全国のドクター9,193人の想いを取材
クリニック・病院 160,576件の情報を掲載(2023年1月31日現在)

  1. TOP
  2. 岐阜県
  3. 岐阜市
  4. 西岐阜駅
  5. えばた歯科
  6. 江幡 晃治 院長

江幡 晃治 院長の独自取材記事

えばた歯科

(岐阜市/西岐阜駅)

最終更新日:2022/02/24

20211111 113388 top

岐阜市の郊外、西中島の住宅街で院長の江幡晃治先生が開業し、28年間にわたって地域の歯科クリニックとして信頼されてきた「えばた歯科」が移転リニューアルした。静かな住宅街の中にあった旧クリニックから徒歩数分の主要道路沿いでアクセス至便な好立地だ。新クリニックは片流れと呼ばれる屋根が目を引くスタイリッシュな外観。バリアフリー設計の院内は明るく、壁にはさまざまな絵が飾られ、患者の目を和ませている。新しい設備や機器を取り入れる一方で「患者さんファースト」の方針は変わらないという江幡院長。リニューアルで新しくなったこと、そしてこれからも守り続けることを聞いた。

(再取材日2021年10月22日)

新クリニックオープンで歯科診療をより身近なものに

明るく快適なクリニックですね。先生のアイデアが反映されているのですか?

1

ありがとうございます。旧クリニックとは番地が変わっただけの近いところでいい場所に恵まれました。広さが2倍になったことで以前からやりたかったことを実現できました。一つはスタッフと患者さんがすれ違わないように動線を分けることです。新型コロナウイルスの感染が心配される今は、できるだけ人が交差しないことは大事ですし、バックヤードは患者さんの目にふれないほうがリラックスして受診してもらえますからね。車いすの方が行き来しやすいバリアフリー設計で、女性の患者さんが7割と多いので洗面所は女性用を広くしました。歯科疾患は症状が出てから受診するより、定期的に来院して重症化する前に治療してほしいと考えています。来院しやすいクリニックにしましたので気軽に受診していただければうれしいですね。

新しい診療スペースや導入された機器について伺います。

診療室は7室で、感染症対策やプライバシーに配慮してすべて個室にしました。このうち2室は可動式の間仕切りを開けてつながるようになっています。親子やきょうだいのお子さんが並んで受診できれば安心してもらえるのではないかと思います。また治療器具の洗浄機と滅菌機は新型のものに替えて、これまで以上に衛生管理を徹底しています。口腔内スキャナーも導入したので今後は活用する予定です。これは口の中を3D撮影し、そのデータをもとに歯型を作るもので、歯型を採るのに粘り気のある印象剤を口に入れられるのが苦手な患者さんは負担が軽くなると思いますよ。

新しくなった一方で、診療方針やスタッフの顔ぶれなど変わらないものもあるでしょうね。

2

移転を機に増員はしましたが、患者さんに親しまれているベテランスタッフはこれまでどおり活躍してくれています。私自身の診療のコンセプトも変わりません。患者さんの症状や悩みをよく聞き、治療方針を納得してもらえるように説明します。つい話し込んでしまうこともありますが(笑)。ここは表通りに面した角地で、岐阜市の中心部に車通勤する人たちの行き来が盛んなんです。そういう方たちの目に留まるのか、新規の患者さんが増えました。それもあって近いうちに歯科医師と歯科衛生士を増員する予定です。新しい知識や感性を持っている人と経験豊富なベテランが一緒になり、信頼される歯科クリニックに成長させたいですね。

口腔外科を専門に多くの「引き出し」を持った診療を

先生はなぜ口腔外科を専門に選ばれたのですか?

3

口腔外科が取り扱う診療は、手術も含め、すべての歯科医師が手がけられることではないという点に興味を覚え、自分もできるようになりたいと思ったのが理由です。たとえ開業して口腔外科の治療をすることが少なくなっても、一生懸命勉強した分、自分の引き出しは増えています。それが開業後もいろいろな症例の治療に役立つだろうと考えました。おかげで今も、広い視点を持って診療できていると思います。口腔外科を専門として修行してきたことで、一歩下がって口腔内全体を診られ、さらに頬が腫れていないかどうかなど、「顔や体も含めて診る癖」が身についています。

