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永本晶子 院長の独自取材記事

ながもと眼科

(世田谷区/三軒茶屋駅)

最終更新日:2021/10/12

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三軒茶屋駅のホームに並ぶ看板のなかで、ひときわアットホームな雰囲気が漂う『ながもと眼科』。切り株にのった犬、ニンジンの形をした建物…などなど、愛らしいイラストはすべて「うちのスタッフが描いたんですよ」と、永本晶子院長はうれしそうに笑う。かつては20年近く大病院に勤め、さまざまな患者さんと出会い、白内障の手術も多数手がけてきたという永本先生。開業して4年が経つ今、彼女の腕と人柄を求め、千葉や栃木などの遠方から駆けつける患者さんも多いそうだ。

(取材日2010年1月4日)

目で見て突き詰められる、眼科医という仕事

先生のご出身はどちらですか?

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生まれたのも育ったのも、この三軒茶屋。ずっと町の様子を見てきましたが、この病院がある側は、ほとんど変わっていないですね。商店街の雰囲気も道路の幅も当時のままですし、映画館だって昔からありました。小学生の頃は近所の公園でドッジボールやかくれんぼ、おにごっこなどをして普通に遊んでいました。中高生のときはバスケットボール部に入り、ひたすら一生懸命、練習していましたね。

医師になろうと思われたのは、いつ頃ですか?

高校生くらいかな。母が歯医者をしていたこともあって、「女でも仕事は身につけておいたほうがいい」という考えはもともとあったんですけれど。中でも「人の役に立つことができるようになればいいな」と思っていて。本当は、英語が好きだったのでスチュワーデスになろうと思ったんですけれど、身長制限があってなれなかったんですよ(笑)。それで、医療関係へ。人に喜んでいただける仕事という意味では、二つとも似ているかもしれないですね。

それから医大に入られて、なぜ眼科医の道へ?

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内科などと違って、眼科というのは自分の目で見て病気の様子や治療の経過が直接わかる、特殊な分野だと思うんです。それに検査の人の手を借りることなく、自分自身でいろいろな検査を進めていけるので、患者さんの症状についてとことん突き詰めていける。そうした専門性にも惹かれました。また、手術的なことにも携わりたかったというのも、理由の一つですね。医大での勉強はたしかに大変ではあったんですけれど、それ以上に「面白いな」と思うことのほうが多かったです。

患者さんは、観光気分で病院へ!?

大学卒業後は、どちらの病院へ?

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まずは眼科研修医として慶応義塾大学病院へ。それから国立霞ヶ浦病院を経て、国立小児病院(現成育医療センター)に移りました。といってもその頃はまだ駆け出しの身分でしたから、ひたすら視力を測ったり、上の先生のお手伝いをしたりする毎日だったんですけれど。その後、虎の門病院で17年間勤めたのち、今から4年前にここを開業しました。虎の門病院では白内障の患者さんを診る機会が多く、手術の経験もたくさん積みました。

4年前に、独立して「開業しよう」と思われたのは、なぜですか?

そうですね。虎の門病院はとにかく患者さんが多く、忙しかったですから。3時間で40〜50人を診るというような、数分診療をせざるを得ない状況だったんです。そうした中では、どうしても患者さんに十分に説明ができないことや、充分にコミュニケーションがとれないことも出てきて、だんだんストレスに感じるようになってきました。「この状態ではいけない。自分のやりたい医療をしたい」と思ったのが、開業した一番の理由かな。今は自分のペースでやっていますので、自分も患者さんも納得できるまで、じっくりお話しできています。また開業する土地としては、「今までお世話になった地域の方たちに、少しでも還元できれば」という気持ちから、地元の三軒茶屋を選びました。

三軒茶屋という町の魅力は、どんな部分に感じていらっしゃいますか?

特別な品は売っていないけれど、日常生活を営むにはすごく便利だと思います。それと当院には、虎の門病院時代に診ていた患者さんが何百人といらっしゃってくださっているんですけれど、そうした方たちは千葉、栃木、横浜、東京の端など点在しているため、交通の便がいいことも大きな魅力ですね。中では患者さん同士でお友達になり、一緒に来院されて、治療が終わったら買い物して食事して帰る…なんて方もいらっしゃるんですよ。三軒茶屋というと「若者の町」というイメージもありますけど、ちょっとした観光気分で、来るのを楽しみにしてくださっている年輩の方もいます。

患者さんにとって、どんな病院にしたいとお考えですか?

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大切なのは患者さんが納得し、満足して帰っていただくこと。それに尽きますね。そのためにも、診察の際は、患者さんが話したいことを徹底的に聞く姿勢を大事にしています。

いい仕事をするために。休日はテニスとピラティス

患者さんの症状やニーズとしては、どのようなものが多いですか?

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色んな病気の方が来ますけれど、白内障、緑内障、結膜炎などが多いですね。手術が必要で「永本先生にやってほしい」といってくださる方の場合は、毎週金曜日に外の病院へ行って、私が手術をしています。あとは、コンタクトレンズやめがねの処方も行っています。綿密な検査をした上でつくっていますので、目に優しくラクに使っていただけるのではないかと思います。

院内、とても広々としていますよね。どんな部屋があるのでしょうか?

待合室、診察室、検査の部屋、子供が遊べる部屋、おもにこの4つに分かれています。検査の部屋には眼底カメラや視野を検索する機械などが置いてあるんですけれど、そこへ向かう患者さんと、診察室へ向かう患者さんが一緒にならないよう、動線もわけています。ちなみに私のいる診察室からは、待合室の風景も検査の様子も見られるようになっているんですよ。検査が滞っていたり、受付でちょっとしたトラブルになっていたりする場合は、医師自らがさっと出て行って対応することがすごく大事だと思っています。子供が遊べる部屋については、「うちの子は騒ぐから病院に連れて行ったら迷惑なのではないか」と心配していたお母さん方にも大変喜んでいただいています。お子さん連れでも安心していらしてください。

読者へ向けて、目の健康を維持するためのアドバイスをいただけますか?

第一に、身体が疲れたらお休みしてください。それと、目の健康を考えての診察に来院される方がまだとても少ないんです。40歳を過ぎたら年1回は、視力、眼力、眼底検査を受けていただくことをおすすめします。とくに生活習慣病のおそれがある方は眼底検査をして、体全体の血管の様子を確認しておいたほうがいいと思います。「目が悪くなった」と気づいてからでは遅すぎることもありますので。糖尿病や緑内障などは進行しないと自分では気付きません。

休日はどのように過ごしていらっしゃるのですか?

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以前はゴルフをやっていたんですけれど、今は遠くにでかける時間がなくて。代わりに、テニスで体を鍛えています。それと最近夢中になっているのがピラティス。集中力を高めるのにいいんですよ。手術も、やっぱり集中力が大事ですからね。この先もいい仕事をし続けるために、心と体を鍛え続けていきたいと思っています。

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