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野口 聖一 院長の独自取材記事

野口歯科医院

(横浜市青葉区/藤が丘駅)

最終更新日:2020/04/01

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地元である藤が丘で開業して20年を迎えた「野口歯科医院」の野口聖一院長。高校時代は薬剤師をめざしていたが、縁あって歯科の道に進み「今は自分に合っていると思います」と語る。子どもから高齢者まで、地域の幅広い年代の歯科診療に携わる中、一生にわたり健全な口腔で健康寿命を延ばしてほしいと、歯を残す治療に力を入れる。また小児歯科やスポーツ用のマウスガードの作製など、地域のニーズに対応した診療にも積極的だ。「患者さん自身に症状や治療について理解し納得してほしい」という野口院長。診察台には、患者も口の中を見ることができる口腔カメラとモニターが備えられているのが特徴的。気さくな人柄と楽しい語り口が印象的な野口院長に、同院の診療の特色や歯を守るための注意点について話を聞いた。
(取材日2019年4月10日)

藤が丘駅前で、子どもから高齢者まで幅広く対応

まず、歯科医師を志された理由を教えてください。

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実は、高校時代は薬剤師になりたいと思っていましたから、歯科医師になるとは思ってもみませんでした。自分の性格から考えて会社員は向いていないような気がしたので(笑)、薬剤師の国家資格を得て手に職をつけて独立したいと考えていました。ところが、大学受験の時、第一志望は薬学部でしたが、とりあえずのつもりで受験した歯学部しか合格できなかったので、気持ちを切り替えて歯学部に入学しました。でも今となっては自分に向いている仕事と感じることが多く、歯科の道に進んで良かったと思っています。

藤が丘で開業されたきっかけは?

私は川崎市で生まれ育ちましたが、高校生の頃に藤が丘に引っ越してきましたので、いわば地元ですから自然にこの地で開業したのです。友人や古くから知っている方に治療して喜ばれると、地元を選んで良かったと思います。またこの地域は健康に対する意識が高く、定期検診やメンテナンスに来られる方が多いのです。開業時と比べると、近辺には歯科クリニックが増えましたが、意外と歯科医師同士仲が良いんですよ。集まって飲むこともありますし(笑)、専門性の高い先生に患者さんをご紹介するなど、クリニック間の連携体制も取れています。

力を注いでいる治療分野についてお聞かせください。

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できるだけ患者さんご自身の歯を残す治療をしたいと思っていますので、特に補綴歯科と歯周病の予防に力を注いでいます。補綴歯科とは入れ歯やブリッジなどの技術を用いて、失った歯の機能を取り戻す治療ですが、私はできるだけ、患者さん自身の歯を生かした治療方法を選択しています。以前は虫歯によって歯を失うことが多かったのですが、現在は歯周病が原因のケースが増えてきましたので、おのずと歯周病の予防や治療に力を入れるようになりました。また、歯を失った方の入れ歯治療にも注力しています。当院は女性患者さんが多く、金具の見えにくい入れ歯のニーズが高いですね。なかなか入れ歯が合わないという方に入れ歯をお作りしたところ、非常に喜んでいただいたこともあります。苦労をして作って良かったとうれしかったですね。

ニーズに対応して小児歯科やマウスガード作製にも注力

マウスガードの作製も行っているそうですね。

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歯の噛み合わせは、スポーツ時のパフォーマンスにも大きく影響を与えることが知られています。誰でも重い荷物を持ち上げたりする時に、奥歯をグッと噛み締めるという経験があると思いますが、噛み合わせのバランスが悪いと、力を発揮できないことがあります。そこでマウスガードで噛み合わせを調整し、持っている力を最大限に引き出すサポートをするのです。マウスガードは市販品もありますが、専門知識を持った歯科医師が作るマウスガードは、精密に型を採って作る、一人ひとりに合ったオリジナルのものなので、着け心地も使用感も違います。またマウスガード作製時には、口腔衛生の検診や歯の治療も併せて行うので、健康管理にも役立つんですよ。

小児歯科ではどのような点を重視されていますか?

