生涯続く健康な歯のために
患者と二人三脚で取り組む予防歯科
さわ歯科クリニック
(岐阜市/細畑駅)
最終更新日:2026/06/17
- 保険診療
毎日の食事や生活習慣の積み重ねにより、知らぬ間に虫歯や歯周病のリスクは高まっていく。実際、成人の約7〜8割が歯周病に罹患しているといわれる現代において、トラブルが起きてから通うのではなく、未然に防ぐ「予防歯科」の重要性があらためて注目されている。一人の担当者が経過を詳細に把握することで、微細な変化も見逃さない質の高いメンテナンスに努めている。「ご自身のお口の状態を正しく自覚していただくことが、将来の健康を守る第一歩です」と語る澤明院長。同院が実践する予防歯科のこだわりや流れに加え、3Dスキャナーなどを活用した検査工程、患者の負担を抑えるためのこまやかな配慮について詳しく話を聞いた。
(取材日2026年4月13日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qこちらのクリニックの予防歯科の特徴を教えてください。
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A
予防歯科は、歯や歯茎のクリーニング、口腔環境のチェックなどを通してお口全体の健康を守ることを目的としています。トラブルを未然に防ぐことは、虫歯だけでなく、口臭や歯周病に起因する生活習慣病の予防にもつながります。「無理なく継続していただきたい」という想いから、当院では保険診療内でのケアを主軸とし、一人ひとりの口腔状態に合わせたオーダーメイドのメニューをご提案しています。また、健康維持には日々のセルフケアが欠かせません。私たちのゴールは、患者さんご自身が適切なケアを習得することです。そのため対話を重視し、納得感を持って前向きに取り組めるよう、一人ひとりに寄り添ったサポートを心がけています。
- Q予防歯科で行うことは、痛みが伴いますか?
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A
「歯科医院は痛い場所」というイメージをお持ちの方も多いですが、予防歯科は歯や歯茎のお掃除がメインのため、基本的には強い痛みを伴いません。しかし、お口の状態によっては敏感な方もいらっしゃるため、当院では苦痛を抑える工夫を徹底しています。例えば、水が出る機械が苦手な方には器具を変更し、特に痛みを感じやすい方には手動のブラシを用いて、ゆっくり丁寧に施術を行います。一方で、時間をかけすぎるとお口を開け続ける負担が大きくなるため、基本的には効率の良い電動ブラシを用いてスピーディーに進めています。嘔吐反射の有無など、患者さんの状態や好みに合わせて方法を使い分け、負担の少ないケアをめざしています。
- Q歯科衛生士はどのような役割を担われていますか?
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A
当院では受付を除くすべてのスタッフが歯科衛生士で、予防歯科においては彼女たちが主役となって活躍しています。歯科医師が診断や説明を行う一方で、クリーニングやセルフケア指導は、お口の管理のスペシャリストである歯科衛生士が責任を持って担います。また、患者さんとのコミュニケーションをしっかりとることで、お口の健康を守るパートナーとして、治療意欲の継続や予防意識の向上にもつながっていると思います。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリング
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問診票記入後、エックス線撮影と歯科医師による診察を行い、虫歯の有無や口腔内の状態を確認する。続くカウンセリングでは、現状に加え、予防歯科の目的や重要性についてわかりやすく解説。同院では症例に応じた見本資料を用い、メンテナンスの進行に伴う歯茎の変化を具体的に示しながら、めざすべきゴールを共有する。あらかじめ見通しを示すことで、患者が改善を実感しつつ、意欲的に通院を継続できるよう配慮している。
- 2口腔内写真の撮影
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歯科衛生士が専用カメラで口腔内を撮影する。重要なのは比較のしやすさであり、過去の写真と正確に比較できるよう、常に同じ角度や体位での撮影を徹底している。撮影は、症状の変化が確認できたときに説明とともに行うほか、変化が少ない場合でも記録として年1回は実施する。視覚的に状態を把握することで、患者がケアの重要性を実感し、納得してメンテナンスを継続できるようにするための大切なプロセスである。
- 3染め出しをし、3D口腔内スキャナーで撮影
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歯科衛生士が染め出しを行う。同院では3色の染料を用い、新しい汚れから蓄積した古い汚れまでを識別する。続いて、小型カメラで口腔内を撮影する歯科用3Dスキャナー(口腔内スキャナー)を用いて記録を行う。色の識別能力に長けた高精度なスキャナーを用いることで、歯や歯茎の形態や汚れの付着状況を詳細な立体画像として記録でき、歯の裏側など、鏡を通した肉眼では確認できない細部まで確認することができる。
- 4画像データをもとに歯科衛生士が説明
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結果をもとに、現在の口腔内の状態を詳しく解説する。染め出しの3色の識別により、磨き残しのある部位や「どの部分にどのようなリスクがあるか」を視覚的に示し、さらに3D画像を活用することで見えにくい裏側の状態まで確認。その上で、歯ブラシの当て方などセルフケアの具体的なアドバイスを行う。特に、自覚症状が出にくい軽度の段階から自身の状態を理解し、炎症や汚れに気づくことが、セルフケアへの意識向上につながる。
- 5定期検診
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初診時はカウンセリングと検査を主とし、実際のクリーニングは次回以降に実施する。次回来院は1ヵ月以内を目安とし、その後の通院頻度は口腔内の状態に応じて個別に設定。炎症が治まり状態が安定すれば、3〜4ヵ月に1度の定期検診へ移行する。継続的にケアを受けることで、健康な口腔内の状態を長期間維持することをめざす。

