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三橋 健一郎 院長の独自取材記事

王禅寺歯科クリニック

(川崎市麻生区/新百合ヶ丘駅)

最終更新日:2019/09/10

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新百合ヶ丘駅よりバスで10分ほどの住宅街にある「王禅寺歯科クリニック」は、スタッフの笑顔が絶えないアットホームな雰囲気のクリニックだ。「当院自慢のスタッフです」と目を細めて話すのは、院長の三橋健一郎先生。駅前ではなく、あえて住宅地を選んだのは「歯科医療を通じて、地域の皆さんと長いお付き合いをしたかったから」とほほ笑む。自身も子育て中とのことで、子どもの相手はお手のもの。開院以来、治療だけでなく予防にも力を入れてきたという同院は、幼児から高齢者まで、家族で通えるかかりつけ歯科医院として地域に根差す。そんな三橋院長に、地域のかかりつけ医としての真摯な思いから今後の展望までじっくり聞いた。
(取材日2019年6月25日)

地域で信頼されるオールマイティーな技術と誠実な対応

まずはクリニックの特徴について教えて下さい。

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開業するにあたって、私は生涯にわたって患者さんのお口の健康を守っていくことをコンセプトに、地域の皆さんに長く通っていただけるクリニックをめざしてきました。小さなお子さんから高齢者まで幅広い年齢層の患者さんにご来院いただき、虫歯から歯周病、インプラント、矯正まで、お口のことなら何でも相談できるかかりつけ医として17年目を迎えました。開院以来ずっと通ってくださる患者さんも多く、中には引っ越しても遠方からわざわざ通い続けてくださる患者さんも少なくありません。予防の大切さをずっと言い続けてきたからか、治療が終わってもメンテナンスに通ってくださる患者さんがほとんどで、予約の半分以上はメンテナンスです。かかりつけ医としてごく当たり前のことをこつこつ続けてきただけですが、地元の方のご紹介で、ここまで患者さんが増えてきたことは、とてもありがたいことだと思っています。

診療方針についてお聞かせください。

まずは治療時間をしっかりとって、一人ひとりの患者さんと丁寧に向き合い、液晶モニターを使ってお口の中の状態がどのようになっているのか、なぜこの治療が必要なのかを丁寧に説明し、必ず納得していただいてから治療に入るようにしています。治療のモットーは、「なるべく削らない、神経を取らない、歯を抜かない」こと。私は口腔外科の出身なので抜歯は得意中の得意ですが、歯科医師の仕事は歯を抜くことではなく、歯を助けることです。長期的な経過を追いながら、抜かずに済む歯はできる限り保存するように治療します。また、できるだけ患者さんの体に負担がかからないよう、痛くない治療を大切にしています。

歯科医療だけでなく、予防歯科にも熱心に取り組んでこられたのですね。

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虫歯は削る時代ではなく、積極的に予防する時代へと変わってきています。当院では患者さんのライフステージや予後を考え、再発のリスクの少ない確実な治療を心がけていますが、治療が終わった患者さんには「これからが本番ですよ」と、予防の大切さを説明しています。予防歯科にも力を入れていて、フッ素塗布から唾液検査、歯磨き指導、甘味指導、PMTCなどプロによる積極的な予防処置に担当制で取り組んでいます。定期検診では歯磨き指導を中心に、歯周病や虫歯のチェック、歯石の除去など、プロの目から見て必要なメンテナンスをします。キュア(治療)からケア(予防)へ。歯周病や虫歯で歯を失わないためにも、予防をしっかりとしていただきたいですね。

地域のかかりつけとして、全身を視野に入れた診療を

訪問診療の相談も増えてきているそうですね。

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新百合ヶ丘の住宅地の開発が始まってから30年ほどになり、この地域でも高齢のため通院が困難になる患者さんも増えてきました。診療範囲は麻生区、青葉区、宮前区、幸区などを中心に、当院から半径16km以内。院内で使っているのと同レベルの機能をもつ機材を持ってお伺いし、虫歯や歯周病の治療から、口腔内のケア、抜歯、入れ歯の作製・調整など、通院とほぼ同じ内容の診療が可能です。医療保険と介護保険のどちらも使えるので、費用は通院の場合とほぼ変わりません。生涯お付き合いできるお口のかかりつけ医として、誠意を持って対応させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

