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佐藤成樹 院長の独自取材記事

耳鼻咽喉科 葛が谷こまクリニック

(横浜市都筑区/都筑ふれあいの丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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緑豊かな住環境に囲まれたマンションの1階にある「葛が谷こまクリニック」。歯科医院や整形外科、大型スーパーなども隣接している。建物の中は、淡い色調で統一された清潔感あふれるインテリアが印象的。診療室をはじめ、各部屋はゆとりを持った広さになっており、どんな小さなことでも相談してほしいという患者さんとのコミュニケーションを重視する院長の診療コンセプトが伺える。インフルエンザなどの場合には、専用の待合室も利用できるなど細かい配慮も嬉しい。
(取材日2007年6月12日/再取材日2015年6月2日)

父のひとことが、この道へのきっかけ

少年時代はどのように過ごされましたか?

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「こまクリニック」という病院のネーミングにもなったように、宮城県の栗駒という自然あふれる場所に生まれました。子供の頃は風邪を引きやすく、どちらかというと病弱な方だったかも知れません。高校時代は軟式テニス、大学時代は授業よりサッカー!?という先輩の教えに従い、サッカー三昧な日々を送りましたね。社会人になっても、怪我をするまでは、ずっとサッカーは続けていました。

ドクターを志した理由をお聞かせください。

父親が内科医をやっておりましたので、往診や急患などは日常茶飯事。その苦労を幼い頃から見ていたせいで医者にはなりたくなかったですね。高校までは弁護士になりたいと思ってました。それが、ある時「医師という職業は一生学び続けるものだ」という父親のひとことで、コロッと気が変わって「医者になろう」と決めました。おそらく、一生学び続けるという果てしなさに、なにがしかのロマンを感じたのでしょうね。

耳鼻咽喉科を専門とされたのはどうしてですか?

学生時代は一通りの診療科目について勉強をしましたが、内科とか外科というのは、小学校の理科室にも人体解剖図などがあるように、人間の身体の構造は把握しやすかったのですが、自分にとって、耳の中や鼻の奥というと、内部構造がイメージしにくかったんですね。立体的にどうなっているのかが簡単にイメージが分からないから、気になって、もっと探ってみたいという探求心に火が着いたんでしょうね。そこからどっぷりと耳鼻咽喉科にはまることになりました。

港北NTは、私にとっての第二のふるさと

開業についてお聞かせください

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田園都市線周辺は、それこそ学生時代から住み慣れた街。この数十年でずいぶん街も様変わりしましたし、便利になりましたね。第二のふるさととも言えますし、自分のフィールドである場所だったので、ここで開業したのは自然の流れかも知れません。2006年の10月に開業しました。開業する前は、大学病院をはじめ、いろいろな病院での診療も経験しましたが、もちろんやりがいはありますが、やはりその病院の方針もありますし、時間的な拘束もありますよね。大学病院だとたくさんの患者さんが来院されるので、もっとコミュニケーションを取りたいと思っても、時間制限のせいでままなりません。開業すれば、もっと自分の追求したいもの、もしくは患者さんとのコミュニケーションに時間がとれるかもしれないと思ったのも開業するきっかけになったと思います。

新人時代のエピソードなどありますか?

ドクターなら皆さん誰もが経験することでしょうけど、いわゆる注射デビューの日のことです。初めて静脈注射をした時というのは、緊張感や不安感がなんとなく患者さんにも伝わるのでしょう。私が患者さんに初めて注射をした時は、「医者は何人もの患者さんを経て成長していくものだ」と逆に患者さんに勇気づけられました。その温かい言葉は、今でも耳に残っています。何年も医者をやっていると、もちろん経験を積むわけですから慣れてくることもありますし、また新しい発見をすることも様々あります。そんな時、あの時広い心で見守ってくれた患者さんの言葉を思い出して、初心を忘れずにいようと改めて思いますね。

何でも相談できるドクターでありたい

どのように患者さんと接していますか?

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やはり、患者さんとのコミュニケーションを前提とした双方向の医療を目指していきたいと思います。どんな小さなことでも相談して欲しいですね。患者さんもいろんなタイプがあって、たくさん話す人、あまり話さない人と様々ですが、丁寧な医療をと思うあまりに、私が説明やらなにやらいろいろ話していたら、「先生、こんなに丁寧に診察していたら回転率悪いでしょう?」なんて逆に患者さんに心配されたりもしました…(笑)。

めまいに関しての治療に力を入れているそうですね。

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「めまい」というものも、原因が不特定多数あります。病名も様々です。この10数年間でめまいの中でも50歳以上の方に発症率の多い「良性発作性頭位めまい症」に関しての治療法が明らかになってきました。それまでは投薬療法が一般的だったのですが、この病気に関しては運動療法が有効だということがわかったのです。運動といっても、マラソンとかトレーニングではなく、頭を動かしたりする運動ですが。医療は着実に進歩しているんです。「なぜ、めまい治療に力を入れているか?」に関しては、やはり私の中のオタク魂が「分かりづらいモノ、難しいモノ」に関しての探求心をくすぐるからでしょうね。

どんな時にやりがいを感じますか?

患者さんから「ラクになりました」とか「スッキリしました」と言われることがまず嬉しいですね。耳や鼻の病気は、直接的に命に関わるものは多くはないと思いますが、とにかく日常的に不快感がついてまわるものだと思うんです。それが解消されると、やはり気分が全く違いますよね。そして、患者さんひとりひとりとの出逢いでいろんなことを学ばさせていただいてますし、医療にしても「一生勉強」ということをことあるごとに実感させられます。やはり、今振り返ると、高校時代に父が言った言葉というのは、その通りだなぁと思いますね。

専門医の立場から、何かアドバイスをお願いします。

小さなお子さんを持ったお母さんにアドバイスですが、お子さんが鼻をすするようになったら注意が必要です。放っておくと中耳炎などにもなりかねませんので、早めの診察をオススメします。鼻や耳は外からは直接見えない器官です。お子さんのちょっとした行動を見逃さず、常にキレイにしてあげてくださいね。もし、わからないことがありましたら、ご相談にいらして下さい。

この先の展望はいかがですか?

自分としては充実感を感じ、とても満足しています。満足は満足でも自己満足で終わらず、今後も患者さんの満足度もできる限り満たしていきたいと思います。

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