田中歯科医院

田中歯科医院

田中 彰院長

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指扇駅から車で約5分。のどかな田園地帯を抜けると広がる、住宅街の中にある「田中歯科医院」は、長きにわたり地域住民の口腔内の健康を守り続けてきた。院長の田中彰先生は、虫歯や歯周病、事故などによって、歯を失った場合に、補綴物を用いて口腔内の機能や見た目を回復させる補綴学を専門的に学び、同院を継承するまで、大学病院で診療や教員の経験を積んできた。また、 入れ歯専門歯科医院のネットワークにも加盟している。「患者さん自身に健康への意識を持ってもらい、そのサポートをしていきたい。」と語る田中先生に、入れ歯治療に関することや、患者への思いについてじっくりと話を聞いた。
(取材日2017年6月16日)

補綴学を専門に学んだ歯科医師

―医院継承までの道のりを教えてください。

1973年に初代院長である父が、この医院を開院してから約45年になります。小学校1年生まで静岡にいたのですが、この辺りが住宅街として開発された頃に移り住んで来ました。昔は周りは田んぼばかりで、よくザリガニを捕まえて遊んでいたんですよ(笑)。私は医院を継承するまで、日本歯科大学大学院で補綴学を専門に学び、同大学で約9年間診療と学生の指導にあたってきました。1999年から父と一緒にこの医院で働き始めたのですが、父が病気で倒れてしまい、現在は私が院長としてこの医院を引き継いでいます。

―歯科医師をめざしたのは、お父さまの影響でしょうか?

そうですね。父が歯科医師だったので、周りから「将来は歯医者さんになるんだね。」と言われることが多く、それが嫌だと思っていた時期もありましたが、やはりこの道に進みました。実際に歯学を学んでみると、とても興味が持てて、夢中になりすっかりはまってしまいましたね。とくに印象に残っているのは、四角い石膏から歯の形を掘り出す歯型彫刻の授業です。掘るのは芸術的なセンスがないとできないと思っていましたが、実際はきちんと理論があって、センスとは関係なくそのとおりに実践することで、ちゃんとした形になるんです。手先の器用さよりも、きちんとした知識を正確に学ぶことがいかに重要かを実感しました。

―専門に学ばれていた補綴学について教えてください。

自分の歯を長い間健康に保つことがベストですが、何かしらの原因で歯を失った場合、歯科治療の最後の部分になるのが補綴治療です。食べたり、話したりすることはもちろんですが、見た目の機能を回復することと、補綴物を入れることによって歯がないことで起こる病気の予防や健康状態を保つことが目的とされており、ただ補綴物を入れるだけではなく、その状態を保たせることも重要です。歯科補綴を専門に学ばれた先生は、歯科の最終的な治療を行うため、外科や歯周病治療などに対する幅広い知識が必要です。また、最終的に補綴物を保たせることを目的とするため、どういう処置を行いどう保たせるかきちんと理解する必要があります。私自身も、オールマイティに知識と技術を身につけたいと思い補綴学を選びました。

記事更新日:2017/07/03

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