修業時代にはさまざまなことを学ばれたのでしょう。

大層なことを学んだわけではありません。ただ、自分で患者さんを診ていく中で、自分なりの哲学、フィロソフィーを打ち立てていければよいと思います。私は35歳の時に開業し、「地域に根差した医療」をモットーとして、口腔外科という専門性を軸に一般歯科、小児歯科にも力を入れてきました。そして、「患者さんのための治療」の実践により近づけるよう、常に知識や技術の向上を意識して努めています。ずっと変わらないのは、「患者さんファースト」ということですね。はやりの言葉かもしれませんが、昔からずっと、一番大切にしていることです。

先生のご専門である口腔外科の患者さんも来られますか?

4

はい、多くおみえになります。一番多いのは親知らずの抜歯ですが、外傷の治療目的もありますし、腫瘍の切除手術もあります。腫瘍の場合は当院で対応できるものとできないものとがあり、後者は大学病院等へご紹介しますが、まずその見極めができることが当院の強みだと思います。ほかに、お子さんの小帯切除術なども行います。大小さまざまですが、毎日何らかの手術を行っていますね。

インプラント治療や小児歯科でも患者目線の診療を

先生はご専門を生かしてインプラント治療にも力を入れていると聞きました。

5

もう20年以上、インプラント治療を行っていることになります。失った機能をかなり良い状態まで復元できることが見込め、入れ歯やブリッジでは難しい症例にも対応できることがあるのがメリットです。費用がかかりますので、例えば4本入れなければいけない歯列に、力の配分をしっかり調整した上で3本にするといったことも可能です。しかしながら、私は症例によって入れ歯やブリッジを優先することもあり、インプラント治療はあくまで選択肢の一つと考えています。得意だからといって、治療実績をやみくもに増やすことはしておりません。事前にしっかりご説明して、適していると思う治療法と患者さんの要望がマッチングした場合のみに施術するようにしています。

インプラント治療後のケアも大切にしていると聞いています。

最近は20~40代と若い方でもインプラント治療を受けられることもあります。そうなると当然インプラントと付き合っていく時間も長くなるわけですから、インプラント治療後のフォローがとても大切だと思っています。人工歯根なので虫歯にはなりませんが、インプラント周囲のケアが大切となってきます。治療直後は毎月、その後は患者さんのライフスタイルに合わせて3~6ヵ月のスパンで定期検診を受けてくださいとお伝えしています。何も自覚症状がないからといって「数年ぶりに歯科医院へ行こう」では遅すぎることもあるので、何もなくとも足を運んでいただきたいと思っています。

先生は小児歯科にも力を入れておられるのですね。

6

小さいうちに慣れておけば、大人になっても抵抗なく歯科医院に通ってくれるでしょうからね。嫌がっても押さえ込むなどの強制的な治療はしません。「今日は歯磨きだけしようね」というふうに、その子のペースに合わせて少しずつ慣れてもらうと、次第に自分から口を開けてくれるようになるものです。歯並びや噛み合わせが正しく育つよう管理や観察するアプローチを咬合誘導といいますが、当院では、機械や器具をなるべく使わず、定期的に観察することが重要だと考えています。器具の装着は苦痛に感じる子もいるでしょう。ですので、どうしても必要でない限り、無理に矯正せず自然なかたちで永久歯が生えてくるように促すことができればと考えています。また必要であればマウスピース型の器具を使った咬合誘導をできる範囲で行い、本格的な矯正については大学病院等にご紹介しています。

今後の展望や読者へのメッセージをいただけますか?

皆さんは毎朝、鏡で顔をご覧になると思います。その時、口の中も見て歯茎や舌の色をチェックしてみてください。そうやって口の健康に関心を持ち、症状や違和感があればなんでも相談していただきたいです。虫歯や歯周病だけでなく口内炎や口唇ヘルペスなどにも対応しています。日頃から通っていれば歯周病や虫歯が重症化する前に気づいて早期の治療につなげることができます。エステに通うような感覚で気軽に来院してもらいたいですね。移転リニューアルして以来、患者さんから「明るくなりましたね」「便利な場所になりましたね」と言っていただくことが多く、良かったと思います。これまで以上に地域の皆さんの身近な歯科クリニックとして貢献していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/33万円~、マウスピース型器具を使った咬合誘導/6万6000円~

Access