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渡辺 邦広 院長の独自取材記事

渡辺歯科医院

(柏市/柏たなか駅)

最終更新日:2020/12/16

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一般歯科をはじめ、小児歯科、口腔外科、矯正治療、インプラント治療、歯周病治療など、幅広い症状に対応している「渡辺歯科医院」。父から同院を引き継いだ渡辺邦弘院長がさまざまな分野の診療をすべて担当している。「歯科医師はあらゆる領域を広くカバーすることが必要だと考えています」と話す渡辺院長の穏やかな口調の中に治療に対しての誠実さが伝わってくる。口腔内全体を包括的に診ることで、主訴以外の問題点を探り、治療の順序を判断。また口腔内の状態を患者自身にも把握してもらうことで治療への意識を高め、予防の大切さを伝えている。歴史ある同院を継承し、多岐にわたる症状を診療する「トータル治療」に注力しながら、地域に根差した診療を続けている渡辺院長に治療方針や心がけていることなどを聞いた。
(取材日2019年6月25日)

あらゆる分野の「トータル治療」をめざして

歴史ある歯科医院だと伺いました。

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父である先代院長が開業してから41年たちます。かくいう私も現在41歳。当院とともに、私も成長してきたというわけです。物心ついた頃から、診療する父の姿を折にふれて目にしてきました。患者さんに優しく対応している父には、ほのかな憧れを抱いていましたね。また患者さんからも、「ここの先生は優しい」と言われた記憶があります。患者さんと外でお会いすると、「あの歯科医院の息子さんね」と声をかけられたり、同級生からも「渡辺くんの家、歯科医院だよね」と言われて育ってきましたから、そんな周囲の期待に応えようという気持ちはありました。

軸にしている治療方針を教えてください。

歯の「トータル治療」です。1つの専門分野を深く突き詰めることは良いことだと思います。ただ個人の見解としては、歯科医師はすべての領域を広くカバーしてこそだと考えています。実践的な話をすると、特定の治療も他の症状とリンクしていますから、同時に診ていかなければならないのです。また一般歯科をメインとしているクリニックに歯並びを良くしたいという患者さんが来たら、やはり矯正を専門とする歯科医師を呼ばないとならないことも多いでしょう。そこで私は、一般歯科に限らず口腔外科、インプラント治療、矯正、補綴、歯周病と幅広い治療に習熟するよう努めています。そんな考えに至ったのは、大学卒業後に勤務した浦安にある「ふじみ歯科医院」の院長がすべて自分で治療を行っていたからです。そこに15年間勤め、2010年に実家に戻って来ました。

恩師の姿が、そのまま院長の治療方針になっているのですね。

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そうですね。勤務先を千葉方面で探していた時に「ふじみ歯科医院」を見つけたのですが、その求人欄に「勉強できます」と書かれていたのです。卒業後、もっと研鑚を積みたかった私はすぐに面接を受けました。院長先生は非常に厳しい方でしたが、きちんと筋が通っているんです。私は5年間頑張った結果、治療技術はもちろん、患者さんへの治療内容の説明まで身につきましたね。今でも感謝しています。さらにもっと勉強するため、こちらに戻ってきてからも江東区亀戸にある矯正の歯科医院に月2回、患者さんを治療すると同時に学びに行っています。また、インプラント治療は先の勤務先でも実践していましたが、さらに審美面を含むお口全体の治療を学ぶ研究会にも個人的に通って学んでいます。

失ってから気づく、歯の大切さ

日頃から患者さんに伝えていることを教えてください。

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「できるだけ自分の歯でずっと食べましょう」と言っています。どんなに良いインプラントを入れても自分の歯に勝るものはありません。ただ歯というのはいきなり痛くなるわけではなく、おなかを常に打たれるボディブローのように、じわじわ痛みがきいてくるのです。しかしその痛みを「気のせい」だとか「寝たら治る」と無理やり自分を納得させたり、「歯医者に行きたくない、怖い」や「行くのがおっくう」などの気持ちと「我慢」を天秤にかけると、「我慢」が勝ってしまったりして、結局、歯科医院に足を運ばないということも多いと思うんです。しかし歯の大切さは「後悔して気づく」のではないでしょうか。つまり失わないと実感が湧きにくいんです。ですから歯科医師として、どうしてここに来なければいけないのか患者さんに知ってもらうことが大事だと思っています。どんな治療よりもその啓発に一番パワーを使いますね。

では、そんな歯の大切さを実際にどのように伝えていますか?

