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横山 大樹 院長の独自取材記事

とみせ歯科室

(柏市/北柏駅)

最終更新日:2020/04/01

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JR常磐線北柏駅から車で5分ほどの住宅街にある「とみせ歯科室」は、約40年もの間地域とともに歩んできたクリニック。2012年に建て替えた建物は、開放感あふれる吹き抜けのある待合室をはじめシックモダンな内装。間仕切りタイプ・個室タイプの診療ユニット、メンテナンスルームも用意され、年代に関わらず通いやすい造りとなっている。診療は、ともに日本歯周病学会歯周病専門医である院長の横山大樹先生と、前院長の横山かやの先生の2人体制。歯周病治療をベースに口腔内全体をしっかりと治療し、治療終了後は健康な状態を長持ちさせることを重視してメンテナンスに力を注いでいる。
(取材日2015年12月10日/情報更新日2020年2月18日)

これまでもこれからも、地域に根差した歯科医院

40年近くの歴史あるクリニックだと伺っていますが、とてもきれいですね。

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ありがとうございます。当院は前院長である母が1980年に開業し、2012年に建て替えました。吹き抜けや白を基調にした色遣いで全体を明るくし、光が多く差し込むデザインにして、歯科医院を好きになってもらえるような空間をめざしました。ありがたいことに患者さんにも好評のようです。患者さんの中には、開業時から40年近く通ってくださっている方、おじいちゃん、おばあちゃんからお孫さんまで3代で通院してくださる方もいます。私も前院長も日本歯周病学会歯周病専門医なので、歯周病治療に関してはインターネットで調べて遠くからもいらっしゃいます。しかし、当院の最も基本的な役割は地域のかかりつけ医であり、「とみせ歯科室」という名前も、この富勢(とみせ)という地域に根差した治療をしていきたいという思いからつけた名前です。

診療方針を教えてください。

大学を卒業してから2009年に当院に戻るまで勤務していた歯科医院で学んだのが「口の中全体を1つのものとして考えた治療」の重要性です。歯科治療では、個々の歯の治療をしっかり行うのはもちろんですが、口の中全体を考えて治療し、良い状態をできる限り長く保つことが最も大事です。また、歯周病治療は他の治療を行うベースとなる必要不可欠なものだと考えています。口腔内環境が悪化している場合は、歯周病治療なしにインプラント治療や入れ歯など「上物」にあたる治療をすることはあり得ません。口の中をトータルで考え、ベースの歯周病治療と全体の噛み合わせを考えた治療を行うことが非常に大切です。治療後の患者さんにお伝えしたい大切なことは「治療の終わりはメンテナンスの始まり」ということです。口腔内の良い状態を長く保つには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

「口の中全体のことを考えた治療」とはどのようなものでしょう。

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今お口の中がどういう状態で、トラブルの原因は何で、治すにはどうすればいいのか、治療後の良い状態を長く維持するためには何が必要なのか、という「診立て=診断」を重視し、それに沿った治療を行うことです。歯根の治療や虫歯を削る・詰める治療を上手に行うのは当たり前ですが、治療した歯だけがきれいでも他の部分がダメでは、また治療が必要になります。例えば、インプラント治療は歯の再建に役立つ手段の一つですが、歯を失ったときに、どんなケースでもインプラント治療がいいというものではありません。ベースとしての歯周病治療をしっかりと行った上で、「口の中全体の診立て=治療の設計図」に沿って、必要な所に必要な本数を植立するものです。

歯科医師である以前に、魅力のある人間でありたい

最初の診立てに沿って治療が進むのですね。

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基本的にはそうですが、必ず最初にすべてが決まるわけではありません。例えば歯を失う原因は虫歯や歯周病以外にも歯ぎしりや食いしばり、噛み合わせなどにより強い力がかかりすぎるためなどいろいろあり、原因によって治療方法も変わります。口腔内全体についての治療方針は、ある程度基礎治療を進めていく中で患者さんと話をしながら決まってくることが多いです。その点は、「ここが痛い」「虫歯ですね」という主訴に対する診断とはまた別物だと考えています。

診療の際に大事にしていることは何ですか?

