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長岡 若菜 院長の独自取材記事

菅井歯科医院 藤沢

(藤沢市/藤沢駅)

最終更新日:2019/08/28

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JR東海道線と小田急線、江ノ島電鉄の3路線が乗り入れるターミナル駅、藤沢駅から徒歩約5分という好立地にある「菅井歯科医院 藤沢」。クリニック内はパーティションで個室と半個室に区切られ、居心地の良いプライベート感を醸し出している。今回話を聞いたのは、今年の4月から院長を務める長岡若菜先生。歯周病治療を専門分野とし、歯科医療の研修機関であるJIADS(The Japan Institute For Advanced Dental Studies)で歯周病とインプラント治療について研鑽を重ねたエキスパートだ。静かな口調の中にも、医療に対する真摯な姿勢と患者に向けた優しい視線が感じられる長岡院長に、いろいろと話を聞いた。
(取材日2018年1月5日)

美容院に行くような軽い気持ちで来てほしい

この4月から院長に就任されたとお聞きしましたが、抱負をお聞かせください。

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歯周病とインプラント治療を2本柱とする当院の基本方針はしっかり引き継いだ上で、歯科医院に受診するハードルをもっと低くしたいですね。美容院やネイルサロンなどに行くような、軽い気持ちで来ていただけるようになったらいいなと思っています。歯周病の予防は、口の中をきれいにすることから始まります。そのための日頃のホームケアも大事ですが、歯科医院での定期的なメンテナンスも欠かせません。これまでも、治療が終わった患者さんには定期的に検診のお知らせをお送りするなど、メンテナンスに来やすい環境づくりは心がけてきましたが、患者さん自身でも、これまで以上に自分の口の中の状態に関心を持っていただければと思います。

患者さんはやはり歯周病で来られる方が多いんですか?

そうですね。でも患者さん自身では気づいていないケースも多いんです。歯周病を自覚して来られるのは40~50代以上の人が多く、虫歯でいらした30代ぐらいの方を診察したところ、歯周病がわかって治療を始めるというケースもあります。成人の約8割が歯周病だといわれているぐらいで、程度の差はあれ、若くても歯周病になり始めている方は少なくありません。歯周病は40代から悪化するといわれているので、それより前からよい口内環境を維持できれば、なったとしても軽く済む可能性が高まります。失われた組織を再生する治療もありますが、そういった治療が必要になってしまう前に、歯医者さんで診断をしていただくことが理想です。まず自分の口内の現在の状態と、そのままだと将来どうなっていくかを知っていただくことが、歯周病対策の第一歩です。当院では、初診の患者さんには、必ず歯周病の検査をしていただくようにしています。

どのような検査をするのですか?

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まず歯茎の炎症や歯周病の原因となるプラークの状態を視診して、その状態を写真撮影します。それから歯周ポケットの深さを測り、レントゲンを撮って歯と骨の状態をチェックします。歯周病がある程度進行している場合は、CTを撮影することもあります。こういった検査をすることで、歯周病の進み度合いをきちんと把握し、適切な治療を進めることができるようになるんです。もし重度の歯周病であることが判明した場合でも、すぐに専門的な治療を進められることは、同院の大きな強みだと言えます。

大事なのは患者の話にじっくりと耳を傾けること

歯科医師としての知識や技術は診療を通して学んだのですか?

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それも大きいですが、それ以外に前院長の勧めでJIADSという外部機関での研修を受けました。歯科医師になった当初は、自分も先輩方のような仕事がしていけるのかどうか、不安に感じていましたが、そこでの研修に参加したことで一段と理解も深まり、できることも増えました。知識や技術だけでなく、エビデンスに基づいて的確な治療をすることの意義や、仕事に対する姿勢も学ぶことができました。さらに患者さんとの接し方や、仕事をしながら学び続けることの大切さなど、本当にいろいろなことが身につきました。

歯科医師としてやりがいを感じるのはどんなときですか?

診察をしていて、患者さんから質問やお話をされることが多くなってきたんです。定期検診のときに「自分はこういうケアをしているんですが、今回はどうでしたか?」「最近すごく頑張ってお掃除しています」など、患者さんの言葉からご自分のお口への意識の高まりを感じられることが、やりがいにつながります。診療を通して大事にしたいと思っているのは、そういった患者さんのお話をじっくりと聞くことなんです。こちらから一方的に説明するのではなく、患者さんの声を聞きながら、患者さん一人ひとりに合ったゴールを決めていきます。やってもらってよかった、不安だったけど話を聞いてホッとした、など、患者さんの笑顔が見られるとこちらもうれしいですね。

印象的な患者さんのエピソードはありますか?

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自分としては歯科医師としての性別を気にしたことはありませんでしたが、意外とその点を気にする患者さんが多いのが印象的でしたね。男性の歯科医師がどうしても苦手で、「女性の先生でよかった」と言ってくれる患者さんも少なからずいらっしゃいます。自分が女医であることが、歯医者に行こうというモチベーションになり得るということは、新たな発見でした。やはり女性のほうが話しやすいのでしょうか。歯科が怖いというイメージを持っている方にとっては、受診しやすくなるひとつの要素なのかもしれません。

患者と二人三脚の治療を進めていきたい

先生が歯科医師をめざしたきっかけをお聞かせください。

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両親が歯科医師で、自宅が歯科医院だったので、自然と自分もめざすようになりました。母が家事も仕事もてきぱきとこなしている姿を見て、すごいなあと思っていました。最も身近な働く女性像が母親の姿だったんです。大学も両親と同じで、両親そろって喜んでくれました。当院で勤務を始めて実感したのは、歯周病が決して治せない病気ではないということでした。患者さんの理解と協力を得ながら、エビデンスに基づいてきちんと治療すれば、たとえ元通りには戻せなくても、それ以上の進行を止めることができます。実際の治療を通してそのことを目の当たりにできたのはよい経験でした。まだ勉強することはたくさんありますが、最近では自分が理解するだけでなく、それを患者さんにもきちんと伝えられるようになってきたかな、と感じられるようになりました。

お休みの日はどんなことをして過ごしていますか?

スポーツジムで体を動かすのがいい気分転換になっています。それまであまり運動していなかったので、ちょっと不健康だなと思って始めてみたんですが、いざやってみたら体の調子がすごくよくなって、仕事にもいい影響がありました。仕事を頑張るためには自分も健康でいなければいけないなと、すごく感じています。「患者さんもこんな気持ちでホームケアを頑張っているのかな?」と思いながら、家で自主トレーニングをしています(笑)。

最後に、読者に向けたメッセージをお願いします。

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治療は歯科医師だけでできるものではありません。これまでもそうでしたが、今後もコミュニケーションを密にして、患者さんと二人三脚での診療を進めていこうと思っています。そのための第一歩は、患者さんに知ってほしいことを正確にお伝えすることです。患者さんがご自分の口の中の状態を正しく認識し、それに応じた適切な治療をしていけるように、お話をさせていただく時間を大切にしていきたいと思っています。口の中は自分の目で見えないので、ちょっと気になることがあっても後回しにしてしまったり、自分では気づかなかったりすることも少なくありません。そのときの状態や、必要なケアの方法を知るためにも、ぜひ一度気軽な気持ちでいらしてほしいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

再生療法(歯周組織再生誘導材料を用いた歯周組織再生療法)10万円~

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