてください。

特に痛みや不具合を感じなくても、定期的に通っていただく中で虫歯や歯周病を予防するとともに、オーラルケアは心臓病など全身の健康にも深く関わっているという意識を持っていただきたいと思っています。体の出口付近だけ気にして、入り口のほうはおろそかにするということは医学的にもあり得ませんからね。オーラルケアを怠った結果、誤嚥性肺炎を引き起こすリスクも高まりますし、咬合が悪ければ摂食嚥下障害を引き起こしますので、口腔衛生にも気を配っていただきたいですね。また、大学病院時代との大きな違いは、地域のかかりつけ医としての責任感ですね。体調が悪いのにタクシーで当院まで来られて院内で気分が悪くなる患者さんもいますので、それでしたら「こちらからご自宅まで伺いますよ。無理しないでください」と伝えています。それが訪問診療につながっているんです。

その訪問診療についてもお話しいただけますか?

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訪問診療の経験が長く、大学病院などで摂食嚥下障害の治療を担当していた副院長を中心に、週2、3日ほど実施しています。院内とほとんど変わらない診療が可能で、治療内容や申し送り事項は専用のファイルに詳細に記入し、患者さんやご家族のほか、ケアマネジャーや訪問看護師とスムーズに共有できるようにしています。また、緊急時は訪問専用の携帯電話を使って迅速な連携を取り合っています。患者さんの生活に深く入り込み、人生に寄り添えるところに訪問診療のやりがいを感じます。治療後、その場で好きな物を食べて喜ぶ姿を見られるのは本当にうれしいですね。食事面からも患者さんをサポートできるよう、高齢者の栄養の取り方についても勉強しています。訪問診療は電話1本で受けつけておりますので、わからないことや不安なことはお気軽にご相談ください。

ベテランの歯科技工士が常駐するメリットは大きい

インプラント治療も始められたそうですね。

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大学病院では口腔外科に所属していたのですが、最後のほうは主にインプラント治療を専門に行っていました。現在も週に1回は東京歯科大学市川総合病院の非常勤歯科医師として顎顔面領域のインプラント治療を担当しています。デジタルエックス線と歯科用のCTを導入したのも、大学病院と同じ設備や環境で治療したかったためです。当院のインプラント治療は、CTで撮影した口腔内の3次元画像を用いて、事前にコンピュータ上で手術のシミュレーションをしてから行っています。これにより精度の高い治療につながることに加えて、患者さんの身体的負担も最小限にすることができます。これは私が非常勤の歯科医師として通っている大学病院で行われている治療のプロセスと同じになります。ただ心臓病など持病がある方や、難しい症例の場合は、より安全に配慮して治療を行うために、あえて大学病院に一緒に行ってもらい治療することもあります。

こちらには歯科技工士が常駐されているのも特徴ですね。

父の時代に歯科技工士学校から新卒で当院に勤めた、20年以上のキャリアを持つベテランの歯科技工士さんです。必要と思えば技工室から診察室に出てきてもらって、歯科技工士の目からも患者さんのお口の中を見てもらい、感覚的なものをつかんでから入れ歯やかぶせ物を患者さんごとに作ってもらっています。さらにフィット感をもっと出したいなどの微調整はもちろん、壊れた際にもすぐに取りかかり、早ければその日のうちにお渡しできます。このような対応ができるのは、院内に常駐の歯科技工士がいるからこそ。とても貴重な人材ですね。昔は歯科技工士が院内にいるスタイルが普通だったそうですが、今では珍しいと思いますので、これも当院の特徴の一つだと思っていますよ。

ところで院長のご趣味も伺いたいのですが。

休みの日は、DIY(日曜大工)です。壁塗りや、床材をフローリング仕様に変えるなど。当院の技工室も半分は私がリフォームをしています。雑誌やインターネット上の動画を見ながら、少しずつスキルアップを図ってきました。そのためホームセンターに行くのが何よりも楽しみでして、私にとってホームセンターはまさに「夢の国」です(笑)。

地域の皆さまへのメッセージをお願いします。

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オーラルケアが全身の健康にも密接に関わっているという意識を持って、特に痛みや不具合がなくても、定期的に通っていただき、普段からお口の健康に気を使っていただければと思います。一度かかっていただければ、その後ずっと頼りにしていただける歯科医院として、訪問診療なども含めてサポートしてまいります。地域の皆さまと末長いお付き合いをしたいと考えておりますので、これからも、どうぞよろしくお願いします。

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インプラント/1本40万円~

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