自分の気持ちを押し出して話すと患者さんも嫌な思いをされるかもしれませんから、冷静に、理詰めで説明するようにしています。顕微鏡でお口の中を確認すると、どんな種類の細菌が歯にどのような影響を及ぼしているのかが推測できるのですが、その口腔内を見せたり、勤務医時代からこれまで診てきたさまざまな症例の写真や文献などが切り張りされているオリジナルのパンフレットをもとに話したりしています。理解してくれる患者さんがほとんどですが、なかなか耳を貸してくれない患者さんには毅然とした態度で言うようにしています。歯が悪くなるということは生活習慣の影響も大きいですから、つまりは自分の責任でもあると思うんです。「1日で悪くなる人はいませんよ。数年かかった病気を短期間で治療するのは無理です」とはっきり言いますね。優しいだけでは、改善には導いていけないと思いますから。

小児歯科も標榜していますが、親御さんにはどんな話をしますか?

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小学生までの虫歯は、お父さん、お母さんのケアにかかっているといっても過言ではありませんから、「仕上げ磨き、頑張ってくださいね」と言っています。最低でも小学校中学年まで1日1回は仕上げ磨きをしてほしいと思っています。歯を1本ずつ丁寧に磨いてあげてくださいね。昔に比べて虫歯は減ってきています。歯のエナメル質の修復を助けるフッ素が入った歯磨き粉も売られていますし、親御さんのお子さんに対する歯への意識も高まっていますからね。

小児矯正は本人の意思を尊重

虫歯が減った一方で、子どもたちに増えてきた症状はありますか?

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歯並びが悪い子が増えてきたように感じます。1本の歯の面積が昔より大きくなってきたせいで、他の歯に影響しているのだと考えます。そのような場合は矯正治療が必要になりますが、治療中は噛みにくい、歯磨きがしづらい、痛みが伴うといった負担が考えられます。親御さんの要望だけでなく、本人が矯正を望まない限り、治療はしたくないですね。周りのお友達と比べた時に「何か嫌だな、気になるな」と思ったその気持ちが、初めて矯正治療を頑張るモチベーションにつながると考えるからです。また早く矯正に取りかかっても、成長によって戻ってしまうケースもあります。幼稚園時代に治療してもまた元の状態に戻ってしまう子もいるんです。一人ひとりの気持ちに寄り添って、そして歯の状況に合わせた矯正治療をしていきたいです。

キッズスペースも備えていますね。

小さいお子さんを連れて来院する患者さんのために、キッズスペースはゆったりとした広めのスペースを確保しました。診療中はスタッフがお子さんを見守ることもできますし、親御さんがユニットからキッズスペースの様子を見ることができる小窓がついた診察室もあります。また、保育士資格を持ったスタッフが月曜から水曜の午前中に勤務しているので、その時間帯に来院してもらえれば、お子さん連れでも安心して治療を受けてもらえるのではないでしょうか。

最後に読者へメッセージをお願いします。

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お母さんが受診したことをきっかけに、お子さんが来院するようになることもあり、最近では30~40代の子育て世代の患者さんが増えてきています。マタニティー歯科も行っており、安定期に入れば診療も可能ですから、気になることがあればご相談ください。また幼稚園や保育園、小学校の嘱託歯科医・学校歯科医も務めているので、普段から地域の子どもたちを診療しています。さまざまな症状に対応する「トータル診療」を行っていますので、親御さんが抱えるお子さんのお口の心配事やご自身の悩みなど、どんなことでも気軽に聞いてほしいですね。自分に合うクリニックを見つけて、ぜひ定期的に歯科医院に通うことをお勧めします。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/60万円~、インプラント治療/35万円、マウスピース型装置を用いた矯正/85万円~

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