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5~7歳の小学校低学年時期から相談を
成長の力を借りる小児矯正

わかば歯科医院

(鶴ヶ島市/若葉駅)

最終更新日:2024/10/30

わかば歯科医院 5~7歳の小学校低学年時期から相談を 成長の力を借りる小児矯正 わかば歯科医院 5~7歳の小学校低学年時期から相談を 成長の力を借りる小児矯正
  • 自由診療

小児矯正に興味があるものの、子どもの歯が生え替わるタイミングを様子見している人もいるだろう。しかし、それではせっかくのチャンスを逃してしまう可能性もあると話すのは「わかば歯科医院」の田中佳世先生だ。小児矯正の中でも抜歯ではなく、顎を広げることを図り、歯がきれいに並ぶスペースを作るための床矯正の専門家でもある。できるだけ子どもの痛みを少なく、管理する保護者のストレスも減らすためには「5歳から小学校低学年でのスタートが理想的です」と力を込める。成長の力を借りた矯正治療は、成長過程にある子どもだからこそできるとも言えるが、小児矯正ならではのメリットなどについて詳しく聞いた。

(取材日2024年2月19日/情報更新日2024年9月11日)

小児矯正は5歳から小学校低学年に開始するのがベスト。成長の力を借りて抜歯せずに矯正をめざす

Q小児矯正はいつから始めるべきですか。
A
わかば歯科医院 5歳から小学校低学年の時期は矯正治療開始に適しているという

▲5歳から小学校低学年の時期は矯正治療開始に適しているという

基本的に小学校低学年がベストです。6歳臼歯が生え、上の前歯2本、下の前歯2〜4本が永久歯になっていれば、将来的な口腔内の全体像が予測でき、矯正が必要かどうか診断できます。ただし、反対咬合は乳歯の段階からマウスピース型装置による予防的な矯正も可能です。子どもの歯で気になる部分があっても様子見をしている人もいますが、そうしているうちにせっかくのチャンスを逃してしまうことも多々あります。できれば小学校1年生のうちに一度クリニックを訪ねてみてはいかがでしょうか。

Q小児矯正を行うメリットについて教えてください。
A
わかば歯科医院 院内にはキッズスペースを備える

▲院内にはキッズスペースを備える

小児矯正は成長の力を利用できるのが一番のメリットです。成長の度合いを見ながら進めていくので時間はややかかるかもしれません。また、成人矯正では歯を並べるスペースを確保するために抜歯が必要になることもある一方、小児ならば床矯正で顎を広げることも期待できます。さらに、小児矯正においては伴走者として欠かせない親御さんのストレスも、小学校低学年のうちならばまだ少なく済むのではないでしょうか。一般的に反抗期にさしかかるような頃には12歳臼歯も生えてきて、ちょうど矯正もほぼゴールになるでしょう。

Q歯並びを悪いまま放置しているとどんなデメリットがありますか。
A
わかば歯科医院 小児矯正は将来の歯の健康を守ることにつながる

▲小児矯正は将来の歯の健康を守ることにつながる

問題のある歯列を放置しているとうまく歯磨きができなかったり、汚れがたまりやすくなったりするため、虫歯や歯周病になりやすくなるでしょう。また、噛み合わせがずれていると、噛む力が弱くなり、また全身への力の入れ具合も変わってくるといわれ、例えばスポーツでも実力を発揮できない可能性もあります。実際、アメリカのメジャーリーグでは入団前に歯並びを必ずチェックしているとか。実は歯並びは健康寿命に関係するということも知っていただきたいですね。そういった意味では、小児矯正は将来にわたり子どもの健康を守ることを目的にしていると言っても良いのではないかと思っています。

Q貴院ではどのような小児矯正を行っていますか。
A
わかば歯科医院 できるだけ痛みやストレスの少ない治療法を提案

▲できるだけ痛みやストレスの少ない治療法を提案

顎を広げることが目的の床矯正をメインとしながら、必要な場合はワイヤー矯正、マウスピース型装置を用いる矯正を併用することもあります。床矯正は約2年間、1日14時間つけていただくので、小学校低学年のうちに済ませておくのがお勧めです。また、日頃お子さんが正しい発音がしづらそうだったり、口がぽかんと開いている、一本でも受け口になっている場合は5歳からでも相談いただけますので、早めの受診をお勧めします。先にマウスピース型装置を用いて顎を正しい位置へと促す矯正や口腔周辺の筋肉を鍛えるトレーニングもして、悪習慣の改善を図ります。そうして本来の成長の力を借り、歯が正しい並びで生えてくることをめざしていきます。

Qメインとしている床矯正について詳しくお聞かせください。
A
わかば歯科医院 矯正をしようか迷っているなら、まず相談してほしいという

▲矯正をしようか迷っているなら、まず相談してほしいという

床矯正とは床装置で顎を広げるための治療なのですが「顔が大きくなってしまうのでは?」と不安に思う方も少なくありません。でも、実際には歯が並んでいるアーチの整えを図っていくものなんですよ。歯並びが悪い場合、狭いV字歯列になっていて、舌は下に落ち唇は開いたままで口呼吸になりがちです。これを床矯正で広いU字歯列へと導き、正しい歯並びのための土台作りを図ります。さらに舌は裏顎につけて唇は閉じるといった正しい習慣が身につくようにしていきます。実は、床矯正は大人からでもできますが強い痛みが生じやすいです。一方、小学校低学年ならば成長過程に行うことで痛みを感じにくいので、その間に行うのをお勧めします。

ドクターからのメッセージ

田中 佳世先生

学校健診では伝えきれないこともあります。問題なしという結果が出ても、お子さんの歯並びで少しでも気になる点があるならば、一度、クリニックを訪ねてみてはいかがでしょうか。例えば、犬歯が生え替わった時などは問題点を見つけやすいチャンスです。常に異常がないかどうかチェックするためにも仕上げ磨きはできるだけ長く続けても構わないと、私は考えています。当院では矯正はコスト面から難しいという方にも、口を開けたままにしないためのトレーニング方法などの紹介もしています。子どもの歯並び、全身の健康のために、できることから始めてみませんか。

自由診療費用の目安

自由診療とは

床矯正/18万7000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/38万5000円~、ワイヤー矯正/17万6000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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