全身疾患をもつ患者の全身管理や対応にも注力されているとか。

高齢になると高血圧、心臓病、脳血管疾患などの持病を抱えている方も多く、歯科治療を行う上で全身管理を必要とするケースが増えてきています。私自身、病院勤務医時代は口腔外科で多くの手術に携わり、全身管理についても熟知していますが、恩師の「歯だけを診るのではなく、患者さんの内科のかかりつけ医と対等に話せるくらい全身も診られないと駄目だ」という言葉が今も心に焼きついています。当院では生体モニターの他、待合室に病院にあるのと同クラスの血圧計を置き、患者さんの体調にも配慮しながら治療しています。高齢の患者さんで「今までずっと元気にやってきた。血圧なんて測ったことない」という方の血圧を測ったらものすごく高くて、すぐに内科を受診するように勧めたところ、糖尿病が見つかったということも珍しくありません。患者さんの持病や薬の種類をしっかり確認の上、安心して治療を受けていただけるよう配慮しています。

印象に残っている患者とのエピソードを教えて下さい。

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80代後半の患者さんが、他院で高額なインプラントを勧められたと言って相談に来られました。その方には20本以上自分の歯が残っていたので、まったく必要がないとお答えしたところ、たいへん喜ばれて帰宅されました。何でもかんでも歯が欠損したらインプラントを入れましょうというのは、患者さんのための歯科医療とはいえないと私は考えています。自分の利益や得意な専門分野を押しつけるのではなく、一人ひとりの患者さんの症状やニーズに合わせて最適な選択肢を提供できる、何でもできる歯科技術があってこそ、信頼してもらえるかかりつけ医だと思っています。

長期的な経過観察で、生涯にわたる健康サポートを

お忙しい毎日だと思いますが、休日はどのように過ごされてますか?

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2歳から12歳まで4人の子どもがいるので、休日は家族と過ごす時間を大事にしています。朝、味噌汁をつくるのは私の役目で、リクエストがあればパスタもつくりますよ。パパのパスタはおいしいとなかなか好評です(笑)。子育て中の妻が病院に通うのにも苦労していたのをさんざん見て来たので、子育て中の女性を応援したいという気持ちは人一倍あるつもりです。それはスタッフに対しても同じで、子どもが生まれても安心して働き続けられる環境を整えていくのも自分の大切な役目だと思っています。

今後の展望をお聞かせください。

2017年にクリニックの面積が2倍になったのを機に、全面リニューアルをしました。より通いやすいクリニックになったと好評をいただいていますが、将来的には隣接する保育園をつくれたら良いなと考えています。当院には向上心のある優秀なスタッフがそろっていますが、女性スタッフが子育てをしながらでも安心して働き続けられる環境を整えることで、患者さんにとっても気心の知れた担当スタッフと長期にわたるお付き合いが可能となります。今もキッズコーナーで遊ぶお子さんをスタッフが見守るなどして、子連れの患者さんからお礼の言葉をいただくこともあるのですが、隣接する保育園があればさらに安心ですよね。これからも、スタッフの笑顔が患者さんに還元されるような、アットホームなクリニックにしていきたいと考えています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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当院では長期的な経過観察を通し、生涯にわたって患者さんの口腔内の健康を守っていくことをコンセプトとしているため、初診時から口腔内写真を撮って、ずっと記録を残していきます。そうすることで小さな変化にも気づきやすいし、そのようなデータの蓄積があることで、10年後、20年後の患者さんの予後を見据えた治療が可能となってくるのだと思っています。お口の中の状況は生活環境や年齢によって刻々と変化していきます。患者さんの「今」だけをみるのではなく、「将来」も見越した治療計画、そして治療後も継続した「質の高いケア」で生涯にわたる健康をサポートしていきたいと思っています。これまでも、そしてこれからも、地域に根差したかかりつけ医として、皆さんと長いお付き合いをさせていただけたらうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

PMTC/2500円~、歯列矯正(子ども)/20万円~

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