患者さんの来院理由である主訴を解消することです。それに加えて、1本歯を治して「問題があったらまた来てください」ではなく、お口全体を良い状態にして、治療後に「この先5年、10年は大丈夫」という状態になっていることが目標です。そして一番大事なのは、治療の必要なく過ごせる期間を長くすること。そのためにメンテナンスに通ってもらい、何かあれば小さな段階で早めに治療することです。もちろん主訴部分だけの治療を希望される人には、そのリスクや全体の状況をきちんと説明した上でその部分だけの治療を行うこともありますが、できる限りしっかり治して、一人ひとりの患者さんと長く付き合っていきたいと思っています。

院内に歯科技工士さんがいること、担当歯科衛生士制であることも特徴でしょうか。

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父が歯科技工士なので昔からこのスタイルでやっています。必要な情報をその場ですぐに伝えられ、こちらの意図を適切かつスピーディーに反映してもらえるのが強みですね。担当歯科衛生士制については、治療の経過がわかるだけでなく、それ以前に人と人との付き合いなのでやはりこの形がいいと思います。メンテナンスだけに通ってくれている人も多く、1時間枠のうち30分はおしゃべりという人もいます(笑)。でもそれでいいんです。それは私たち歯科医師も同じで、前勤務先の院長からも言われていたのですが、「患者さんは病院ではなくドクターにつくもの。だから患者さんを惹きつけられる魅力のある人間であれ」と。その人だから、その人がいるから来てくれるというのは、どんな職業にも共通するものだと思います。

再びしっかりと噛めるように、その状態が続くように

歯科医師になったきっかけなどありましたか?

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「これ!」というきっかけはなく、母が歯科医師、父が歯科技工士だったので、漠然と歯科医師になるものだと思っていました。実際に仕事を始めると、歯科医師は人との触れ合いがあり、痛かったら「痛い」とダイレクトな反応があり、うまくいけば「ありがとう」と感謝される職業だとわかりました。そこはすごく楽しくやりがいがあり、できなければ悔しくもっと頑張らなきゃと思います。治療では、歯周病の進行などで口腔内環境が悪化した状態からだと治療が2、3年かかることもよくありますが、治療後に「通ったかいがあった」と言われるのは何よりうれしいですね。治療を通して口の中への意識が高まり、ブラッシングをしっかり行うようになったなど、患者さんの意識の変化を感じられるのもとてもうれしいですね。

今後の展望をお聞かせください。

通っていただいている患者さんとは末長くお付き合いしていきたいと思っています。何度も言いますが、治療の目標は「定期的なメンテナンスだけで健康な状態を長く保てるようにする」ことです。そのために重要なのが、う蝕や歯周病がかなり進行し、既に歯を何本か失っているような状態であったとしても、しっかり治療を続ければ噛める状態になることを実感してもらうことです。その人に合わせてお話したり、これまでに当院で治療した症例の写真を見てもらったりして、「まずやってみよう」という気持ちになってもらうことを大切にしています。

休日のリフレッシュ法を教えてください。

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子どもが3人いるのですが、まだみんな小さいので、休みの日には子どもたちと遊んでいます。それが一番楽しいですね。あと、最近始めたのは野球です。小学校〜大学まではずっとサッカーをやっていて、その後仕事を始めてからはあまり体を動かす機会はなかったのですが、歯科医師会の野球部に入ったことでまた少し運動するようになりました。午前は野球、午後からは子どもと遊ぶという感じでいいリフレッシュになっています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

虫歯や歯周病は、けがと違って放っておいて自然に良くなることはないので、何かあったらすぐに歯科医院に行ったほうがいいと思います。詰め物が取れてから何ヵ月もたったり、歯周病が進行して何本も歯が抜けてから来院される方は多いですが、症状が小さいうちに早めに治療すれば治療期間は短くて済みます。一度治療して健康な状態にした上で、年に2、3回メンテナンスに通ってその状態を長く維持したほうが体への負担も軽減され通院期間も短くなります。良い状態を長く保つ努力を心がけてもらえればうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント1歯 相談・検査・診断・治療までの標準料金
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※詳細はクリニックへご確認ください

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