お子さんが慣れるまでは様子を見て、嫌がるのを無理矢理に治療を行うことはしないようにしています。無理に治療をして歯科嫌いにさせてしまっては、元も子もありませんからね。私も子育てを経験しましたので、自分の子どものように接するように心がけています。以前と比べるとお子さんと接するのもうまくなったように思いますね(笑)。幼稚園の嘱託医も引き受けていますが、予防が行き届き、子どもの虫歯は本当に少なくなりました。その一方、噛み合わせや歯並びの悪さが目立ちますので、矯正専門の歯科医師をご紹介して、連携しながら診ていくこともあります。

診療の上で大切にされていることは?

こちらから一方的に治療を押しつけるようなことはせず、患者さんの要望されることをよく聞いて、患者さんと一緒に最善の治療法を見つけていきたいと考えています。そして、長い目で将来を見据えた治療を行うことできる限り歯を抜いたり、削ったりせずに済む方法をご提案しています。削った部分を取り戻すことはできませんから、安易に削る治療を選択すべきではないと考えています。スタッフには笑顔とコミュニケーションを大切にしてほしいと思っていますが、みんな私が言わなくてもうまく対応してくれているように思います。

歯科医師として気になる傾向などはありますか?

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高齢化の中で、口腔機能の低下、オーラルフレイルが注目されています。一方、定期的にメンテナンスに来られる方、しっかり噛んで食べられる方は年を取られてもお元気な方が多いように感じます。オーラルフレイルを予防するためにも、お口の手入れや口腔ケアの重要性をお伝えしていきたいですね。歯周病が進み、歯がグラグラ動き始めると悪くなるのを止められなくなってしまうこともあります。そういう方は必ず「もっとちゃんと歯の手入れをしておけばよかった」と後悔されます。定期的に通院するのは大変だと思いますが、ぜひ、将来のために来ていただきたいですね。それがご本人はもちろん、ご家族のためになりますし、医療費の軽減にもつながると思います。

30、40代から将来を考えた歯のケアを始めてほしい

ところでプライベートはどのように過ごされていますか?

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開業当時小さかった子どもも大きくなりました。趣味はこれといってないのですが、下の子がサッカーをしているので、休みの日は試合の応援に行って、動画を撮影するのが楽しみですね。

今後の展望についてお聞かせください。

患者さんそれぞれの要望に適した治療をご提供できるように、治療の幅を広げていきたいですね。このエリアは、歯に対する意識の高い方が多いので、今後も意識の高さを維持していけるように、歯科医師としてサポートしていきたいと考えています。またここもだんだん手狭になってきたので、移転も視野に入れています。あまり手を広げるというのではなく、患者さん一人ひとりにじっくりと時間をかけた丁寧な診療をしたいと思っています。

歯の健康を保つためのアドバイスをお願いします。

毎食後に必ずブラッシングを行うのが理想的ですが、1日3回のブラッシング時間をつくるのはなかなか難しいことだと思います。1日1回でも、重点的にデンタルフロスや歯間ブラシを使って丁寧なブラッシングを心がけてください。1日1回だけでもきちんとケアを行うことで、虫歯や歯周病になるリスクを下げることができます。同じように、お子さんの歯も1日1回は丁寧にチェックをして仕上げ磨きをしてあげてください。また、日常的に口が開いていて口呼吸をしているお子さんは、口腔内が乾燥しやすくなるため虫歯のリスクが高くなり、そのほかの病気を招く原因になるともいわれています。お子さんが口呼吸をしていないか、気をつけてみてください。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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一生にわたる歯の健康という視点で考えると、30代40代は、最初の取っかかりとして大事な時期だと思います。ここから、できるだけ手入れをきちんとして、痛くなくても、最低でも半年に一度、歯科医院を受診するようにすると、将来、後悔しなくて済むと思うのです。この年代は仕事や子育てに忙しく、またまだ歯やお口の健康もあまり気にならないと思うのですが、歯やお口の健康を守るために大切な時期だと意識してください。特にお母さん方は、お子さんのことが第一で、ご自分のケアは後回しにされがちなので、お母さんとお子さん、一緒に予約を取って来院していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミックインレー/5万円~、マウスガード/1万円~、ノンクラスプデンチャー(金具の見えにくい入れ歯)/8万円~

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