全国のドクター9,096人の想いを取材
クリニック・病院 158,815件の情報を掲載(2024年3月28日現在)

  1. TOP
  2. 千葉県
  3. 柏市
  4. 柏たなか駅
  5. 渡辺歯科医院
  6. 出っ歯・八重歯・歯並びをきれいに総合歯科医院で受ける矯正治療

出っ歯・八重歯・歯並びをきれいに
総合歯科医院で受ける矯正治療

渡辺歯科医院

(柏市/柏たなか駅)

最終更新日:2021/10/12

渡辺歯科医院 出っ歯・八重歯・歯並びをきれいに 総合歯科医院で受ける矯正治療 渡辺歯科医院 出っ歯・八重歯・歯並びをきれいに 総合歯科医院で受ける矯正治療
  • 自由診療

専門的な知識が必要とされる矯正治療。しかし、専門性を究めるあまり虫歯や歯周病の治療が一切できない矯正専門の歯科医院も少なくない。そこで、今回は総合的に診ることのできる歯科医院と矯正専門の歯科医院双方の良いところを合わせ持った治療を行っている「渡辺歯科医院」を取材。総合歯科医院で矯正治療を受けるとどんな点が変わるのか、渡辺邦広副院長に話を聞いた。

(取材日2016年1月23日)

トータル治療のできる歯科医院だから、矯正分野以外のことにも目配りした治療が可能に

Qトータル治療を行うメリットを教えてください。
A
渡辺歯科医院 「歯科は人と人の関係が大きなウエイトを占める」と渡辺副院長

▲「歯科は人と人の関係が大きなウエイトを占める」と渡辺副院長

トータル治療とは、口の中のことならすべて診ることのできる診療です。トータル診療ができると、治療の選択肢が増えるだけでなく、悪くなったところ以外に問題点がないか広い視野で治療にあたることができ、治療の順序も適切に判断することができます。例えば、銀歯をかぶせる虫歯治療のケースでは銀歯をかぶせる際に歯茎の状態が重要となることがあります。そうすると、銀歯をかぶせる前に歯周病の治療も必要になってきます。さらに、その歯周病の原因が歯並びの悪かったことによる汚れのたまりやすさだったのならば、矯正の治療もできると完璧ですよね。このように、トータル治療では総合的な問題解決が可能になります。

Qトータル治療ができると矯正治療はどう変わりますか?
A
渡辺歯科医院 渡辺副院長は月1回、矯正専門の歯科医師のもとで症例研究も行う

▲渡辺副院長は月1回、矯正専門の歯科医師のもとで症例研究も行う

矯正治療は審美的な治療だと思われがちですが、本来は機能美を追求する治療です。歯並びがきれいになったことによって、歯磨きがしやすくなり、歯周病になりにくくなり、その結果、快適に食べられるようになる、ということをめざします。機能が良い歯は結果的に見た目もきれいです。機能美を改善する必要があるということは、裏を返せば、現在、歯には歯周病や虫歯など機能を阻害する何らかの問題が起きている、と考えられます。トータル治療が可能な歯科医院ではこうした矯正以外の歯科治療も行いながら治療ができます。当院でも、虫歯になりやすい金具装着期間中、歯に問題が起きていないかチェックしながら通院できますよ。

Q矯正の治療について基礎から教えてください。
A
渡辺歯科医院 無理に非抜歯で矯正すると噛み合わせに支障が出ることも

▲無理に非抜歯で矯正すると噛み合わせに支障が出ることも

矯正には歯を大きく動かす大矯正、歯を少しだけ動かす小矯正があります。大矯正にはマルチブラケットというワイヤーの金具を使う方法、小矯正にはマウスピースを使う方法などがあります。方法によって適用できる範囲が異なるので、歯を動かす量の見極めが重要です。歯を動かす量以外には、歯を抜く矯正かそうでないか、も選択肢の1つになるでしょう。矯正で歯を抜くのを嫌がる患者さんは多いものです。しかし、歯並びは歯の生えるスペースがないために悪くなっていることが多いため、非抜歯で矯正できるケースは少ないです。歯の横を0.2~0.5mmずつ削ってできたスペースで歯を並べ直すことができる場合ならば非抜歯でも矯正が可能です。

Q矯正治療を受けたほうがいいかどうか知りたいです。
A
渡辺歯科医院 「自分の決断なら、つらくても頑張れる」と渡辺副院長

▲「自分の決断なら、つらくても頑張れる」と渡辺副院長

当院では、矯正治療を受ける・受けないはともかく、矯正治療を受けたほうが良い患者さんにはその旨アドバイスをしています。トータル治療の一環として矯正のアドバイスも行っているので、当院は矯正治療のための診断料はいただいておりません。また、小さなお子さんの場合、強制的に始めたほうがいいケースを除いて、お子さん自身が歯並びを気にするようになったら矯正治療を始めるようにしています。矯正はトータルで数十万というお金がかかるうえに、痛かったり、食べにくかったり患者さんにとても負担を強いる治療です。途中で治療を辞めてしまうのは、そのお金を捨てるようなもの。それを避けるための措置ですね。

Q矯正は若い年齢で治療を受けたほうが良いのでしょうか?
A
渡辺歯科医院 孫持ちや子ども好きなスタッフも多数在籍している

▲孫持ちや子ども好きなスタッフも多数在籍している

幼稚園生でも小学校6年生でも基本は変わりません。しかし、幼稚園生の場合は顎の成長にともなって再び歯並びが元に戻ってしまうこともあるので注意が必要です。例えば、下顎が前に出っ張る受け口の矯正の場合、脳を支える上顎が先に成長し、身長の伸びに合わせて下顎が成長するため、結局、成長期に再び下顎が出っ張ってしまいます。矯正治療は大人の歯が全部きれいに並んだ時がゴールですから、小学校中学年~高学年ぐらいから行うのがいいと僕は考えています。できるだけゴールに近いところから始めるのです。矯正そのものは1年半ぐらいで終わりますから、それなら大人の歯に生え変わってからでも遅くはないという考えです。

ドクターからのメッセージ

渡辺 邦広副院長

矯正治療は幼少期に行い、歯が生え変わるときにはワイヤーだけ伸ばしておいて新しい歯に備える、という歯科医院もあると思います。しかし、総合歯科医院で歯科医師をやってきた僕の経験上、一度矯正によって正しい位置に矯正した歯が生え変わりの時期にまた悪くなる確率は決して低くはありません。当院でトータルな治療を行っているからこそ、矯正治療によって虫歯や歯周病などの不具合が起きてしまった患者さんを僕は多く目にしてきました。僕自身が治療するときは矯正治療によって患者さんの歯を悪くしてしまうのは絶対避けたいと考えています。総合的な観点から矯正治療を受けたいとお考えの方はお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療60万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access