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噛む機能と長持ちのために
仕上がりと手入れにこだわる入れ歯治療

はらだ歯科市役所前診療室

(伊勢原市/伊勢原駅)

最終更新日:2021/10/12

はらだ歯科市役所前診療室 噛む機能と長持ちのために 仕上がりと手入れにこだわる入れ歯治療 はらだ歯科市役所前診療室 噛む機能と長持ちのために 仕上がりと手入れにこだわる入れ歯治療
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歯がなくなった部分を補う入れ歯。費用を抑えつつしっかり噛めるようになることをめざせる保険診療から、素材や見た目にこだわった自費診療まで、種類が豊富な入れ歯治療は誰もが知るポピュラーな治療方法。この入れ歯治療が終わった後、しっかりと噛むことができて違和感もなく、長持ちすることもあれば、使っているうちに痛みや不快感が生じうまく噛めなくなることもあるのだそう。これは何の違いで、現れてくるものなのだろうか。今回、入れ歯を専門にする父からその技術を教わり、丁寧に細かな微調整までしっかりと行うという「はらだ歯科市役所前診療室」の原田総一郎院長に、入れ歯治療の詳細を聞いた。

(取材日2020年6月29日)

長持ちする入れ歯のためには、作製時のこだわりと治療後の定期的なメンテナンスが重要に

Q先生は入れ歯治療が得意だと聞きました。
A
はらだ歯科市役所前診療室 入れ歯治療が得意な原田院長

▲入れ歯治療が得意な原田院長

大学にいた頃から、入れ歯を専門としていた父から保険診療でもしっかりとした入れ歯を作れるように叩きこまれてきました。入れ歯は、いわば職人的な治療とも言えると考えています。野球に例えると、保険診療の入れ歯はスポーツメーカーのグローブではなく、ノーブランドのもの。しかし、使う選手に合わせて調整し、手入れをすることで長く使えるようになります。同様に入れ歯も丁寧に手入れを重ねれば長持ちさせていくことができるようになりますが、自由診療の入れ歯だとさらに素材が丈夫なので長持ちもしやすく、保険ではできない一段レベルの高い入れ歯が提供できます。

Q入れ歯治療にはどのような種類がありますか?
A
はらだ歯科市役所前診療室 入れ歯の種類もさまざま

▲入れ歯の種類もさまざま

基本的には、保険診療についてはプラスチック製になりますが、自費診療の場合、当院では金属床の入れ歯や、留め具のないノンクラスプのタイプなどに対応しています。目立たないほうがいい、ちゃんと噛めるようにしたい、保険診療の入れ歯だとすぐに壊れてしまうといったように患者さんの要望もいろいろなので、丈夫な物なら金属床、お出かけ用で金具が見えてほしくないという人にはノンクラスプを使用するなど、個々のニーズに合わせて選択しています。また、これらを両方作って、用途に合わせて使い分けるという方法も。ただ当院では、保険診療の入れ歯を選ぶ方が多く、自費診療の入れ歯を選ぶ患者さんは少ない印象です。

Q入れ歯治療における保険診療と自費診療の違いは何ですか?
A
はらだ歯科市役所前診療室 自分に合った入れ歯を使い続けることが大切

▲自分に合った入れ歯を使い続けることが大切

保険治療の良いところはだいたいどこの歯科医院でも同じ値段で同じ程度の治療が受けられることです。ただ、プラスチック製のため経年劣化や力のかけ具合でヒビが入ってしまうことがあります。それに対して、自費診療の物は素材を選べますので、丈夫で長持ちさせることにこだわって作ることも可能です。そのため、噛む力が強い方などには自費診療をお勧めしています。保険診療・自費診療に関わらず言えるのは、合っていない入れ歯を使っていると、噛み合わせが崩れることで、だんだん顎の形も変わってきてしまう場合があること。慣れた入れ歯をできるだけ長く使っていただけるように、最初にしっかりとしたものを作ることが重要になります。

Q入れ歯治療にはどんなメリットがありますか?
A
はらだ歯科市役所前診療室 メンテナンスをしていくことで長く使い続けられる入れ歯

▲メンテナンスをしていくことで長く使い続けられる入れ歯

失った歯を補う方法として、入れ歯かインプラントかで悩む人も多いと思いますが、インプラントも治療をしたら終わり、ではありません。10年から15年が寿命といわれていて、それを過ぎると打ち直しになり、高齢の方の場合は負担が大きくなることも。それを考えると一度ご自身にぴったりと合ったものを作りメンテナンスをしていくことで使い続けられる入れ歯は、メリットが大きいですね。特に手術が怖いという人、経済的にインプラントは難しいという人にもお勧めです。使っているうちに不具合があった場合も入れ歯なら保険診療で作り直すことができます。その気楽さも良いところではないでしょうか。

Q入れ歯のケアやメンテナンスについて教えてください。
A
はらだ歯科市役所前診療室 合う入れ歯は歯科医師の職人的な技術なども関わってくる

▲合う入れ歯は歯科医師の職人的な技術なども関わってくる

基本的には洗っていただければそれほど大きく壊れることはないので、むしろなくさない、落とさないことに気をつけていただきたいです。総入れ歯であればそれほどメンテナンスをしなくても問題ありませんが、部分入れ歯は残っている歯が駄目になると入れ歯を作り直さなければいけなくなるので、残っている歯のメンテナンスを徹底してもらうことが大切になってきます。あとは定期検診ですね。定期検診では毎回歯磨き指導をしていますので、それをご自宅でも忘れずに行っていただければと思います。入れ歯が合っていれば周囲の歯への負担は少なくて済みます。良い入れ歯をメンテナンスすることで長持ちさせることが何よりだと考えています。

ドクターからのメッセージ

原田 総一郎院長

入れ歯になったということはもともと何かしらの問題があったということなので、磨き残しや顎の骨などまずは全体を診ることが大切です。違和感がある、使っていてすぐに外れる、当たる部分に傷ができたというときには我慢せず、歯科医院を受診してください。ほとんどの人が、いつかは歯をなくし、入れ歯やインプラント治療を考える日が来るでしょう。そのときに入れ歯のことも思い出していただければと思います。噛みやすく違和感のない入れ歯は、入れ歯作製時の型の採り方、噛み合わせを作る技術、細部の微調整など、歯科医師の職人的な技術やメンテナンスのこだわり方も関係しています。ぜひ、入れ歯治療の得意な歯科医院を見つけてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

金属床/総入れ歯25万円~、部分入れ歯15万円~、ノンクラスプ/10万円~(税抜)

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